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トヨタ自動車の企業概要
トヨタ自動車は、1937年8月28日に設立され、自動車業界のリーディングカンパニーです。2017年のトヨタブランド単独での自動車販売台数は、約847万台で世界1位であり、名実ともに日本を代表する会社です。
会社名 | トヨタ自動車株式会社 |
設立 | 1937年8月28日 |
事業内容 | 自動車および関連部品の開発、製造、販売、その他 |
代表取締役 | 豊田 章男 |
資本金 | 3970億5000万円(2017年3月期) |
売上高 | 連結:27兆5971億9300万円(2017年3月期) 単独:11兆4763億4300万円(2017年3月期) |
従業員数 | 36万4,445人(2017年3月末現在) |
トヨタ自動車は何をやっている会社?
自動車の製造および販売がメインですが、自動車関連部品の開発や製造、販売も行っています。つまり、自動車のことなら何でもやっている会社です。
自動車以外にも、「金融事業」「エネルギー開発事業」「ロボット事業」「マリン事業」「ユニット販売事業」など、グループ全体で幅広く事業を展開しており、2017年の売上高は連結で約28兆円規模となっています。
■トヨタの事業分野
- 自動車事業
- 金融事業
- エネルギー事業
- ロボット事業
- アグリバイオ事業
- マリン事業
トヨタ自動車の評判
自動車業界の中でもトヨタ自動車は、総じて評判が良いです。自動車業界のリーディングカンパニーなので、「年収・給与」「残業時間」「福利厚生」「仕事のやりがい」「職場の雰囲気」すべての項目で高い水準です。
働き方改革に伴い、総合職の約50%を対象に在宅勤務を可能にするなど、今後もより働きやすい環境が整っていくと考えられます。
トヨタ自動車 | 自動車業界 | |
年収・給与 | ◎ | ◯ |
残業時間 | ◯ | △ |
福利厚生 | ◎ | ◯ |
仕事のやりがい | ◯ | △ |
職場の雰囲気 | ◯ | △ |
トヨタ自動車の採用情報
募集職種
トヨタ自動車のキャリア採用は、「技術系」と「事務系」に分かれています。技術系は、自動車の生産フローにおいて、生産技術者や開発技術者、品質保証など、常に募集されています。
事務系職種は、広報・渉外業務を担当する総務職や採用・育成業務を担当する人事職のことですが、募集は非常に少ないです。会社HPで採用情報を出さずに、転職エージェントの非公開求人などを通して採用するケースが多いので、『リクルートエージェント』や『JACリクルートメント』などの転職エージェントに登録し、求人が出たらすぐに応募できる準備をしておくのが得策です。
■技術系職種
品質保証、技術開発、生産開発、研究開発など
■事務系職種
総務、人事、経理、生産管理、生産企画など
平均年収
トヨタ自動車の平均年収は、700〜800万円です。トヨタ自動車は、グローバル企業なので為替の影響で売上が大きく増減する年があります。それに比例して、年収の増減も生まれやすい企業と言えます。
■各年齢の平均年収イメージ
30歳:600万円
35歳:700万円
40歳:800万円
残業時間
トヨタ自動車の平均残業時間は、月30時間程度です。自動車業界の中では、残業時間が比較的少ない部類に入ります。また、有給消化率が約9割で休みが取りやすく、在宅勤務が一部可能となるなど、今後残業時間は減っていく傾向にあります。
トヨタ自動車の選考難易度
結論を申し上げると、トヨタ自動車の選考難易度は非常に高いです。事務系職種に関して言うと、基本的に欠員が出ない限り募集はしません。そのため、1名の採用枠に対して100人以上の求職者が応募することもザラにあります。
しかし、諦める必要はまったくありません。しっかりと企業研究、面接対策を行えば、内定の可能性は十分にあります。ここで言いたいのは、多くの優秀な人材が少ない枠に応募するので、万全な準備が大切ということです。
■トヨタ自動車の選考プロセス
- 応募
- 書類選考
- 一次面接/筆記試験/適性テスト
- 最終面接
- 内定
トヨタ自動車の面接対策
トヨタ自動車の面接では、下記の2点を強く意識してください。面接官が、知りたいことはこの2点に集約されます。
- なぜ、トヨタ自動車か?
- なぜ、あなたか?
トヨタ自動車が求めている人材像は、「地道に、愚直に、やり抜ける人」「ダイバーシティ」「協調性」です。大きなプロジェクトを成功させるためには、多くの人と関わり、協調性を持ち、やり抜く力が必要です。またトヨタ自動車は、グローバル企業なので、ダイバーシティ(多様性)を重視しています。
トヨタ自動車を志望する方におすすめの転職サービス
トヨタ自動車は、頻繁に中途採用をやる企業ではないので、新しい求人が出たら、すぐに応募できる状態にしておくことが重要です。
また、選考難易度が高いので面接対策は必須です。そのため、転職エージェントに登録して、キャリアアドバイザーとともに万全な準備をしておくことをおすすめします。(転職エージェントは完全無料です)
中小エージェントの場合、トヨタ自動車と取引している可能性が低いので、大手企業が運営する転職エージェントに登録しましょう。例えば、リクルートが運営する『リクルートエージェント』や『JACリクルートメント』です。
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おわりに
ここまでお読み頂き、ありがとうございます。トヨタ自動車がどのような企業で、転職をする場合どのような対策をするべきか、少しでも理解して頂ければ幸いです。
あなたの幸せな転職を願っています。