日本IBM(日本アイ・ビー・エム)の平均年収はいくら?【職種別の平均年収も解説】

日本IBMの平均年収

世界最大規模のIT企業、IBMの日本支社である日本IBM(日本アイ・ビー・エム)の平均年収は推定869万円です。この記事では、そんな日本IBMの年収や働く環境について解説します。

目次

日本IBMの平均年収

平均年収
869万円
※口コミサイト
月収
57.9万円
※平均年収から算出

日本IBMの平均年収は推定869万円です。国税庁の民間給与実態調査によると日本国民の平均年収は432万円なので、日本IBMの平均年収は平均より少し高いことがわかります。

  • 日本IBM:869万円(推定)
  • 平均年収:432万円

日本IBMは上場していないため、正確な平均年収は公表されていません。そのため、上記の数値は2020年1月時点での口コミサイトで集計された平均年収です。

回答者の年収範囲は340万円〜2,800万円であるため、出世をしていけば年収2,000万円後半も目指せることがわかります。

日本IBMはどういう会社?

日本IBMは、世界最大規模のIT企業であるIBMの日本支社です。システムインテグレーションやソフトウェア開発などの、コンピューター関連全般のサービスを担っています。

1925年にIBMの日本代理店権を獲得した森村組がベースとなっており、一時は売上高が1兆円を超えていました。現在の売上は9,000億円程度に下がっていますが、日本最大手のIT企業であることには変わりません。

日本IBMの職種別の平均年収

IBMのロゴ

indeedに掲載されている日本IBMの職種ごとの求人をもとに、職種別の平均年収を算出しました

(過去3年間にindeedに掲載されていた求人広告および従業員やユーザーからの提供データをもとに推定)

人気職種の平均年収

職種 平均年収
ITコンサルタント 904万円
パッケージ導入・システム導入 1,312万円
システムコンサルタント 1,260万円
プロジェクトマネージャー 898万円
調達 955万円

IT・情報処理の平均年収

職種 平均年収
システムエンジニア 707万円
ビジネスアナリスト 1,260万円
ネットワークエンジニア 28.5万円(月給)

経営・管理・企画・戦略の平均年収

職種 平均年収
事業戦略 600万円

事務・オフィスワークの平均年収

職種 平均年収
営業事務 600万円
発注業務 766万円

IBMの社長(CEO)ジニー・ロメッティ氏の年収はいくら?

Bloombergによると、IBMのCEOジニー・ロメッティ氏の報酬額は約36億円でした。

ちなみに、世界のCEOの高額報酬トップ10は下記になります。

順位 名前 会社名 年収
1位 サンダー・ピチャイ グーグルCEO 約210億円
2位 デイビット・ザスラフ ディスカバリーCEO 約165億円
3位 ニケシュ・アローラ ソフトバンクグループ副社長 約165億円
4位 マイケル・フライ リバティ・グローバルCEO 約118億円
5位 マリオ・ガベリ ギャムコ・インベスターズCEO 約93億円
6位 サティア・ナデラ マイクロソフト 約89億円
7位 ニック・ウッドマン GoPro創設者 約82億円
8位 グレッグ・マッフェイ リバティ・メディアCEO 約78億円
9位 ジョン・チェン ブラックベリーCEO 約74億円
10位  ラリー・エリソン  オラクルCEO  約71億円

日本IBMのオフィス環境

日本IBMのオフィス環境は、外資系らしくとても充実しています。

著名なデザイナーをもとに作られたオフィスには、壁一面がホワイトボードになっていたり、畳の空間が備えられています。開放感もあり、とてもクリエティブな環境です。

その他、フィットネスセンターも完備されており、最新のトレーニングマシンや専属インストラクターからのレクチャー、ヨガ、リラクゼーションを無料で利用できます。シャワールームやパウダールームもあるため、いつでも気軽にリフレッシュできる環境です。

日本IBMのワークライフバランス制度

日本IBMは、ワークライフバランス制度ににとても力を入れています。特に、モバイルワークへの取り組みが総務省の「テレワーク先駆者百選」に選出されています。

  1. e-ワーク制度
  2. 短時間勤務制度
  3. 育児介護支援プログラム

①e-ワーク制度

e-ワーク制度とは、自宅で勤務できる制度です。昔は育児制度の一環でしたが、現在では理由に関係なく利用することができます。

そのため、日本IBMの社員は、「午前中にカフェで働いて、午後にクライアント企業へ直行、夕方にオフィスで作業」といった自由な働き方を実現することができます。

②短時間勤務制度

出産や介護などのライフステージの変化に合わせて、短時間勤務を行うことができます。働く時間には柔軟性があるため、自身の状況に合わせて業務量を変動させて働くことが可能になります。

例えば、子どもの送り迎えのために朝30分、夕方1時間の時短勤務を行ったり、親の介護に合わせて週3日勤務で働くことも可能です。

③育児介護支援プログラム

時短勤務とは別に、育児介護に関する支援プログラムが充実しています。育児休職や介護休職、看護休職などの制度や、ワークショップ、ベビーシッター割引券、相談窓口の設置など、社員の育児介護に非常に積極的な支援を行っています。

日本IBMに転職するためには

転職難易度
高い
※独自調査
人気ランキング
39位
※doda

日本IBMの転職難易度は高いです。「社会人が選ぶ転職人気企業ランキング」では常にトップクラスであり、2019年度では39位を獲得しています。日本IBMを志望している方は、事前準備が重要になります。

日本IBMに転職するために知っておくべきこと

日本IBMに転職するために知っておくべきことは、4つあります。

  1. 常に200件以上の求人募集
  2. 即戦力採用が中心
  3. IBMの人材ネットワークに登録可能
  4. 非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

1.常に200件以上の求人募集

日本IBMでは、公式採用ページに常時200件以上の求人が掲載されています。求める職務経験レベルや領域も幅広いため、多くの人がチャレンジできる状況になっています。

■職務経験レベル

第二新卒/プロフェッショナル/エグゼクティブ

■領域

コンサルタント/ITアーキテクト/PM・ITスペシャリスト/営業/研究員/コーポレートスタッフ/エンジニア/バックオフィス/マーケティング など

2.即戦力採用が中心

日本IBMでは、基本的に即戦力採用が中心になります。第二新卒採用枠もありますが、数は少ないです。大半の求人では、専門的なスキルや、5年以上・10年以上の経験が求められます。

日本IBMに転職したい方は、まずは今の会社で最低でも5年以上の経験を積み、IT関連のスキル・知見を身に着ける必要があります。

3.IBMの人材ネットワークに登録可能

公式ホームページから、「IBMの人材ネットワーク」に登録することが可能です。

人材ネットワークには、自分の基本情報と職務経験レベル、関心のある領域、スキル、履歴書を登録することができます。登録後は、IBMの最新の採用情報や求人情報をメールで受け取ることができます。

加えて、IBMの人事が履歴書に目を通し、興味を持ってもらえれば面接に進むことが可能です。一般公開されていない非公開求人を打診される可能性もあるため、日本IBMに転職したい方は必ず登録しておきましょう。

4.非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、求人紹介や履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接の日程調整、面接後の条件交渉などを担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれる無料サービスです。

日本IBMは、転職エージェントに「非公開求人」を掲載している可能性があります。日本IBMのような人気企業が求人を出すと応募者が殺到しやすいため、一般には公開しない「非公開求人」を転職エージェントに発注することが多いです。

日本IBMの場合、転職難易度が非常に高いので、万全な準備が求められます。転職エージェントでは、日本IBMの求人紹介はもちろん、日本IBMから内定を貰うための面接対策を行ってもらえるため、転職エージェントを利用した方が内定確度は高まるでしょう。

おすすめの転職エージェント

まとめ

日本IBMの平均年収は推定869万円でした。

日本IBMは数多くの職種で通年採用を行っており、日本IBMへの転職へのチャンスは多く開かれています。転職エージェントで入念な対策を行うことをおすすめします。

■まとめ

・日本IBMの平均年収

869万円(推定)

・日本IBMの職種ごとの平均年収

ITコンサルタント:904万円

パッケージ導入・システム導入:1,312万円

システムコンサルタント:1,260万円

プロジェクトマネージャー:898万円

調達:955万円

システムエンジニア:707万円

ビジネスアナリスト:1,260万円

ネットワークエンジニア:28.5万円(月給)

事業戦略:600万円

営業事務:600万円

発注業務:766万円

・IBMの社長(CEO)ジニー・ロメッティ氏の年収はいくら?

ジニー・ロメッティ氏の報酬額は約36億円

・日本IBMに転職するために知っておくべきこと

①常に200件以上の求人募集

②即戦力採用が中心

③IBMの人材ネットワークに登録可能

④非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

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