ビットコインやアルトコインを購入する際に、「販売所」と「取引所」どちらで購入するべきか、それぞれのメリット・デメリットを挙げながらお伝えします。
仮想通貨を購入する3つの方法
販売所で購入する
販売所は、運営会社が「売店」のように、仮想通貨を販売しています。運営会社が「1BTCはいくらです」と値段を提示して、購入者は必要な分を購入します。
たばこの販売所のように、販売所がたばこを仕入れて購入者に販売しているので、手数料が取られます。
取引所で購入する
取引所は、株式市場と同じように、「いくらで買う」「いくらで売る」と注文を出し合って売買を行っています。
最近ニュースでは1BTC(1ビットコイン)が200万円を超えたと報道され、注目集めています。
「200万円持っていなければ、ビットコインを購入することはできない」と勘違いされている方もいますが、そのようなことはありません。0.001BTCのように少額からでも購入することは可能です。
ちなみに、コインチェックでは、500円からビットコインを購入することが可能です。
ATMで購入する
インターネット上ではなく、直接ビットコインを取得する方法として「ATM」もあります。
銀行のATMと同じように、手数料が取られるのでおすすめはできませんが、登録不要で仮想通貨を手に入れることができます。
販売所と取引所の違い
販売所と取引所の違いは大きく3つあります。
- 取引相手が異なる点
- 購入画面が異なる点
- 手数料が異なる点
①取引相手が異なる
販売所の場合、取引相手は運営会社になります。(運営会社が仮想通貨を仕入れ、販売しています)
取引所の場合、個人間での売買になります。(「売りたい価格」と「買いたい価格」がマッチすれば取引成立となります)
②購入画面が異なる
販売所の場合、市場の値動きに連動して仮想通貨の価格が表示され、数量を選択して「売りたい」「買いたい」で取引が成立します。
初心者の方にとっては非常に見やすく利便性も高いと言えます。手数料は高いですが。
取引所の場合、個人間での売買の値動き(=リアルな相場)を見ながら、「数量+価格」を選択して「売りたい」「買いたい」で取引をします。
③手数料が異なる
販売所は、手数料が割高になります。買いやすく、売りやすいサービスを提供している運営会社に対して対価を支払うためです。
取引所は、手数料はほぼ無料になります。
結論どちらがいいの?
手間をかけたくなければ、販売所で良いと思いますが、仮想通貨に本気で投資をする場合は取引所が断然おすすめです。