バイナンスの推定売上高について【FTXのCEOが仮説をツイート】

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バイナンスの推定売上高

2021年4月16日に、FTXのCEOであるサム・バンクマン・フリード氏がバイナンスの推定売上高をツイートしました。

ツイートによると、世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスは、2021年第1四半期に10億ドル(約1,100億円)の売上、7.5億ドル(約820億円)の利益があったと指摘しています。

通期換算すると、売上高40億ドル(約4,300億円)、利益30億ドル(3,300億円)と推定しており、この数値をもとに利益率を計算すると76%となります。

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コインベースとの売上比較

2021年4月にNASDAQに上場したコインベースは、通算収益が7.8億ドル(約850億円)〜13億ドル(約1,400億円)と推定されているので、バイナンスがいかにすごいのかがわかります。

バイナンスの上場可能性

NASDAQに上場したコインベースと比較すると、バイナンスはいつ上場してもおかしくない売上高となっています。

バイナンスの上場について、CEOであるチャンポン・ジャオ氏は、「バイナンスUS(アメリカ法人)の3年以内の上場を視野に入れている」と2021年9月の取材で答えています。

しかし、バイナンスUSの親会社であるバイナンス自体が上場する可能性については、「行う予定はない」と答えています。

売上高・利益を見ると、いつ上場してもおかしくはないですが、コンプライアンスの問題や多くの国から警告・規制を受けている現状を考えると、上場にはもう少し時間がかかると予測できます。

ただし、バイナンスはKYC(本人確認)やコンプライアンスの強化に努めており、上場するための準備と見えないこともないです。

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