SEOとは
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化のことです。簡単に言うと、検索順位を上げるために行うあらゆる施策のことです。
自社サイトの検索順位を上げるためには、
- キーワードの選定
- コンテンツ作成
- 内部設計
- 被リンクの獲得
などが必要になります。
これらを最適化していくことが、SEOと言えます。
SEOの考え方
SEOは、
- キーワード
- コンテンツ
- 内部設計
- 被リンク
この4つの観点から考えると理解がしやすいです。先述したように、これらを最適化することがSEOとなります。
1.キーワード
キーワードでは、主に「キーワード調査」「キーワード選定」を行います。
- キーワード調査:ユーザーが検索するキーワードを調べる
- キーワード選定:調査結果から狙っていくキーワード選ぶ
例えば、ペットフードを販売している会社の場合、
ペットフード(検索Vol. 6,600)
ペットフード メーカー(検索Vol. 720)
ペットフード おすすめ(検索Vol. 390)
ペットフード ランキング(検索Vol. 390)
ペットフード 通販(検索Vol. 260)
「ペットフード」というキーワードから関連キーワードを調べ、どのキーワードを狙っていくかを考えます。
※検索Volとは、検索ボリュームの略です。検索ボリュームとは、検索数のこと。月間にどれくらい検索されているかがわかります。
2.コンテンツ
コンテンツとは、主に「記事作成」のことです。狙いたいキーワードが決まったら、記事作成を行っていきます。
「記事作成は簡単」と思っている方が多いですが、SEOを意識して記事を書くのは予想以上に難しいです。
現在では、多くの企業がSEO対策をしたメディアを展開しているため、簡単に上位表示できるとは考えないほうが良いでしょう。
3.内部設計
内部設計とは、SEOを意識したサイト設計のことです。このあたりは、エンジニアではないとわからないことが多いと思います。
内部設計でやることは、
- title
- description
- noindex
- canonical
- alt
- サイトマップ
などを最適化することです。
検索エンジンにとってわかりやすいサイト設計にすることで、検索上位を取りやすくなります。
4.被リンク
被リンクとは、他のサイトからのリンクのことです。(外部リンクとも言います)
例えば、他社のサイトが自社のサイトをリンク付きで紹介してくれた場合、被リンクを一つ獲得できたことになります。
SEOにおいて、被リンクは人気票と言われており、被リンクが多いサイトほど信頼性が高く、検索順位も上がりやすくなります。
そのため、「被リンクをいかに獲得するか?」がSEOにおいては重要なテーマとなっています。
なかには、被リンクを購入したり、サテライトサイトを作り自社サイトにリンクを貼るなどの、悪いSEO手法(ブラックハット)を行っている会社もあります。ただし、現在ではそのような小手先の方法は通用せず、逆に大きなマイナスになるため、絶対におすすめできません。