世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスが日本市場に参入を検討していることをブルームバークが伝えました。
ブルームバーグの記事によると、「バイナンスは金融庁が認可する国内暗号資産交換業者への登録申請を検討している」とのことです。
これまで金融庁から警告を受けているバイナンスが日本市場に参入すれば、取引所業界の構図が大きく変わることが予測できます。
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バイナンスが日本市場に参入した際に考えられること
バイナンスは、取扱銘柄数が非常に多く、ユーザー数が世界1位の仮想通貨取引所です。日本に参入するとなると、取扱銘柄数は日本の規制に合わせて、減らされると考えられます。
2022年に日本市場に参入したFTX Japanの例を見ればわかりやすいです。
FTXグローバルでは約300種類の仮想通貨を取り扱っていますが、FTX Japanでは15種類ほどの仮想通貨しか扱われていません。
おそらく、バイナンスが日本に参入した場合も、同じようなことが考えられるため、バイナンスをメインの取引所として使っているユーザーにとってはデメリットと考えることもできます。
今後、バイナンスがどのような動きをとっていくかはチェックしていきたいですね。