エンゲージメントとは?【知っておきたいビジネス用語】

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エンゲージメントとは

エンゲージメントとは、「消費者と企業・商品との繋がりの強さ」を指します。エンゲージメントは直訳すると「約束・契約」という意味です。そこから意味が転じて「繋がりの強さ」を表しています。エンゲージメントは、特にSNS戦略や組織論を語る際に用いられます。

SNSにおけるエンゲージメント

SNSにおけるエンゲージメントとは、投稿に対する閲覧者の興味や関心の高さを表します。現在は、SNSの利用者の拡大に伴い、商品・サービスのプロモーションとして利用されることが多くなりました。

SNSにおけるエンゲージメント率は、「エンゲージメント」÷「インプレッション」という計算式で表します。また、それぞれのSNSにおけるエンゲージメントとインプレッションの定義は下記の通りです。

Facebook

  • エンゲージメント:いいね!・コメント・シェア・クリックした人数の合計数
  • インプレッション:投稿がリーチした人数

Twitter

  • エンゲージメント:クリック・リツイート・返信・フォロー・いいねの合計数
  • インプレッション:ツイートが表示された総数

組織におけるエンゲージメント

組織におけるエンゲージメントとは、従業員の企業に対する「愛着心」や「思い入れ」を表します。特に、企業と従業員が互いに貢献し合い、成長し合える関係になっているかを表す指標を従業員エンゲージメントと呼びます。

近年、終身雇用などの日本型雇用システムの崩壊に伴い、個人としてのスキルアップを志向する人が増えてきました。結果として、従業員の会社へのロイヤリティーの低下が問題となっています。そんな中、優秀な人材の採用や従業員の離職防止に対して、従業員エンゲージメント向上の大きな効果が期待されています。

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