皆さんは、社内で「MTG」という言葉を見かけた事はありませんか?
ホワイトボードに書かれていたり、メールの文面などで見かけたことがある人もいるかもしれません。
しかし、MTGだけでは何のことか分からないですよね。何だか難しそうだな、と感じている方もいると思います。
この記事では、mtgが何の略語で、どういう意味なのかを解説します。決して難しい内容ではないので、安心してください。
MTGはなんの略?
MTGは「ミーティング(会議)」の略です。
ミーティングを英語で書くと「meeting」となります。「meeting」のつづりから「M」と「T」と「G」をそれぞれ取り、略した表現がMTGとなります。
つまり、社内でMTGという言葉を見かけたら、それはミーティングがどこかで行われるという事です。
どのビジネスにおいても業務効率化は必須だと言えます。ミーティングだと、実際に書く場合は少し長いので、それを簡略化し効率的に表現する為にMTGと略すようになりました。
そもそもミーティングとは
それではミーティングとはどのような意味なのでしょうか。
大辞林第三版によると、
打ち合わせや連絡の為の会合
となっています。
つまり、ある集団に属するメンバーが集まって打ち合わせをする集まりをミーティングと言います。
会社によって差はあるかもしれませんが、大体の場合、ミーティングとは何人かで集まって話し合いをすることになっています。
内容は、状況の報告であったり情報の共有であったり、特に決まりはありません。「自由に集まって自由に発言する場」がミーティングになります。
ミーティングと会議の違いは?
ミーティングに近い言葉に「会議」というものがあります。
イメージ的にはミーティングと同じように思えますよね。
大辞林第三版によれば、会議の意味は
関係者が集まり討論、相談、決議をすること。一定の事柄を相談し決定するための機関
となっています。
先述した通り、ミーティングは「打ち合わせや連絡の為の会合」としか書かれていません。会議との違いは、何かを決定する場であるかどうかです。
会議は話し合いの末、何かを決定すること。ミーティングは話し合いをする事自体が目的です。
つまり、情報共有などの話し合いの場がミーティングで、何かを決定するための話し合いの場を会議がなります。
ミーティングの種類
mtgがミーティングの意味だというのはお分かり頂けたかと思います。ここでは更にもう1歩踏み込んで、ミーティングの種類についても知っておきましょう。
キックオフミーティング
サッカーの試合が始まる事をキックオフと言います。
これをビジネスに例えて、新しいプロジェクトや企画が始まるときに行うのがキックオフミーティングです。
内容としては新しいプロジェクトをどのように進めるべきか、どのようなメンバーで始めるべきかを話し合う場合が多いです。
また、プロジェクトに関わるメンバー同士の士気を高め、団結力を高めるという側面でも使われます。
ブレストミーティング
ブレストとは「ブレインストーミング」の略です。
ブレインストーミングとは、集団で意見を出し合い、お互いの意見に刺激を受けることで、より柔軟性の高いアイデアを出す場です。
ブレストミーティングは社内でアイデアを出し合う時に非常に効果的なミーティングです。メンバー全員が自由にアイデアを出し合う環境が大切になるので、司会進行役の方の技術によって結果が変わります。
まとめ
この記事ではMTGがどのような意味なのかを中心にご説明してきました。まとめると以下のようになります。
- MTGとはミーティングの略であり「meeting」の綴りから「M」「T」「G」を抜き出したものである
- MTGと会議の違いは、MTGは話し合うこと自体を意味し、会議は何かを決定する場を意味する
- ミーティングにはキックオフミーティングや、ブレストミーティングなどの種類がある
ミーティングを進める上で大切なのは、そのミーティングが本当に必要なものなのかどうかを判断することです。
意味の無いミーティングは、参加者全員の時間を奪うだけではなく、士気も下げることになります。
中身の濃いミーティングをする為にも、事前の準備を怠らないようにしたいものですね。最後までお読み頂き、ありがとうございました。