仕事を辞めたい…5つの理由を考えてみた【実際に辞めました】

この記事を読んでる方は、「仕事 辞めたい」 と検索された方が多いと思います。私も約1年前までは、当時の仕事を辞めたいと常に考えていました。結果的に会社を辞めて転職をしたのですが、前職を辞めるまで本当に辛い日々を送っていました。

その当時の考えを振り返って、仕事を辞めたい理由を考えてみました。実際に会社を辞めて転職をした私の考えなので、すべての人に当てはまるかはわかりませんが、参考になる点があれば嬉しいです。

目次

仕事を辞めたい5つの理由

「なんで仕事を辞めたいんだろう…?」と本気で考えた結果、5つの理由に行き着きました。

転職を考えている方は、自分が仕事を辞めたい理由を言語化できないと、次の転職先を決めることは難しいと思います。仕事を辞めたい理由=転職先で叶えたいことだからです。

  1. 給料
  2. 人間関係
  3. 仕事内容
  4. 労働時間
  5. 評価制度

その1:給料

給料は多くの方が仕事を辞めたい理由のひとつに挙げています。「働いた分と給料が見合っていない」「昇給が見込めない」などなど。適正な給料を支払うことは、会社と社員にとってWINWINですが、それができていない会社は多いです。

私が転職した会社は、半期に一度、給与の見直しがあるので、「働いた分に見合った給料」を頂けています。昇給する度に、もっと頑張ろうと瞬間的に思えるので、給料は働く上で本当に重要だと思います。

私の実体験

私が働いていた会社は、手取りで26万円貰っていたので、給料が低すぎるわけではないと思います。しかし、大きな実績をあげなければ、昇給しない環境でした。

そもそも大きな実績をあげることができない環境だったので、昇給はほぼ不可能でした。先輩社員も「何のために働いているんだろう」と冗談でよく言っていたのを思い出します。

その2:人間関係

人間関係は、本当に重要です。「話が合う同期がいる」「尊敬できる先輩社員がいる」これだけで仕事のモチベーションが高まります。実際に転職して、人間関係の重要性に気付かされた気がします。

前職では、相談できる人がいなかったので、本当に辛かったです。仲の良い同期が辞めてしまったので、心を開ける人がいなかったのも転職した大きな理由です。

私の実体験

私が勤めていた会社は、有名な会社ではなかったので、入社する社員の質は低かったと思います。(私が言うのは恐縮ですが…)仕事のモチベーションが高い社員はほとんどおらず、みんなが同じ方向を向いて仕事をしている感じではありませんでした。

マネージャー層は、20年以上働いているベテランでしたが、責任ある仕事は特定の部下に任せ、ほとんど実務をしていない状況。その背中を見ていた部下は、マネージャーの悪口ばかり言っており、誰ひとり得のしない組織体制でした。

その3:仕事内容

給料を頂いている以上、嫌な仕事もしなければいけません。当たり前のことです。しかし、自分の将来に繋がらない仕事をやり続けるほど、酷なことはないと思います。仕事を選ぶ上で重要なのが、今やっている仕事が将来のキャリアアップに繋がるかです。

自分が将来やりたい仕事に繋がると確信できなければ、モチベーションは上がりません。「すべての仕事から学ぶ姿勢」を持てという意見もありますが、こなし作業を永遠とやっている以上、成長はほとんどないと思います。

転職して思ったのは、将来やりたい仕事に繋がる「仕事」をやっていると学びが本当に多いことです。モチベーションもアップして学ぶ量、成長スピードが上がったと思います。

私の実体験】

私が勤めていた会社では、営業電話とデータ入力・処理がメインでした。1日中架電をして、パソコンと向き合う。私にとっては、本当に辛かったです。売っている商材も、自信を持っておすすめできるモノではなかったので、売れる度に罪悪感?のようなものがありました。

モチベーションが下がり良い仕事ができないことで、会社に対して申し訳ない気持ちもありました。しかし、それ以上に「この会社は私のいる場所ではない」という気持ちが強まりました。

その4:労働時間

労働時間は、会社を選ぶ上で重要な要素です。労働時間は、1日8時間、週40時間と決められていますが、残業時間を入れると、1日10時間が一般的だと思います。

「1日12時間は当たり前」「終電前に帰るのが当たり前」という方は、転職を考えても良いと思います。もちろん、前向きに働いている方は問題はありませんが、やらされていると感じている場合は注意が必要です。

転職して思ったのは、1日の労働時間が1時間でも減るだけで、プライベートが充実するということです。ライフワークバランスの取れた生活ができることで、仕事もプライベートもうまくいくと思います。

私の実体験

私が勤めていた会社では、1日12時間以上の労働が当たり前という環境でした。組織体制にも問題があったと思いますが、定時で帰るひとがいなかったので、マネージャーが帰るまで帰りづらい環境でした。

マネージャーが帰るまで仕事をしても、良い仕事はできませんでした。いわゆる無駄な残業が続き、本当に時間がもったいなかったと思っています。

その5:評価制度

評価制度が曖昧な会社には入社しないほうが良いです。「マネージャーの独断と偏見で評価が決まる」「誰もが認める実績をあげたのに昇格・昇給がない」という会社は、頑張った分損をすると思います。

今の会社は、定量面と定性面で評価体制が整っているので、自分があげた実績がそのまま評価につながっています。そのため、「もっとやらなきゃ」と思い、仕事に前向きに取り組めています。

私の実体験

私が勤めていた会社は、年功序列だったので、「若いうちは我慢しろ」というカルチャーでした。どんなに高い実績をあげても、昇格することはなく、上が詰まっている状況でした。

仕事ができない部長やマネージャーが居座ることで、実力のある人のポジションが上がっていかない。この状況では、社員のモチベーションが上がるわけありません。

仕事を辞めたいから抜け出す方法

転職

仕事を辞めたいと感じている方に一番おすすめしたいのが「転職」です。今の会社が嫌でも、あなたに合った会社は必ずあります。日本には約400万社あるので、自分に合った会社を見つけるのは難しいですが、転職エージェントを利用すれば、あなたの希望条件に合った求人を転職のプロが紹介してくれます。

転職するまでは知らなかったのですが、日本では「雇用されている6,000万人のうち、毎年300万人以上が転職している」そうです。2人に1人は転職を経験しているので、転職しやすい市況だと言えます。

私の転職記

私にとって初めての転職でしたが、転職エージェントサービスを利用していたので、スムーズに転職することができました。

転職は大きく、①転職エージェントに登録、②面談、③求人紹介、④応募、⑤面接、⑥内定、⑦入社の流れで進みますが、アドバイザーさんが応募書類の添削や面接対策、条件交渉などをやってくれるので、難しくありませんでした。みなさんも、ぜひ転職をひとつの選択肢として考えてみてください。

※私が登録した転職エージェント

リクルートエージェント←メイン

JACリクルートメント←求人検索用

ビズリーチ←求人検索用

休職

本当に今の仕事が辛いのであれば、休職するのも全然ありだと思います。私が働いていた会社は、ブラック企業に近い会社だったので、休職することができませんでした。その代わり、転職先を決めてから、有給消化で2週間ほど休みを取りました。

休職することを認めない会社はないと思いますが、休職することに否定的な会社はあります。あなたの会社の状況を客観的に捉えて、正しい選択肢を取りましょう。辛かったら、休職ではなくまずは退職するのもありです。

独立

「現職で学ぶことがこれ以上ない」という方は、独立も一つの選択肢です。私が今勤めている会社は、退職して起業する方が多いです。

そのような方は、現職で実績を積み上げながら、自信をつけてから独立されています。独立は、確かな経験と自信がなければできないので、万人におすすめすることはできません。

仕事を辞める流れ

私が仕事を辞めた流れは、以下のとおりです。ほとんどの会社で同じような流れになっていると思います。期間としては、退職届が受理されるまで2週間、退職までに約3ヶ月かかりました。

  1. 上司に退職意思を伝える
  2. 退職届を会社に提出する
  3. 退職届の受理
  4. 引き継ぎ
  5. 有給消化
  6. 退職

最近は、人材不足ということもあり、退職をなかなか認めてくれないという話も聞きます。法律では「退職の2週間前までに退職届を提出すれば退職することが可能」となっていますが、円満退職することがベストです。

現場に迷惑をかけないように、引き継ぎの時間をしっかりと取ってから退職しましょう。退職したい日付を決めて計画的に退職交渉を進めることが重要です。

仕事を辞めた後のお金事情

「仕事を辞めたい」と考えている方のなかには、その後のお金の心配をされている方も多いと思います。転職や独立をされる方であれば問題はありませんが、何をするか決まっていない状態で会社を辞める場合、お金の心配はつきまとうものです。

衝動的に仕事を辞めることはおすすめできませんが、本当に嫌ならすぐに辞めるべきです。何をするか決まっていない状況での退職もありだと思います。どちらにせよ、失業保険があるので、生活費程度の額を受給することは可能です。

注意点としては、辞めた後に空白期間が長く続くと、転職がしにくくなる点です。採用担当者は、履歴書・職務経歴書に目を通してから、面接をするか決めます。空白期間が長いと書類選考の段階で落とされるリスクが高くなるので、注意が必要です。

結論:転職して本当に良かったです

私は、「仕事を辞めたい」という状況から転職という選択肢を選びました。結論、転職して本当に良かったです。仕事を辞めたい5つの理由をすべて払拭できたので、ライフワークバランスが取れて、前向きになった気がします。「仕事がうまくいっていないとプライベートもうまくいかない」という言葉がありますが、本当にそうだなと実感しました。

転職は初めてでしたが、転職エージェントサービスを利用すれば、誰でも転職できます。応募書類の添削、面接対策、条件交渉などをエージェントさんがやってくれるので、紹介された求人に応募し、面接を受けるだけです。

私は、絶対にミスマッチは嫌だったので、実績があって、エージェントさんの質が高いリクルートエージェントを利用しました。転職支援実績No.1なので、間違いはないはずです。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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