JTBの平均年収はいくら?【職種別の平均年収も解説】

JTBの平均年収日本最大手の旅行会社、JTBの平均年収は推定449万円です。この記事では、そんなJTBの年収や働く環境について解説します。

目次

JTBの平均年収

平均年収
449万円
※口コミサイト
月収
29.9万円
※平均年収から算出

JTBの平均年収は推定449万円です。国税庁の民間給与実態調査によると日本国民の平均年収は432万円なので、JTBの平均年収は平均より少し高いことがわかります。

  • JTB:449万円(推定)
  • 平均年収:432万円

JTBは上場していないため、正確な平均年収は公表されていません。そのため、上記の数値は2020年1月時点での口コミサイトで集計された平均年収です。

回答者の年収範囲は200万円〜1,200万円であるため、出世をしていけば年収1,000万円以上も目指せることがわかります。

JTBはどういう会社?

JTBは1963年に創業され、現在では日本最大・世界有数の事業規模を誇る企業です。グループ全体で28,510人の従業員を抱えている巨大企業でもあります。

近年では、旅行事業を通じて得たノウハウを活かし、イベント関連事業や教育系事業、地域活性化、ホテル、不動産、金融、情報サービスなど多くの事業を展開しています。

JTBの職種別の平均年収

indeedに掲載されているJTBの職種ごとの求人をもとに、職種別の平均年収を算出しました。

(過去3年間にindeedに掲載されていた求人広告および従業員やユーザーからの提供データをもとに推定)

人気職種の平均年収

職種 平均年収
ITコンサルタント 18.9万円(月給)
経理・総務 18.9万円(月給)
人事総務 18.9万円(月給)
カウンタースタッフ 15.6万円(月給)
テレフォンオペレーター 17.1万円(月給)

事務・オフィスワークの平均年収

職種 平均年収
一般事務 18.9万円(月給)
新卒採用一般事務 18.9万円(月給)

JTBの新卒の初任給

JTBの2020年度の新卒初任給は下記の通りです。新卒採用ルートが10以上のコースに分かれているため、ここではメインの3つのコースの初任給をご紹介します。

  • 総合職:初任給210,000円+地域給
  • 基幹職(職種限定なし×転居なし):初任給18,5000円+地域給
  • 基幹職(職種限定あり×転居なし):初任給170,000+地域給

※地域給(首都圏:20,000円、中部:8,000円、西日本:15,000円)

総合職は、将来の管理職育成のために、様々な職種へのジョブローテーションや全国転勤が行われます。基幹職は転居がありませんが、職種へのジョブローテーションの有無によってコースが分かれており、給与にも差があります。

JTBの働き方

JTBのロゴ

JTBでは、本社勤務と店舗勤務によって働き方が変わります。

本社勤務の場合は、平日勤務土日休みの場合が多いです。一方、店舗勤務の場合はシフト制で、土日も出勤する場合があります。

働き方改革は進んでおり、残業時間は21時までになります。子どもがいる場合は、時短勤務や時差通勤なども可能になります。

JTBの社内風土

JTBは多数の事業会社・支店があるため、一概に社内風土を定義することはできません。配属される課や支店によって雰囲気は大きく変わります。

上司との関係も緩いアットホームな職場もあれば、上司との関係が厳しい体育会系の文化が根強く残る職場もあります。主に、個人向けの部署はアットホームで、法人向け部署は厳しいという口コミが目立ちます。

JTBに転職するためには

転職難易度
高い
※独自調査
人気ランキング
22位
※doda

JTBの転職難易度は高いです。「社会人が選ぶ転職人気企業ランキング」では常にトップクラスであり、2019年度では22位を獲得しています。JTBを志望している方は、事前準備が重要になります。

JTBに転職するために知っておくべきことは、4つあります。

  1. 「公式採用ページ」と「求人媒体」で募集職種が異なる
  2. 必須要件は緩い場合が多い
  3. 「求める人物像」の理解が重要
  4. 非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

①「公式採用ページ」と「求人媒体」で募集職種が異なる

JTBでは、常に十数件の求人が募集されています。

注意点は、JTBの「公式採用ページ」とdodaなどの「求人媒体」では募集されている職種が異なることです。

2020年現在、JTBの公式採用ページでは国内営業職や海外支店勤務求人などの事務系職種が募集されています。一方、dodaなどの求人媒体ではエンジニア系の技術職が募集されています。

そのため、JTBに転職したい方は、ひとつの採用ページを見るのではなく、多くの求人媒体を確認することをおすすめします。

②必須要件は緩い場合が多い

JTBの求人は必須要件が緩い場合が多いです。

例えば、ハワイ支店勤務職の採用でも、英語は英検2級程度で応募可能になっています。技術職の場合でも、プログラミング経験さえあれば応募可能な求人が多いです。

③「求める人物像」の理解が重要

JTBの求人は必須要件が緩いため、その分応募する求職者は多くなり、競争率は上がります。

JTBでは、単なる経験やスキルだけではなく、人物像を重視しています。そのため、下記のJTBが求める人物像を理解することが勝ち抜くために大事になります。

■自律創造型社員
・新しい情報やスキルを継続的に習得し、自己成長への努力を惜しまない人。
・物事や組織の課題を認識し、その解決に向けて、自律的 主体的 に考え、行動できる人。
■必要とする資質
・コミュニケーション能力
・ホスピタリティ精神
・主体性
・発想力
・ポジティブ思考

④非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、求人紹介や履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接の日程調整、面接後の条件交渉などを担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれる無料サービスです。

JTBは、転職エージェントに「非公開求人」を掲載している可能性があります。JTBのような人気企業が求人を出すと応募者が殺到しやすいため、一般には公開しない「非公開求人」を転職エージェントに発注することが多いです。

JTBの場合、転職難易度が非常に高いので、万全な準備が求められます。転職エージェントでは、JTBの求人紹介はもちろん、JTBから内定を貰うための面接対策を行ってもらえるため、転職エージェントを利用した方が内定確度は高まるでしょう。

おすすめの転職エージェント

まとめ

JTBの平均年収は推定449万円でした。

JTBは通年採用を行っており、JTBへの転職へのチャンスは多く開かれています。転職エージェントで入念な対策を行うことをおすすめします。

■まとめ

・JTBの平均年収

449万円(推定)

・JTBの職種ごとの平均年収

一般事務18.9万円(月給)

経理・総務18.9万円(月給)

人事総務18.9万円(月給)

カウンタースタッフ15.6万円(月給)

テレフォンオペレーター17.1万円(月給)

一般事務18.9万円(月給)

新卒採用一般事務18.9万円(月給)

・JTBの新卒の初任給

総合職:初任給210,000円+地域給

基幹職(職種限定なし×転居なし):初任給18,5000円+地域給

基幹職(職種限定あり×転居なし):初任給170,000+地域給

※地域給(首都圏:20,000円、中部:8,000円、西日本:15,000円)

・JTBに転職するために知っておくべきこと

①「公式採用ページ」と「求人媒体」で募集職種が異なる

②必須要件は緩い場合が多い

③「求める人物像」の理解が重要

④非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

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