仮想通貨のIOST(アイオーエスティー)とは?特徴や今後について解説

仮想通貨のIOST(アイオーエスティー)とは

IOSTは、シンガポールに拠点を置くIOST財団によって開発された仮想通貨です。IOSTは、「Internet of Services Token」の略で、「アイオーエスティー」と読みます。

IOSTは、仮想通貨に使用されているブロックチェーン技術を様々なサービスで活用可能にすること目指し、開発されました。

開発は順調に進んでおり、2019年2月にはメインネットが公開されています。メインネットの意味については、こちらの記事も参考にしてみてください。

仮想通貨のIOST(アイオーエスティー)の価格

IOSTは2021年に入ってから急激に価格が上昇しました。2020年末時点では約0.6円でしたが、2021年3月4日には約7.5円を付けました。

IOSTはもともと知名度が低く、日本国内ではほとんど話題に上がらない仮想通貨でした。しかし、2020年9月8日に日本の仮想通貨取引所「コインチェック」で取り扱いが開始されたことで、日本国内で急激に注目を浴びました。

その結果、たった3ヶ月で10倍以上の価格上昇を見せ、2021年3月時点での時価総額ランキングは81位と急激に順位を上げています。

仮想通貨のIOST(アイオーエスティー)の通貨単位

IOSTの通貨単位は「IOST」です。

ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)はアルファベット3文字で通貨単位を表していますが、アイオーエスティーについては「IOST」の4文字で通貨単位を表しています。

例えば、IOSTを10,000枚持っているときは、「10,000IOST」と表記します。

仮想通貨のIOST(アイオーエスティー)の特徴

仮想通貨のIOST(アイオーエスティー)の特徴は3つあります。

  1. 独自のコンセンサスアルゴリズム「PoB」を用いている
  2. 効率分散型シャーディングを採用している
  3. JavaScriptでスマートコントラクトを開発できる

ここからは、それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

特徴①:独自のコンセンサスアルゴリズム「PoB」

IOSTの特徴1つ目は、独自のコンセンサスアルゴリズム「PoB」を用いていることです。PoBとは、「Proof of Believability」(プルーフ・オブ・ビリーヴァビリティ)の略です。

PoBは、ビットコインなどのコンセンサスアルゴリズムであるPoW(プルーフ・オブ・ワーク)の課題を解決することが期待されています。

PoWでは、より早く計算問題を解いた人が報酬を受け取ることができるため、いかに計算能力の高いマシンを有しているかの勝負になり、独占される可能性があります。

一方、PoBでは「ネットワークの貢献度」によって報酬を受け取ることができる仕組みになっています。また、このネットワークの貢献度は、取引が処理される度にリセットされます。

そのため、独占的になりづらく、不正のリスクが軽減された仕組みになっています。

特徴②:効率分散型シャーディングの採用

IOSTの特徴2つ目は、効率分散型シャーディング(Efficient Distributed Sharding)を採用していることです。

この技術は一言でいうと、IOSTのブロックチェーンネットワークをいくつかのグループに分けて、同時並行で取引処理を行うものです。

この技術により、取引の処理性能が格段に向上し、取引手数料が削減されるほか、取引の処理速度が早くなります。これにより、ビットコインやイーサリアムで問題視されている取引処理の遅延や取引手数料の高騰を解決することが期待されています。

特徴③:JavaScriptでスマートコントラクトを開発できる

IOSTの特徴3つ目は、JavaScriptでスマートコントラクトを開発できることです。JavaScriptは、世界中で利用されているプログラミング言語の1つです。

JavaScriptで開発できるため、IOSTを利用したアプリ開発への参入障壁が低く、幅広く利用される可能性を秘めています。

仮想通貨のIOST(アイオーエスティー)の今後

IOSTは今度も話題に上る可能性の高い仮想通貨の1つです。時価総額ランキングが急上昇したところではありますが、まだ81位であり、今後も伸びしろがあります。

IOSTは特に日本人からの人気が高く、Twitterで日本人を中心とした「IOSTコミュニティ」も作られ、急激にファンが集まっています。格闘家YouTuberの朝倉未来もIOSTを購入し話題になるなど、日本国内では特に盛り上がっている仮想通貨の1つといえます。

いわゆる投資としての盛り上がりに加え、技術利用も進んでいます。例えば、2021年2月には株式会社プラチナエッグという日本の会社がIOSTを利用したサービスの提供を開始しました。

投資と技術の両面から、IOSTは今後も注目される可能性の高い仮想通貨なので、必ずチェックしておきましょう。