逆指値注文とは?【意味とメリット・デメリットをわかりやすく解説】

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逆指値注文とは

逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)とは、「指定した価格より高くなったら買い、指定した価格より安くなったら売ることができる注文方法のこと」です。

別名ストップ注文とも呼ばれ、英語では「stop order」と表記されます。

普通の指値注文では、指定した価格より安くなったら買い、高くなったら売りを行うので、指値注文の逆の注文として取引で使われることから、このように呼ばれます。

逆指値注文はどういうときに使うの?

逆指値注文は、損切りライン(損切りをする価格)を決定するときに使われることが多いです。

損切りラインで前もって注文しておけば、株価チャートを見れないときに株価が急速に下がっても自動的に損切りを行えるので、大きな損失を防ぐことができます。

「これ以上下がったら売るぞ」という保険をかける上で、かなり有効活用できる注文方法だと言えます。

逆指値注文のメリット・デメリット

逆指値注文のメリット

逆指値注文のメリットは、「簡単に損切りできること」「トレンドに乗り遅れず資産を買付できること」です。

売付をする場合、あらかじめ損切りラインを決めることになるので、簡単に損切りすることができ、買い待ちする必要がなくなるので、すぐに次の投資へ移ることができます。

また、気になっている資産の価格よりも少し高い価格で買付注文しておけば、その資産が上昇トレンドに入ったときに必ず買付できます。

逆指値注文のデメリット

逆指値注文のデメリットは、「相場が指定した価格に届かない可能性があること」「損切りが早くなり過ぎる恐れがあること」です。

逆指値注文で買付を行った後に、相場がその価格まで届かず、なかなか約定しない状況が起きる可能性もあります。

また、逆指値注文で損切りが行われると、その後に価値が上昇する可能性を捨てることになります。

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