「過去にリクルートエージェントを利用したことがあるけど、再登録は可能ですか?」このような疑問を持っている方は多いと思います。
結論、リクルートエージェントの再登録は可能です。この記事では、元リクルートの転職エージェントが「リクルートエージェントの再登録は可能か」だけでなく「再登録の注意点」について解説します。
リクルートエージェントへの再登録は可能?
リクルートエージェントの再登録は可能です。一度、リクルートエージェントの登録を解除した場合、過去の履歴はすべて削除されているため、再度公式HPから登録が必要になります。
Q.以前に利用していたが、再度利用したい場合、どうしたらよいですか?
A.お手数ですが、再度「転職支援サービス」お申し込みのお手続きよりお願いします。
出典:リクルートエージェント
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リクルートエージェントへの再登録時に過去の情報を引き継げる?
リクルートエージェントでは、前回の利用から5年以内であれば、過去の情報を引き継ぐことが可能です。
Q.前回の登録情報を利用して、再登録できますか?
A.前回のお申込みから5年以内であれば、前回登録された情報を利用して再登録いただけます。
出典:リクルートエージェント
しかし、下記に当てはまる場合、5年以内に再登録しても過去の情報を引き継ぐことはできません。
※以下の場合は、過去情報の利用ができませんので、あらかじめご注意ください。
- 前回ご利用時に、登録情報消去のご依頼をされた場合
- 前回申込時に入力したメールアドレスが使用できない場合
- 前回申込時に入力したメールアドレスをお忘れの場合
出典:リクルートエージェント
リクルートエージェントの再登録が気まずい方へ【誤解を解く】
よく、求職者の方からこのような相談を受けることがあります。
実は、前回リクルートエージェントを利用した時、キャリアアドバイザーにはとてもお世話になったのですが、結局他の転職エージェント経由で転職したんです。
最後、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーに挨拶もせずに音信不通になってしまって…。だから、再登録が少し気まずいんです…。
このようなことは、全く気にしなくて大丈夫です。
そもそも、こちら側から指名をしない限り、前回と同じキャリアアドバイザーが担当に付くことはほぼありません。もし万が一前回と同じキャリアアドバイザーが担当に付いてしまい、どうしても気まずい場合、担当変更も可能です。また、前回の転職が他の転職エージェント経由だからと言って、今回の転職で不利になることは絶対にありません。
リクルートエージェントは、求職者を企業に入社させることで、企業から成功報酬として料金をいただくビジネスモデルです。そのため、正直に言うと、求職者の登録はあればあるほどありがたいのです。再登録の場合でも、変わらず丁寧に対応してもらえるので安心して利用しましょう。
リクルートエージェントに再登録する際の注意点
リクルートエージェントに再登録する際の注意点は2つあります。
- 前回と同じキャリアアドバイザーに担当してもらえる保証はない
- 前回のように転職活動がスムーズに進むとは限らない
①前回と同じキャリアアドバイザーに担当してもらえる保証はない
前回担当に付いたキャリアアドバイザーが良かったとしても、また担当してもらえる保証はありません。もちろん、求職者側からキャリアアドバイザーを指名することもできます。
しかし、人材業界は人の入れ替えが激しい上に、リクルートは社内移動や組織変更が多い会社です。数年で社内は様変わりします。
そのため、前回担当に付いたキャリアアドバイザーが、全く別の部署にいたり、会社を辞めていたりすることがあります。同じキャリアアドバイザーに担当してもらえる確率は、極めて低いと考えた方が良いでしょう。
②前回のように転職活動がスムーズに進むとは限らない
転職市場の動きは激しく、トレンドも常に変わります。選考は生ものなので、運の要素もあります。前回、トントン拍子に転職が上手く行ったとしても、今回も同じように行くとは限りません。
逆に、前回苦しんていたとしても、今回はトントン拍子に進むかもしれません。
よくあるのが、前回の転職活動がスムーズに進んだので、「今回も大丈夫だろう」と高をくくっているパターンです。このような方は、キャリアアドバイザーのアドバイスに対しても耳を貸さず、結果的に効率の悪い転職活動を送る可能性が高くなります。
つまり、改めてキャリアアドバイザーの話をしっかりと聞き、最新の転職市場動向を把握した上で、新しい気持ちで転職活動を行うことが重要なのです。
ちなみに:サポート期間終了後の再登録はできる?
そもそもリクルートエージェントのサポート期間はどれくらい?
リクルートエージェントは、登録(再登録)したあと、ずっとサポートを受けられる訳ではありません。リクルートエージェントでは「サポート期間」が設けられています。
サポート期間が3ヶ月の理由は、転職成功している求職者のほとんどが約3ヶ月で転職活動を終えているからです。転職活動は「スピード」が非常に大事です。
リクルートエージェントでは、これまでの統計の中で、ダラダラ時間をかけるのではなく、短期で決めることが転職成功の一つの条件であると考えおり、サポート期間を3ヶ月に設定しています。
ただし、必ず3ヶ月でサービス終了となる訳ではありません。事情を説明すれば、サポート期間を延長することもできます。求職者の事情はさまざま。
在職中の方は現職が忙しく、なかなか転職活動に時間を注げません。家庭の事情などもあるでしょう。リクルートエージェントでは、そのような事情を考慮してもらえます。
サポート期間を延長することはできますが、転職活動に「スピード」が大事という事実は変わりません。
転職したい気持ちはあるが、時間の取れない方は、中途半端な転職活動になりがちです。転職活動に時間が割けないのであれば、一旦転職活動を中止することを考えるのも一つの手です。
転職活動は、出来るだけサポート期間内に全力を注げるようにスケジュール調整することを意識しましょう。
サポート期間終了後に再登録はできる?
サポート期間終了後に再登録をすることは可能です。担当者の連絡先を知っていて、関係性が良好の場合は、直接連絡を取ってお願いすることもできます。
ただし、本当に再登録するべきかどうかは考えましょう。先述したように、転職活動に時間を割けないのであれば、再登録しても効率の良い転職活動をすることは難しいです。
もちろん、「良い求人があれば」という感覚で登録するのは問題ありません。その際は、担当者に自身の転職意欲を明確に伝えましょう。担当者との温度差が生まれると、「しつこいな」と感じてしまうかもしれませんからね。
リクルートエージェントと併用するべき転職サービス
転職サービスは、最初から一つに絞るよりも、3〜4社の転職サービスを利用してみることをおすすめします。事実として、転職決定者は平均4.2社の転職エージェントを利用しています。
ここでは、リクルートエージェントと併用するべき転職サービスをご紹介します。
- doda:転職エージェント業界2位
- パソナキャリア:転職サポートが非常に手厚い
- マイナビエージェント:20代の転職に強い
- リクナビNEXT:会員数900万人以上の転職サイト