朗報・悲報・吉報・凶報・訃報・快報・一報の意味と使い方

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【早見表】朗報・悲報・吉報・凶報・訃報・快報・一報の意味

それぞれの言葉の意味は、下記の通りです。どの言葉も「報」という漢字が付きますが、意味はまったく異なります。

  • 良い意味:朗報、吉報、快報
  • 悪い意味:悲報、凶報、訃報
言葉 意味 例文
朗報 明るい内容の知らせ、良い知らせ 思いがけない朗報が届いて、嬉しくなった。
悲報 悲しい知らせ、悪い知らせ 突然の悲報に接し、ただ驚くばかりです。
吉報 めでたい知らせ、良い知らせ 同級生が活躍しているのは、何よりの吉報だ。
凶報 悪い知らせ 今朝、突然の凶報が入った。
訃報 死亡の知らせ 友人の訃報にふれ、とても悲しんでいる。
快報 良い知らせ 友人が結婚したという快報を聞いた。
一報 知らせること、簡単な知らせ ご不明点があれば、ご一報ください。

朗報(ろうほう)の意味と使い方

朗報の意味は、「明るい内容の知らせ、良い知らせ」です。「朗」は「ほがらか、あかるい」という意味で、「報」は「知らせる」という意味なので、2つの意味を合わせて「良い知らせ」となります。
良いことが起きた時や思いがけないプラスのことが起きた時に、「朗報」を使います。「朗報」と「吉報」は、多少のニュアンスの違いはありますが、意味はほとんど同じです。

  • 朗報:朗らかになるような、明るい知らせ
  • 吉報:おめでたい知らせ(=明るい知らせ)

朗報(ろうほう)の例文

思いがけない朗報が届いて、嬉しくなった。
同級生が活躍しているのは、何よりの朗報だった。
友人が結婚したという朗報を聞いた。
妻が無事出産したという朗報が入った。
事業部がついに年間売上目標を達成したという朗報が入った。

悲報(ひほう)の意味と使い方

悲報の意味は、「悲しい知らせ、悪い知らせ」です。「悲」は「かなしい、心がいたむ」という意味で、「報」は「知らせる」という意味なので、2つの意味を合わせて「悪い知らせ」となります。
良いことが起きた時や思いがけないマイナスのことが起きた時に、「悲報」を使います。「悲報・凶報・悪報」は悪い知らせという意味なので、合わせて覚えておきましょう。

悲報(ひほう)の例文

突然の悲報に接し、ただ驚くばかりです。
今朝、突然の悲報が入った。
連日のニュースで悲報が伝えられている。
彼女は非常に接して悲しんでいる。
その悲報には誰しもが驚いた。

吉報(きっぽう)の意味と使い方

吉報の意味は、「めでたい知らせ、良い知らせ」です。「吉」は「りっぱ、めでたい、よいこと」という意味で、「報」は「知らせる」という意味なので、2つの意味を合わせて「良い知らせ」となります。
良いことが起きた時や思いがけないプラスのことが起きた時に、「吉報」を使います。「朗報」と「吉報」は、多少のニュアンスの違いはありますが、意味はほとんど同じです。

  • 朗報:朗らかになるような、明るい知らせ
  • 吉報:おめでたい知らせ(=明るい知らせ)

吉報(きっぽう)の例文

思いがけない吉報が届いて、嬉しくなった。
同級生が活躍しているのは、何よりの吉報だった。
友人が結婚したという吉報を聞いた。
妻が無事出産したという吉報が入った。
事業部がついに年間売上目標を達成したという吉報が入った。

凶報(きょうほう)の意味と使い方

凶報の意味は、「悪い知らせ」です。「凶」は「不幸、よろしくない、不吉」という意味で、「報」は「知らせる」という意味なので、2つの意味を合わせて「悪い知らせ」となります。
悪いことが起きた時や思いがけないマイナスのことが起きた時に、「凶報」を使います。「悲報・凶報・悪報」は悪い知らせという意味なので、合わせて覚えておきましょう。

凶報(きょうほう)の例文

今朝、突然の凶報が入った。
その凶報には誰しもが驚いた。

訃報(ふほう)の意味と使い方

訃報の意味は、「死亡の知らせ」です。「訃」は「人の死んだ知らせ」という意味で、「報」は「知らせる」という意味なので、2つの意味を合わせて「死亡の知らせ」となります。
親族が亡くなった際や芸能人が亡くなった際にも「訃報」という言葉は使われます。

訃報(ふほう)の例文

友人の訃報にふれ、とても悲しんでいる。
◯◯さんの訃報がテレビで放送されている。
親族の訃報を知らせる必要がある。

快報(かいほう)の意味と使い方

快報の意味は、「良い知らせ、吉報」です。「快」は「心がはればれして気持ちがよい」という意味で、「報」は「知らせる」という意味なので、2つの意味を合わせて「良い知らせ」となります。
あまり「快報」という言葉を使うことはありませんが、「朗報・吉報・快報」は「良い知らせ」という意味なので合わせて覚えておきましょう。

快報(かいほう)の例文

思いがけない快報が届いて、嬉しくなった。
同級生が活躍しているのは、何よりの快報だった。
友人が結婚したという快報を聞いた。
妻が無事出産したという快報が入った。
事業部がついに年間売上目標を達成したという快報が入った。

一報(いっぽう)の意味と使い方

一報の意味は、「一度知らせること、その知らせ」です。「一」は「一度や一回」という意味で、「報」は「知らせる」という意味なので、合わせると「一度知らせる」となります。

一報(いっぽう)の例文

ご不明点があれば、ご一報ください。
今週中に、ご一報いただけると幸いです。
準備が整いましたので、ご一報差し上げます。
ご一報を楽しみにしております。
何かご要望がございましたら、ご一報ください。
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