正直に言うと、20代で年収1000万円は難しいです。
ですが、本業にプラスして副業をやったら、どうでしょうか?
結構な確率で年収1000万円は到達すると思います。
この記事では、私の経験をベースに「年収1000万円の難易度や割合」「20代で年収1000万円を稼いだ方法」をお話します。
20代で年収1000万円は無理?
現実的に、高年収の企業ではない限り、20代で年収1000万円は難しいです。例えば、総合商社や外資系金融に務めている方であれば、20代で年収1000万円は可能性が非常に高いです。
しかし、日本のほとんどの企業では20代で年収1000万円は、ほぼ不可能です。
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ここまで読むと「20代で年収1000万円は無理」と感じる方は多いと思います。
ですが、諦める必要はまったくありません。私はリクルートという会社に務めていましたが、24歳で年収1000万円に到達することができました。下記で当時の経験も含めて詳しく解説します。
ちなみに①:年収1000万円の割合
こちらの表は国税庁が公表している『民間給与実態統計調査(平成29年度)』の年収割合データです。年収1000万円〜年収1500万円の割合が3.3%ということがわかります。年収1000万円以上の割合を合計すると4.5%。つまり、年収1000万円は上位4.5%ということがわかります。
年収1000〜1500万円の割合:3.3%
年収1000万円以上の割合:4.5%
ちなみに②:総合商社の平均年収
一例に総合商社の平均年収を見てみましょう。五大商社はすべて年収1000万円を軽く超えています。自分が務めていた会社と比べても、平均が高いです。。。
順位 | 会社名 | 平均年収 |
1位 | 三菱商事 | 1,540万円 |
2位 | 伊藤忠商事 | 1,460万円 |
3位 | 三井物産 | 1,419万円 |
4位 | 丸紅 | 1,322万円 |
5位 | 住友商事 | 1,304万円 |
出典:東洋経済
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20代で年収1000万円を超えるためにしたこと
20代で年収1000万円を超えるためにしたことは、ずばり「副業」です。どのような副業をやっていたのかをお話する前に、まずは当時の状況を整理しておきます。
当時の状況
私の年収が1000万円を超えたタイミングは、24歳の時です。その当時は、リクルートという会社に務めながら、副業もやっていました。
年収の内訳は下記のとおり。
本業:約450万円
副業:約600万円
副業をされたことがない人にとっては、「副業で年収600万円を稼ぐのは無理」「ビジネスの才能があっただけだろ」と思うかもしれません。
しかし、私にはビジネスの才能なんてまったくありませんでした。もっと言うと、地頭も悪いほうだと思います。
学歴を晒しておくと、
高校卒業→浪人→失敗→専門学校&短期大学→大学編入→リクルート
こんな感じです。
(高校3年までまったく勉強していませんでした。。。)
副業の内容
次に、どのような副業をやっていたのかをお話します。
私がやっていた副業は、
- 株式投資
- FX
- 仮想通貨
- ホームページ制作代行
- Webコンサルティング
- ブログ
- アフィリエイト
こんな感じです。
いろいろ手を出しましたが、途中からブログ&アフィリエイトに絞りました。
ブログでどうやって稼ぐの?
「ブログで稼ぐ」と聞くと違和感を持たれる方もいると思うので、簡単にビジネスモデルを説明すると、
ブログで商品を紹介→読者が購入→企業から報酬をいただく
こんな感じです。
商品の紹介料をいただくという感じですね。
ブログで稼ぐのって簡単?
ここまでで、私が年収1000万円を稼いだ方法をイメージいただけたと思います。ここからは、誤解のないように「ブログで稼ぐ厳しさ」についてお話します。
副業としてブログを始める方も増えてきましたが、正直言うと、ブログで稼ぐのはめちゃくちゃ難しいです。簡単に稼げると思って始めると確実に痛い目を見ます。
ネット上には、
- 必ず稼げる
- 初月で30万円
のようなキャッチコピーを見かけますが、「そんなわけあるかいっ!」とツッコミを入れたくなるような内容ばかり。たまに、短期間で月収100万円に到達される方もいますが、そこには必ず裏があります。
私も短期間で稼げるようになった一人なので、わかります。
私の場合、大学時代にSEO会社で長期インターン、ベンチャー企業のマーケティング責任者などをやっていました。そのため、SEO(検索順位を上げるための技術)とライティングのスキルは人並み以上にあったと思います。
そのため、ブログを始めてすぐに一定額を稼げるようにはなりました。(企業のWebコンサルティングも結構やっていました)
なので、初心者が知識もなく、ブログを始めても時間をロスするだけになるかもです。逆の言い方をすれば、SEOとライティングを学んでからブログを始めれば、十分稼げるようになるはずです。
副業→独立のメリットとデメリット
私の場合は、副業がうまくいったので、すぐにリクルートを辞めて独立しました。独立したことは今でも後悔はしていませんが、違う道もあったと感じています。
私の実体験から、副業→独立のメリットとデメリットをお話します。
メリット
まずはメリットからお話します。
メリットは挙げればキリがないので、3つピックアップしました。
- 時間に拘束されることがなくなる
- 自由に意思決定できるようになる
- 自分が稼いだ分はすべて自分に還元される
1.時間に拘束されることがなくなる
リクルート時代は、9時に出社し、20時に帰宅、のような働き方をしていました。独立してからは、どこでも、いつでも仕事ができるようになります。
独立した当初は、タイの北部にあるチェンマイという地域でノマドをしていたのは今でも良い思い出です。。。
2.自由に意思決定できるようになる
「上司から指示された仕事をしたくない」これ結構あると思います。言われた仕事だけこなしていれば、給料がもらえる。この状況に窮屈さを感じる方は少なくありません。
私もその一人です。
自分で決めたことを自分なりにアレンジして形にしていく。そんな仕事ずっとしたいと思っていたので、独立してからは毎日働くのが楽しい。常に高揚している感じです。
3.自分が稼いだ分はすべて自分に還元される
これも大きいですね。
会社の場合、自分がどんなに成果を上げても、給料は決まっていることがほとんど。ボーナスで反映されると言っても、ほんの一部だと思います。
もちろん、会社の看板を使っている以上、しょうがないことですが、自分で働いた分が自分の給料になると考えたら、ワクワクしませんか?
デメリット
デメリットは人によって異なりますが、独立2年目の私が考えるデメリットは大きく3つです。
- 将来の保証はない
- 自由な分だけ自制する必要がある
- 信用がない
1.将来の保証はない
独立したら、すべて自分の責任です。
成功しても、失敗しても、すべて自分の責任です。今まで会社が守ってくれていましたが、それがなくなると、その分プレッシャーもかかります。
もちろん、将来の保証もないので、常にプレッシャーがかかることになります。ちなみに、日本では起業して3年後に50%が廃業しています。この数字を見ても、自分は生き残れると思う方はぜひ独立を!
2.自由な分だけ自制する必要がある
独立すると、上司はいなくなります。
つまり、管理してくれる人がいなくなるのです。
サボるのも自由、仕事するのも自由。自由こそ責任が伴うので、自分を自制できるスキルが非常に重要になります。
3.信用がない
独立して間もないと、信用がまったくありません。
- 家を借りる
- クレジットカードの審査
これらは独立してから間もないと、通りにくいのが事実。社会的信用がなくなると若干へこみます。笑
結論:本業+副業=最強(条件つき)
独立した側の人間ですが、本業+副業=最強だと思っています。(ただし、「副業NGの会社」や「残業時間が多い会社」に務めている方は、そもそも副業ができないので、転職するべきだと思います)
本業がある=安定収入がある
副業がある=年収は青天井
本業があれば、安定した収入を望めるので、精神的にも楽です。そして、自分の好きな副業をやる。これが一番、精神的にも金銭的にもベストだと思っています。
副業は本業とのシナジーで考える
副業の選び方は、本業とのシナジーで決めた方が良いです。より詳しく言うと、本業で得た知識を活かせる副業をやると良い循環を作れると思っています。
本業で知識・経験を得る→副業でその知識・経験をお金に変える
例えば、私の場合はリクルートで転職エージェントを担当していたので、転職に関する知識が結構あります。なので、本業で得た転職の知識で、ブログやアフィリエイトをやっていました。
友人は、Webマーケティングの会社に務めているので、本業で得たSEOやマーケティングのスキルを使って、超人気サイトを運営しています。
このように、副業と本業のシナジーを考えると、副業での稼ぎやすさや稼げる量が変わってきます。
おすすめの副業と選び方
おすすめの副業をよく聞かれるので、副業の選び方とおすすめの副業をお話します。
副業の選び方
自分が好きなことを副業にするのがベストソリューションだと思いますが、副業を選ぶ際には下記3つは意識した方が良いです。
- 初期投資ゼロ
- 在庫コストゼロ
- 利益率が高い
副業に失敗して借金してしまった。これは言語道断です。まずは小さく始めて、大きくなったタイミングで独立するのが一番です。
おすすめの副業
「副業の選び方」に基づいて、おすすめの副業を選ぶのであれば、
- ブログ
- アフィリエイト
- YouTube
これらが本当におすすめです。
ほとんど初期投資がかからず、在庫も持たなくて良く、利益率は非常に高い。こんなビジネスなかなかありません。ぜひ、チャレンジしてみてください。