バイナンスのコンバートとは？
バイナンスのコンバートとは、仮想通貨を別の仮想通貨に交換する機能のことです。
難しいトレード画面を見る必要はなく、交換する仮想通貨を選ぶだけでトレードができるので、初心者に優しい機能と言えます。
例：BTC（ビットコイン）をUSDT（テザー）に変える
バイナンスのコンバートとトレードの違い
バイナンスの「コンバート」と「トレード」には、仕組み的な違いはありません。トレードにおける、成行注文や指値注文を誰でも直感的に見てわかるようにしたのがコンバート機能です。
バイナンスのコンバートと両替の違い
バイナンスの「コンバート」と「両替」の違いはありません。
コンバートとは、直訳すると「交換」という意味です。ある通貨を別の通貨に交換するという意味においては、「両替」と何ら変わりません。
バイナンスのコンバートのメリット・デメリット
バイナンスのコンバート機能には、デメリットはないと思います。
コンバート機能は、昔から存在していますが、あまり知られておらず、他サイトでは間違った情報で書かれていることが多かったです。
ここでは、コンバートのメリットを4つ紹介します。
メリット①：簡単に仮想通貨を売買できる
バイナンスのコンバート機能は、トレード画面を見る必要なく、簡単に即座に仮想通貨を売買できます。
トレード画面は、トレーダー向けの機能がたくさんあり、初心者にとっては使いづらい側面があります。その点、コンバート画面は、交換したい銘柄を選ぶだけなので非常にわかりやすい仕様になっています。
メリット②：コンバート手数料がゼロ
バイナンスのコンバート機能には、手数料がかかりません。通常のトレードと同様の取引手数料でコンバートすることができます。
※バイナンスの現物取引の手数料は通常0.1％（BNBを利用すると0.075％）
メリット③：スリッページがない
スリッページとは、「表示価格と購入価格の差のこと」です。
仮想通貨の世界は、非常にボラティリティ（価格の変動）が激しいため、表示価格と購入価格に差が生まれることが多いです。
バイナンスのコンバート機能は、スリッページが起きないように、表示価格で購入することができる設計になっています。
メリット④：ウォレット内の端数をきれいにできる
バイナンスでトレードを繰り返していると、どうしても端数が残ってしまいます。（例：0.00001BTC）
そんなときにも使えるのがコンバート機能です。
ウォレットの「フィアットと現物」にある「少額残高をBNBにコンバート」を使えば、細かく残ってしまった端数をすべてBNBにコンバートすることができます。
バイナンスのコンバート手数料【スプレッドについて】
バイナンスのコンバート手数料は無料です。ただし、通常のトレードの成行と指値と同じように取引手数料は発生します。
- 成行：成行モードでは現在の市場価格で即座にコンバートが実行される
- 指値：指定した指値で注文が約定すると、指値価格でコンバートが実行される
バイナンスの取引手数料は、通常0.1％ですが、BNBを手数料として利用すると、25％オフの0.075％の取引手数料となります。
また、当サイトでは、取引手数料がさらに20％オフになる招待コードを発行しています。詳しくは、以下をご覧ください。
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バイナンスのコンバートのやり方【リップルをコンバートする】
バイナンスのコンバートのやり方はとても簡単です。ここでは、リップルをUSDTに成行でコンバートしてみます。
ステップ①：バイナンスのコンバートページにアクセスする
まずは、バイナンスのコンバートページにアクセスします。
ちなみに、左上のボタン（赤枠参照）で「成行」または「指値」を選ぶことができます。コンバートは即時に仮想通貨を交換できるのが魅力なので、基本的には「成行」を選ぶことが多いです。
「指値」で仮想通貨を交換したい場合には、通常のトレード画面を使ったほうが良いかもしれません。
ステップ②：振替元に「XRP（リップル）」を選ぶ
振替元を「XRP（リップル）」にします。
ステップ③：振替先に「USDT（テザー）」を選ぶ
振替先を「USDT（テザー）」にします。
ステップ④：交換する数量を入力してコンバージョンプレビュー
交換したい数量を入力して、「コンバージョンプレビュー」をクリックします。
コンバージョンプレビューとは、「いくらの価格で仮想通貨を交換し、いくら分受け取ることができるかを確認すること」です。
ここでは、XRP10枚をUSDTに交換します。
ステップ⑤：「コンバート」をクリックしてコンバート完了
最後に、コンバートの価格を確認して、「コンバート」をクリックします。
今回の場合、「成行」でコンバートしているため、現在の市場価格で、XRPをUSDTに交換できたことになります。
コンバートに成功すると、以下のように「成功」と表示され、「コンバート済の数量」や「価格」「インバース価格」などを確認することができます。
バイナンスのコンバートの履歴の確認方法
バイナンスのコンバートの履歴は、「注文」>「コンバート履歴」から確認することができます。
コンバート履歴では、
- 日時
- ウォレット
- 取引ペア
- コンバートの種類（成行または指値）
- 振替元（売ったコイン）
- 振替先（買ったコイン）
- 価格
- 更新日
などの詳細な情報を見ることができます。
先ほど、コンバートしたXRP→USDTの履歴を確認することができますね。（赤枠参照）
補足①：バイナンスのコンバートはやると損？
バイナンスのコンバート手数料は無料です。ただし、通常のトレードと同じ取引手数料がかかります。
そのため、コンバートをしたからと言って損をすることはありません。むしろ、初心者の方は、一度試してみることをおすすめします。
補足②：バイナンスのコンバートができない場合
バイナンスのコンバートができない方は、KYC（本人確認）をしていない可能性があります。
バイナンスの公式HPのコンバートQ&Aを見ると、以下のように記載されています。
Binance Convertにおけるすべての機能 (例:指標価格の確認 / 取引確認など) にアクセスするには、お客様のアカウントにログインしてください。すべてのユーザーは本人認証が必要で、既存アカウントの入金 / 出金制限額が適用されます。
本人認証について、詳しくはこちらを確認してください。
補足③：コンバートの最低取引額と最高取引額はいくら？
最低取引額と最高取引額は取引ペアによって異なります。取引ペアを選ぶと、それぞれの最低取引額と最高取引額はプレビューできます。
試しに、振替元を「BTC（ビットコイン）」、振替先を「USDT（テザー）」で見ると、以下のようになっています。
- BTC：最低取引額0.000046BTC／最高取引額230BTC
- USDT：最低取引額1USDT／最高取引額4900000
補足④：コンバートすると税金はかかる？
コンバートは、通常のトレードと同じなので、税金の対象となります。コンバート履歴は、バイナンス上にすべて残っているので必ず申告しましょう。
コンバート履歴は、「注文」>「コンバート履歴」から確認できます。
補足⑤：コンバートを安く行う方法
バイナンスのコンバートは、通常の取引手数料がかかります。バイナンスでは、取引手数料が最大20％オフになる招待コードが用意されています。
招待コードを利用してバイナンスに登録すると、取引手数料がずっと20％オフになります。