ChatGPTをグーグルスプレッドシートに連携する方法【コピペでOK】

ChatGPTをスプレッドシートと連携して、作業を自動化したいけど難しそう…

私も最初は、「難しそう」と思っていましたが、やってみたら思った以上に楽でした。

プログラミングがわからない方でも、コードをコピペすれば、ChatGPTとスプレッドシートを連携できちゃいます。

ChatGPTとスプレッドシートを連携することで、「簡単な調査」なら自動化できてしまいます。

それでは、やっていきましょう。

この記事を執筆するにあたり、ばんかさんのbamka.info、Leila GharaniさんのYouTube動画を参考にしました。

目次

ChatGPTとは

ChatGPTとは、OpenAIが2022年11月に公開したチャットボットです。

こんな感じで、質問をするとAIが回答してくれます。

ChatGPTのサンプル

Q:ビットコインの特徴について教えてください。

A:Bitcoinは、世界初のデジタル通貨であり、ブロックチェーン技術に基づいています。特徴としては、以下のようなものがあります。

1.分散型: Bitcoinは、中央集権型の銀行や政府によって管理されていない、分散型のシステムです。

2.暗号化: Bitcoinは、高度な暗号化技術によって保護されており、プライバシーやセキュリティが高いです。

3.不可逆性: Bitcoinの取引は不可逆性があり、一度ブロックチェーンに記録されたデータは変更することができません。

4.スカラブル: Bitcoinはスケーラブルであり、大量のトランザクションを処理できます。

5.限られた供給: Bitcoinは、最大2100万枚が限られています。

ChatGPTをスプレッドシートに連携する方法

ChatGPTとスプレッドシートの連携

ChatGPTをスプレッドシートに連携することで、多くのことが自動化できると思います。

簡単な調査であれば、AIに任せることができます。連携はコピペでできるので安心してください。

ステップ①:「ChatGPT for Google」をインストール

まずは、Chromeの拡張機能である「ChatGPT for Google」をインストールしましょう。

すでに50万人以上のユーザーがインストールしています。

ChatGPT for Google

ステップ②:OpenAIのAPI Keyを取得

OpenAIに登録してAPI Keysページにアクセスします。

「Create new secret key」をクリックします。

OpenAIのAPI

生成されたAPI keyをコピーします。緑のボタンをクリックすると、簡単にコピーできます。(この後使います)

OpenAIのAPI

ステップ③:Apps Scriptにコードをコピペ

グーグルのスプレッドシートを開きます。

タブにある「拡張機能」から「Apps Script」をクリックします。

ChatGPTをスプレッドシートと連携する

画面が表示されたら、以下のコードを貼り付けます。

「SECRET KEYを入力」の箇所には、先ほどOpenAIで取得したご自身のAPI keyをコピペしてください。


/*
* GPT-3 and Google Sheets
*
* @param {string} prompt Prompt.
* @param {number} temperature (Optional) Temperature.
* @param {string} model (Optional) GPT-3 Model.
* @return Response returned by GPT-3.
* @customfunction
*/
const SECRET_KEY = "SECRET KEYを入力";
//const MAX_TOKENS = 10;
const MODEL_NAME = "text-davinci-003"; // more structured and deterministic: for data
//const MODEL_NAME = "davinci"; // more flexible and creative: for stories, chatbots
const MODEL_TEMP = 0.3;
function GPT(prompt,max_tokens=30) {
const url = "https://api.openai.com/v1/completions";
const payload = {
model: MODEL_NAME,
prompt: prompt,
temperature: MODEL_TEMP,
//max_tokens: MAX_TOKENS,
max_tokens: max_tokens
};
const options = {
contentType: "application/json",
headers: { Authorization: "Bearer " + SECRET_KEY },
payload: JSON.stringify(payload),
};
const res = JSON.parse(UrlFetchApp.fetch(url, options).getContentText());
return res.choices[0].text.trim();
}

最後に、保存(赤枠参照)をクリックします。

ChatGPTをスプレッドシートと連携する

ステップ④:スプレッドシートで質問して回答を得る

あとは、以下の関数を利用して、質問をするだけです。

=IF(ISBLANK($A2),,GPT($A2&”の”&B$1&”を簡潔に教えてください:”,1000))

例えば、上記の関数をセルB2に入力すると、

  • セルA2:BTC
  • セルB1:創設者

「BTCの創設者」となり、AIが「サトシ・ナカモト」と回答してくれます。

ChatGPTをスプレッドシートと連携する

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