フロンティア・マネジメントの平均年収はいくら?【役員の年収も解説】

フロンティア・マネジメントの平均年収

経営コンサルティング会社、フロンティア・マネジメントの平均年収は1,398万円です。このページでは、そんなフロンティア・マネジメントの年収を「役員」「競合比較」で詳しく解説します。

目次

フロンティア・マネジメントの平均年収

平均年収
1,398万円
※有価証券報告書
月収
93.2万円
※平均年収から算出

フロンティア・マネジメントの平均年収は1,398万円です。国税庁の民間給与実態調査によると平均年収は432万円なので、フロンティア・マネジメントの平均年収は約3.5倍ということがわかります。圧倒的な高年収企業です。

  • フロンティア・マネジメント:1,398万円
  • 平均年収:432万円

[nlink url=”https://career-media.net/7002″]

フロンティア・マネジメントってどんな企業?

フロンティア・マネジメントのロゴ

フロンティア・マネジメントとは、M&Aアドバイザリーを中心に経営コンサルティングなどの経営支援を行なっている企業です。2007年に設立されて以降、順調に業績を伸ばし、2018年にマザーズに上場を果たしました。

様々な領域に精通した専門家が多数在籍しているため、フロンティア・マネジメント1社で、クライアント企業のすべてのフェーズの課題を解決することができます。

実際に、提供するサービスの幅はとても幅広いです。経営コンサルティング、M&Aアドバイザリー、経営執行支援、事業再生、クロスボーダーM&A支援、海外進出支援、事業継承、ポストM&A(PMI)、海外事業支援と、クライアントのニーズにあわせて幅広いソリューションを一気通貫型で提供しています。

対応領域に関しても、人材、ビジネス、法律、会計・税務、金融、ITとあらゆる分野に対応できることが強みになります。

フロンティア・マネジメントの企業情報
  • 代表取締役:大西 正一郎
  • 住所:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー41階
  • 資本金:158百万円
  • 従業員数:164人
  • 平均年齢:38.5歳
  • 平均勤続年数:3年
  • 平均年収:1,398万円

フロンティア・マネジメントの役員の年収

有価証券報告書によると、2018年度にフロンティア・マネジメントが支払った役員報酬は下記の通りです。

  • 社内取締役の役員報酬総額(3名):2億0,038万円(一人当たり約6,600万円)
  • 社外役員の報酬総額(4名):2,312万円(一人当たり約570万円)

フロンティア・マネジメントの新卒の年収

フロンティア・マネジメントの新卒の年収は540万円(推定)です。

フロンティア・マネジメントの新卒の月給は366,667円です。加えて、年一回の賞与が、新卒の場合月給の2.7ヵ月相当と公表しているため、基本給が540万円程度になります。ここに残業代や諸手当が加算されると、600万円に届く可能性もあります。

M&A仲介会社との平均年収の比較

フロンティア・マネジメントは経営コンサルティング会社ですが、M&Aアドバイザリーを主軸に事業を運営しています。そのため、ここでは主要M&A仲介会社と平均年収を比較してみました。

結論から申し上げると、フロンティア・マネジメントは第4位でした。

企業名 平均年収 経常利益 従業員数 転職人気ランキング
M&Aキャピタルパートナーズ 3,109万円 約58億円 98人 100位圏外
GCA 2,063万円 約15億円 141人 100位圏外
日本M&Aセンター 1,413万円 約125億円 415人 192位
フロンティア・マネジメント 1,398万円 約6億円 164人 100位圏外
ストライク 1,343万円 約18億円 119人 100位圏外
山田コンサルティンググループ 636万円 約23億円 699人 100位圏外
フォーバル 541万円 約33億円 635人 100位圏外

出典:有価証券報告書

平均年収がトップクラスに高いM&A業界の中でも、フロンティア・マネジメントの年収は高いです。M&A仲介を専門的に行なっている訳ではないため、経常利益も他社と比べると少ないです。

しかし、少数精鋭でM&Aを含めた経営コンサルティングを行うことで、非常に高い利益率を上げており、平均年収が高くなっていると考えられます。

フロンティア・マネジメントに転職するためには

転職難易度
高い
※独自調査
人気ランキング
圏外
※doda

フロンティア・マネジメントの転職難易度は高いです。「社会人が選ぶ転職人気企業ランキング」では圏外でしたが、平均年収が1,000万円を超えている企業であることから、一部から常に熱狂的な人気があります。

加えて、少数精鋭企業であり選考基準も非常に高いことから、フロンティア・マネジメントを志望している方は事前準備が重要になります。

フロンティア・マネジメントに転職するために知っておくべきこと

フロンティア・マネジメントに転職するために知っておくべきことは、4つあります。

  1. 実務経験が必須
  2. 専門的な業務経験でも可
  3. 非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

1.実務経験が必須

フロンティア・マネジメントでは、通年採用を実施しています。求人はすべて即戦力採用になるため、実務経験が必須です。

フロンティア・マネジメントは経営コンサルティング会社ですが、あらゆる領域に対応しています。そのため、単なる経営コンサルティング経験ではなく、下記のいずれかに当てはまる実務経験が必須です。

  • M&Aアドバイザリー業務
  • デュー・ディリジェンス業務
  • ターンアラウンド業務

M&Aアドバイザリー業務とは、企業M&Aを実施する際に、企業に専門的な知見からアドバイスを行う業務のことです。M&Aのリスクを低減し、利益を最大化させるための助言を行います。

デュー・ディリジェンス業務とは、企業M&Aや企業間取引などで行う業務の一つです。「企業の資産価値」「企業が受けるリスク」「予想される収益性」などを、状況に合わせて適性に査定・評価する一連の義務活動のことを指します。

ターンアラウンド業務とは、事業を再生して企業価値を高める業務のことです。事業構造・組織構造・収益構造を改善することで企業価値を向上させる施策を立案します。短期的な収益改善を目指すのではなく、中長期的な目線で行う業務になります。

2.専門的な業務経験でも可

フロンティア・マネジメントは、実務経験がなくとも、下記に当てはまる専門的な業務経験があれば応募することが可能です。

公認会計士/米国公認会計士/税理士/M&Aアドバイザー/証券アナリスト/コンサルタント/弁護士

フロンティア・マネジメントは単なる経営コンサルティング会社ではなく、様々な分野の専門家が在籍することで、あらゆる領域の課題解決を行えることを強みにしている企業です。そのため、専門分野の経験があれば、十分活躍することができます。

3.非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、求人紹介や履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接の日程調整、面接後の条件交渉などを担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれる無料サービスです。

フロンティア・マネジメントは、転職エージェントに「非公開求人」を掲載している可能性があります。フロンティア・マネジメントのような人気企業が求人を出すと応募者が殺到しやすいため、一般には公開しない「非公開求人」を転職エージェントに発注することが多いです。

フロンティア・マネジメントの場合、転職難易度が非常に高いので、万全な準備が求められます。転職エージェントでは、フロンティア・マネジメントの求人紹介はもちろん、フロンティア・マネジメントから内定を貰うための面接対策を行ってもらえるため、転職エージェントを利用した方が内定確度は高まるでしょう。

おすすめの転職エージェント

まとめ

フロンティア・マネジメントの平均年収は1,398万円ということがわかりました。

フロンティア・マネジメントは、上場企業の中で平均年収が1,000万円を超える数少ない企業です。

フロンティア・マネジメントは選考基準が高いため、転職を目指す方は転職エージェントなどで入念な対策を行うことをおすすめします。

■まとめ

・フロンティア・マネジメントの平均年収

1,398万円

・フロンティア・マネジメントの役員の年収
社内取締役の役員報酬総額(3名):2億0,038万円(一人当たり約6,600万円)

社外役員の報酬総額(4名):2,312万円(一人当たり約570万円)

・フロンティア・マネジメントの新卒の年収

年収は540万円(推定)

・フロンティア・マネジメントに転職するために知っておくべきこと

①実務経験が必須

②専門的な業務経験でも可

③非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

目次
閉じる