マーキュリアインベストメントの平均年収はいくら?【推移・役員報酬】

マーキュリアインベストメントの平均年収

日本トップレベルの年収を誇るファンド、マーキュリアインベストメントの平均年収は1,167万円です。このページでは、そんなマーキュリアインベストメントの年収を「年度別」「役員」で詳しく解説します。

目次

マーキュリアインベストメントの平均年収

平均年収
1,167万円
※有価証券報告書
月収
77.8万円
※平均年収から算出

マーキュリアインベストメントの平均年収は1,167万円です。国税庁の民間給与実態調査によると平均年収は432万円なので、マーキュリアインベストメントの平均年収は約3倍ということがわかります。圧倒的な高年収企業です。

  • マーキュリアインベストメント:1,167万円
  • 平均年収:432万円

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マーキュリアインベストメントの平均年収の推移

マーキュリアインベストメントの最新の有価証券報告書を見ると、1,000万円代前半を推移していることがわかります。

年度 平均年収 平均年齢 平均勤続年数 従業員数
2018年 1,167万円 42 2.9 40
2017年 1,822万円 41 2.9 31
2016年 1,104万円 42 3.0 25

出典:有価証券報告書

マーキュリアインベストメントの役員の報酬

有価証券報告書によると、2018年度にマーキュリアインベストメントが支払った役員報酬は下記の通りです。

  • 社内取締役の役員報酬総額(6名):3億9,688万円(一人当たり約1億3,200万円)
  • 社外役員の報酬総額(6名):3,077万円(一人当たり約510万円)

また、有価証券報告書では、報酬が1億円を超えている役員の氏名と報酬額を公表しています。マーキュリアインベストメントの場合は下記の通りです。

  • 豊島敏俊氏:2億6,200万円

マーキュリアインベストメントとは

マーキュリアインベストメントのロゴ

マーキュリアインベストメントとは、日本を代表するファンド運営会社です。また、連結子会社8社、非連結子会社5社、持分法適用関連会社1社、持分法非適用関連会社2社で構成されているマーキュリアインベストメントグループを統括しています。

事業に関しては、国内外投資家から資金を集めてファンドを運営事業と、自己資金の運用を行う自己投資事業の2つを主に行なっています。投資戦略は下記5つに分類されます。

  1. 成長投資戦略
  2. バリュー投資戦略
  3. バイアウト投資
  4. 不動産投資
  5. キャッシュ・フロー投資

①成長投資戦略

成長投資とは、既存のビジネスの枠組みにとらわれずに挑戦する事業への投資を行うことです。中でもマーキュリアインベストメントは下記3つの要素を重視しています。

  • マクロ経済の成長に伴い需要の伸びが予想される新しいサービスの展開
  • 社会構造の変化に伴い変化が求められる既存産業における新たなビジネスモデル
  • モノ造りに関する管理の技術やノウハウ等の日本の優れた特性を活かすことができる分野の海外市場への展開

このような観点で発掘した企業に対し、中長期的な視野で投資を行います。一時的な状況の変化に左右されない資金面、事業面等の分野での継続的なサポートを行なうことが特徴です。

②バリュー投資戦略

バリュー投資とは本来の価格よりも安く取引される事業・資産への投資のことです。

様々な投資家の投資サイクル等の関係で、安定的な資産・事業であっても本来の価格よりも安い価格で取引されることがあります。

マーキュリアインベストメントは、多様なネットワークを活用することでそのような資産・事業を見つけ、ローン債権(流動化された貸付金)や不動産などを中心にバリュー投資を行っております。

③バイアウト投資

バイアウト投資とは、企業への株式投資を行うことで経営に参画し、企業価値を向上させ、上場や買収の際に利益を得る投資です。

様々なネットワークを用いて、経営の改善だけでなく、成長戦略の立案や新規事業の展開などを行うことで企業価値を向上させます。上場や買収が無かったとしても、株価が上がればその分利益が出るため、積極的に経営に介入していく投資方法です。

④不動産投資

マーキュリアインベストメントは、世界中の様々な地域で不動産投資を行なっています。

特に、経済発展レベルや経済環境に照らし合わせた不動産投資を強みにしています。例えば、中国の成長を見越して北京市の中心的なオフィス外にあるオフィスビル2棟にいち早く投資を行うことで大きな利益を上げました。

また、マーキュリアインベストメントグループでは、子会社であるSpring Asset Management Limitedにおいて、香港証券取引所へ上場しているリート(不動産投資信託)であるSpring REITの管理運営なども行なっています。

⑤キャッシュ・フロー投資

キャッシュ・フロー投資とは、社会インフラ関連・賃貸不動産などの、キャッシュ・フロー収入を安定的に得られる資産に投資することです。主に、ファンド投資を通じて、一定のキャッシュ・フローをもたらす金融商品として投資家へ提供しています。

安定したキャッシュ・フロー投資を行うためには、資産の種類だけでなく、資産管理体制も重要な要素になります。そのため、それぞれの分野でグローバルなフランチャイズや実績を持つパートナーと組み、投資機会の発掘や運用管理を行っています。

マーキュリアインベストメントに転職するためには

転職難易度
高い
※独自調査
人気ランキング
圏外
※doda

マーキュリアインベストメントの転職難易度は高いです。「社会人が選ぶ転職人気企業ランキング」では圏外ですが、高年収のファンド業界でもトップクラスの年収を誇る企業であるため、求人が出ると応募が殺到します。

マーキュリアインベストメントに転職するために知っておくべきこと

マーキュリアインベストメントに転職するために知っておくべきことは、2つあります。

  1. 公開求人での採用は不定期
  2. 非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

1.公開求人での採用は不定期

マーキュリアインベストメントは、通年採用しておらず、不定期に採用を行います。

少数精鋭で運営している企業であるため、一般公開の求人が掲載されることは滅多にありません。たまに求人が出たとしても、業界経験・職種経験が高いレベルで必要であったり、専門的な知見を高いレベルで持っていなければ選考に通らないことが多いです。

一方で、これはあくまで公開求人の話し。企業は、公開求人だけでなく非公開求人を転職エージェントに掲載している可能性があります。

2.非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、求人紹介や履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接の日程調整、面接後の条件交渉などを担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれる無料サービスです。

マーキュリアインベストメントは、転職エージェントに「非公開求人」を掲載している可能性があります。マーキュリアインベストメントのような人気企業が求人を出すと応募者が殺到しやすいため、一般には公開しない「非公開求人」を転職エージェントに発注することが多いです。

マーキュリアインベストメントの場合、転職難易度が非常に高いので、万全な準備が求められます。転職エージェントでは、マーキュリアインベストメントの求人紹介はもちろん、マーキュリアインベストメントから内定を貰うための面接対策を行ってもらえるため、転職エージェントを利用した方が内定確度は高まるでしょう。

おすすめの転職エージェント

まとめ

マーキュリアインベストメントの平均年収は1,167万円ということがわかりました。

マーキュリアインベストメントは滅多に一般公開される求人を世に出しません。そのため、マーキュリアインベストメントに転職したい方は、転職エージェントなどで情報を集める必要があります。

■まとめ

・マーキュリアインベストメントの平均年収

1,167万円

・マーキュリアインベストメントの役員の平均年収

社内取締役の役員報酬総額(3名):3億9,688万円(一人当たり約2,800万円)

社外役員の報酬総額(6名):3,077万円(一人当たり500万円)

豊島敏俊氏:2億6,200万円

・マーキュリアインベストメントに転職するために知っておくべきこと

①公開求人での採用は不定期

②非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

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