世界的ソフトウェア企業「オラクル・コーポレーション」の日本支社、日本オラクルの平均年収は1,046万円です。このページでは、そんな日本オラクルの年収を「年度別」「役員」で詳しく解説します。
日本オラクルの平均年収
日本オラクルの平均年収は1,046万円です。国税庁の民間給与実態調査による日本オラクルの平均年収は2倍以上ということがわかります。圧倒的な高年収企業です。
- 日本オラクル:1,046万円
- 平均年収:432万円
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日本オラクルの平均年収の推移
日本オラクルの最新の有価証券報告書を見ると、平均年収は1,000万円前半を推移していることがわかります。
平均年収が1,000万円を超えているのは、ホールディングス企業や従業員数100名前後の少数精鋭企業がほとんです。そんな中、日本オラクルは、3千人近い従業員を抱える事業会社でありながら、安定的に平均年収が1,000万円を超えている驚異的な企業です。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 従業員数 |
2018年 | 1,046万円 | 43.1 | 9.0 | 2,622 |
2017年 | 1,031万円 | 43.1 | 9.3 | 2,497 |
2016年 | 1,027万円 | 41.7 | 8.3 | 2,422 |
2015年 | 1,040万円 | 41.3 | 7.8 | 2,500 |
2014年 | 1,013万円 | 40.9 | 7.9 | 2,406 |
2013年 | 1,010万円 | 40.1 | 7.6 | 2,468 |
出典:有価証券報告書
日本オラクルとは
日本オラクルは、世界最大規模のソフトウェア企業のひとつ、「オラクルコーポレーション」の日本支社です。1985年に日本で設立されて以降、ソフトウェア製品だけでなくハードウェア製品やコンサルティングなども展開してきました。
現在は、ミドルウェアやアプリケーションなどのソフトウェア、サーバー、ストレージ、ネットワーク機器などクラウドで提供しています。
日本オラクルには、社員を癒す存在として「社員犬」として犬が雇われています。
日本オラクル設立当初、社員数が10名程度しかいない時に、「社員犬」が雇われました。社員のストレス緩和はもちろん、リフレッシュすることで想像力を高めるために犬が雇われています。25年以上この文化は続いており、現在はオールドイングリッシュシープドッグの「キャンディ」が4代目「社員犬」として、CEOオフィスに所属しています。
日本オラクルの役職別の年収
日本オラクルの役職別の平均年収を算出しました。日本オラクルは年功序列の企業であるため、年齢を重ねるごとに役職も上がっていきます。係長クラス以上になると1,000万円以上の年収をもらえる可能性があります。
(下表は口コミやindeed、リクナビNEXTなどの情報を独自に集計し算出しました)
年齢 | 平均年収 |
部長クラス | 2,000万円〜(推定) |
課長クラス | 1,500万円〜(推定) |
係長クラス | 1.200万円〜(推定) |
メンバークラス | 600万円〜(推定) |
日本オラクルの年齢別の年収
日本オラクルの年齢別の平均年収を算出しました。日本オラクルは年功序列の企業であるため、年齢を重ねるごとに年収も上がっていきます。30歳以上になると1,000万円以上の年収をもらえる可能性があります。
(下表は口コミやindeed、リクナビNEXTなどの情報を独自に集計し算出しました)
年齢 | 平均年収 |
50代 | 1,500万円〜(推定) |
40代 | 1,200万円〜(推定) |
30代 | 1,000万円〜(推定) |
20代 | 500万円〜800万円(推定) |
日本オラクルの役員の年収
有価証券報告書によると、2018年度に日本オラクルが支払った役員報酬は下記の通りです。
- 社内取締役の役員報酬総額(1名):3,300万円
- 執行役の役員報酬総額(2名):7,700万円(一人当たり約3,850万円)
- 社外取締役の役員報酬総額(4名):5,700万円(一人当たり約1,425万円)
日本オラクルは福利厚生・教育制度が非常に手厚いです。具体的には、下記の制度があります。
【福利厚生】
社会保険完備、確定拠出年金制度、総合福祉団体定期保険、団体長期障害所得補償保険、カフェテリアプラン 健康保険組合保養所、財形貯蓄、社員持株会、各種クラブ活動補助
【教育制度】
人材育成・技術知識などを各フェーズのニーズに合わせ網羅的に提供。例:新入社員研修(ビジネスマナー、プレゼンテーション、ロジカルシンキング、基礎技術研修ほか)、ビジネススキル研修、オンラインラーニング(技術・ビジネススキルほか)
日本オラクルに転職するためには
日本オラクルの転職難易度は高いです。「社会人が選ぶ転職人気企業ランキング」では圏外ですが、ユニークな業界でトップシェアを取っているため、非常に安定しています。一部からの人気も高いため、日本オラクルに転職したい方は対策を練る必要があります。
日本オラクルに転職するために知っておくべきこと
日本オラクルに転職するために知っておくべきことは、4つあります。
- 営業職を積極的に採用
- 営業職以外にも即戦力採用を実施
- 世界中の求人に応募可能
- 非公開求人を保有する転職エージェントを利用する
1.営業職を積極的に採用
日本オラクルは、営業職を積極的しています。
特に日本オラクルは「Oracle Cloud」の営業範囲を拡大しており、大量の人材確保を行なっています。そのため、応募要件は緩く、社会人経験が1年以上であれば応募可能です。学歴不問/第二新卒歓迎であるため、若い人でも積極的に応募できます。
とはいえ、その分競争率も高まるため、何らかの営業経験(特にIT業界での営業経験)がなければ、内定までたどり着くことが難しいと考えられます。日本オラクルにチャレンジしたい方は、一度IT業界での営業経験を積むことで、内定確率が上がります。
2.営業職以外にも即戦力採用を実施
日本オラクルは、営業職以外でも積極的に採用しています。
営業職以外には、マーケティング支援や営業支援、カスタマーサポート業務支援、統合業務管理、人事・人材管理、データベース、ミドルウェア、ハードウェアなど多くの職種で採用が実施されています。
これらの職種では即戦力採用であることが多く、基本的には職種経験が必須です。3年以上や5年以上の経験を求めることも多いため、求人を詳しくチェックしてみる必要があります。
3.世界中の求人に応募可能
日本オラクルの採用ページからは、日本だけでなく世界中のオラクルの支社に応募することができます。
オラクルはアメリカを中心に世界145ヶ国にサービスを提供しており、世界中に拠点があります。それぞれの拠点でも通年で求人が募集されているため、海外で働きたい方は採用ページで働きたい地域の求人を検索してみてください。
4.非公開求人を保有する転職エージェントを利用する
転職エージェントとは、求人紹介や履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接の日程調整、面接後の条件交渉などを担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれる無料サービスです。
日本オラクルは、転職エージェントに「非公開求人」を掲載している可能性があります。日本オラクルのような人気企業が求人を出すと応募者が殺到しやすいため、一般には公開しない「非公開求人」を転職エージェントに発注することが多いです。
日本オラクルの場合、転職難易度が非常に高いので、万全な準備が求められます。転職エージェントでは、日本オラクルの求人紹介はもちろん、日本オラクルから内定を貰うための面接対策を行ってもらえるため、転職エージェントを利用した方が内定確度は高まるでしょう。
- リクルートエージェント:転職支援実績No.1
- JACリクルートメント:ハイクラス転職実績No.1
- パソナキャリア:転職サポートの質が高い
まとめ
日本オラクルの平均年収は1,046万円ということがわかりました。
日本オラクルは通年採用を実施しています。難易度が高いため、転職エージェントなどで入念な対策を行う必要があります。
■まとめ
・日本オラクルの平均年収
1,046万円
・日本オラクルの役職別の年収
部長クラス:2,000万円〜(推定)
課長クラス:1,500万円〜(推定)
係長クラス:1.200万円〜(推定)
メンバークラス:600万円〜(推定)
・日本オラクルの年齢別の年収
50代:1,500万円〜(推定)
40代:1,200万円〜(推定)
30代:1,000万円〜(推定)
20代:500万円〜800万円(推定)
・日本オラクルの役員の平均年収
社内取締役の役員報酬総額(1名):3,300万円
執行役の役員報酬総額(2名):7,700万円(一人当たり約3,850万円)
社外取締役の役員報酬総額(4名):5,700万円(一人当たり約1,425万円)
・日本オラクルに転職するために知っておくべきこと
①営業職を積極的に採用
②営業職以外にも即戦力採用を実施
③世界中の求人に応募可能
④非公開求人を保有する転職エージェントを利用する