仮想通貨ライトコイン(LTC)とは?特徴や過去最高値についても解説

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ライトコイン(LTC)とは

ライトコインは2011年10月に誕生した仮想通貨です。元Googleエンジニアのチャーリー・リー氏によって発案されました。

2020年2月時点の時価総額は約1.1兆円で、全ての仮想通貨の中で8番目に位置しています。仮想通貨は新興市場であるため、時価総額上位の順位入れ替わりが激しいですが、ライトコインは比較的安定して上位を維持しています。

ライトコイン(LTC)はビットコイン(BTC)がベース

ライトコインはビットコインのプログラムをベースに作られた仮想通貨です。ビットコインの欠点を補うことを目的に開発されました。

ビットコインの欠点とは「取引承認に時間がかかること」です。

通常時、ビットコインの取引承認は10分程度かかります。送金需要が混み合ったときなどは、より多くの時間を要することもあります。

これに対し、ライトコインの取引承認は2分30秒程度です。そのためビットコインよりも、一定期間内に多くの取引件数を処理することができます。

ライトコイン(LTC)とビットコイン(BTC)の違い

ライトコインとビットコインは発行上限枚数が異なります。ライトコインの発行上限は8,400万枚と、ビットコインの4倍に設定されています。

  • ライトコイン:8,400万枚
  • ビットコイン:2,100万枚

なお、ライトコインはビットコインを凌駕しようとして開発されたのではなく、あくまでビットコインの補完として開発されました。

ビットコインが「デジタルゴールド」と表現されるのに対し、開発者のチャーリー・リー氏はライトコインを「デジタルシルバー」と表現しています。

ライトコイン(LTC)の特徴

ライトコインの特徴は、ビットコインと比較して手数料が安く送金が早いことです。

先述したように、ライトコインは取引承認までの時間が早いため、ビットコインと比較すると、早く送金することができます。

また、決済を目的に作られた仮想通貨であるため、ビットコインと比較すると、送金手数料が安く設定されています。

このように、決済に特化した特徴を持つことで、

  • ビットコイン:価値保存
  • ライトコイン:決済

という棲み分けを行い、ライトコインの存在意義を確立しています。

ライトコイン(LTC)の過去最高値

ライトコインの過去最高値は43,813円です。2017年12月に到達しました。

これに対し、2021年2月時点の現在価格は約22,000円です。ここからおよそ2倍になれば、過去最高値を更新することができます。

ビットコインやイーサリアムが過去最高値を更新しているなか、昔から根強い人気を誇るライトコインも過去最高値更新に向け、上昇していくかもしれません。

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