社会人になるとプレゼンをする機会は増えますよね。いざプレゼン資料を作ろうとすると、手が進まない方が多いと思います。
「プレゼン資料 作り方」や「プレゼン資料 作り方 コツ」と検索すると、いろんな方法が紹介されていて、読むのがめんどくさい!そんな方のために、プレゼン資料のコツを3つに絞って紹介しています。
コツ①:1スライド1メッセージ
プレゼン資料を作り始めると、伝えたいこと(メッセージ)が多くなり、つい1スライドの量が多くなってしまいます。1スライドに複数のメッセージを含めると、下記のようなデメリットがあります。
複数メッセージのデメリット
・文字ばかりのスライドになる
・テンポの悪いプレゼンになる
・聞き手が理解できにくくなる
プレゼンの目的は、あなたの意見を伝えることだけではなく、あなたの意見を聞き手が理解することです。聞き手の気持ちに立ってプレゼンを作りましょう。
コツ ②:フォント
プレゼン資料でフォントの役割は、非常に大きいです。フォントの種類ひとつで、プレゼン資料の雰囲気がガラッと変わります。ここでは、私がセミナーや会議で使う際のフォントの種類とサイズをご紹介します。
フォントの種類
フォントの種類は、①重要箇所と②重要ではない箇所に分けて考えます。重要箇所というのは、大事なメッセージを伝えるときのことです。
フォントの種類(重要箇所)
・Powerpoint:HGP創英角ゴシックUB
・Keynote:ヒラギノ角ゴStdN
フォントの種類(重要ではない箇所)
・Powerpoint:MSPゴシック
・Keynote:ヒラギノ角ゴProN
フォントサイズ
続いてフォントサイズです。フォントサイズは、①大きい文字と②小さい文字に分けて考えます。(フォントサイズは、好みが分かれるので、プレゼン会場の大きさによって聞き手が見やすいように変更しましょう)
フォントサイズ
・大きい文字:108pt
・小さい文字:42pt
コツ ③:まずは手書きでイメージをまとめる
あなたはプレゼン資料を作るとき、なにから始めますか?いきなり、PowerpointやKeynoteに向かっていませんか?プレゼン資料を作る際には、まずは頭の中にあるイメージを紙に起こしてみることをおすすめします。
あなたはこんな経験がありませんか?
- なんとなく伝える内容がある
- プレゼン資料を作り始める
- 何度も何度も修正しながら完成
- なんとなく、満足いっていない
これでは、作業時間が長いだけでなく、満足のいかないプレゼン資料になる可能性が高いです。そこで、下書きという工程をひとつ加えてみましょう。
- なんとなく伝える内容がある
- 紙にイメージをまとめてみる(テキストと図)
- プレゼン資料を作り始める
- 数回修正をする
- イメージ通りのプレゼン資料が完成
こちらの流れの方が、作業時間が短く、より完成度の高いプレゼン資料が出来上がります。私の経験上、作業時間は2分の1になると思います。騙されたと思ってやってみてください。