三重銀行の平均年収はいくら？【グループ会社の年収についても解説】

三重県の地方銀行、三重銀行の平均年収は580万円です。このページでは、そんな三重銀行の年収を「年度別」「役員」で詳しく解説します。

三重銀行の平均年収

三重銀行の平均年収は580万円です。国税庁の民間給与実態調査によると平均年収は432万円なので、三重銀行の平均年収は約1.5倍ということがわかります。

• 三重銀行：580万円
• 平均年収：432万円

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三重銀行の平均年収の推移

三重銀行の有価証券報告書を見ると、500万円代後半を安定して推移していることがわかります。毎年平均年収は安定しているため、今後とも安定して成長していくことが期待されます。

三重銀行は第三銀行と2021年に合併して「三十三銀行」になる予定です。それに先立って、2017年に経営統合し、2018年に持株会社「三十三フィナンシャルグループ」を設立し、その子会社になりました。

三重銀行は2018年に上場廃止したため、2017年度までの情報が最新のものになります。

年度	平均年収	平均年齢	平均勤続年数	従業員数
2017年	580万円	37.79	14.42	1,238
2016年	585万円	37.70	14.33	1,232
2015年	587万円	37.55	14.19	1,189
2014年	586万円	37.25	14.08	1,160
2013年	579万円	37.06	13.99	1,116
2012年	583万円	36.8	13.8	1,111

出典：有価証券報告書

三重銀行の役員の報酬

有価証券報告書によると、2017年度に三重銀行が支払った役員報酬は下記の通りです。

• 社内取締役の役員報酬総額（8名）：2億4,200万円（一人当たり約3,025万円）
• 社内監査役の役員報酬総額（2名）：3,200万円（一人当たり約1,600万円）
• 社外役員の役員報酬総額（6名）：2,500万円（一人当たり約400万円）

三重銀行の役職別の年収

三重銀行の役職別の平均年収を算出しました。三重銀行は年功序列が残る企業であるため、年齢を重ねるごとに役職も上がっていきます。課長クラス以上になると、平均年収が1,000万円を超えてくることが予想されます。

（下表は口コミやindeed、リクナビNEXTなどの情報を独自に集計し算出しました）

役職	平均年収
部長クラス	1,000万円〜（推定）
課長クラス	800万円〜（推定）
係長クラス	500万円〜（推定）
メンバークラス	400万円（推定）

【親会社】三十三フィナンシャルグループの平均年収

三十三フィナンシャルグループの平均年収は1,098万円です。その他の企業情報は下記の通りになります。ホールディングス企業であるため、従業員数は管理職になり、非常に少ないです。

年度	平均年収	平均年齢	平均勤続年数	従業員数
2018年	1,098万円	46.20	24.00	4

出典：有価証券報告書

三十三フィナンシャルグループとは、連結子会社13社で構成されている三十三グループを統括している金融持株会社。グループ全体や子会社の経営管理やそれに付随する業務を行なっている企業です。

三十三フィナンシャルグループは、2018年に三重銀行と第三銀行が経営統合したことにより設立されました。現在は、三重銀行グループと第三銀行グループを傘下に持ちます。

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三十三フィナンシャルグループの役員の年収

有価証券報告書によると、2017年度に三十三フィナンシャルグループが支払った役員報酬は下記の通りです。

• 社内取締役の役員報酬総額（8名）：7,200万円（一人当たり約900万円）
• 社内監査役の役員報酬総額（1名）：1,700万円
• 社外監査役の役員報酬総額（3名）：1,400万円（一人当たり約400万円）

【グループ会社】第三銀行の平均年収

第三銀行の平均年収は584万円です。その他の企業情報は下記の通りになります。

先述した通り、第三銀行は三重銀行と2021年に合併して「三十三銀行」になる予定です。それに先立って、2017年に経営統合し、2018年に持株会社「三十三フィナンシャルグループ」を設立し、その子会社になりました。

第三銀行は2018年に上場廃止したため、2017年度までの情報が最新のものになります。

年度	平均年収	平均年齢	平均勤続年数	従業員数
2017年	584万円	39.2	16.2	1,376
2016年	586万円	39.2	16.3	1,386
2015年	599万円	39.5	16.6	1,399
2014年	599万円	39.6	16.9	1,413
2013年	615万円	39.5	16.7	1,431
2012年	606万円	39.2	16.5	1,479

出典：有価証券報告書

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第三銀行の役員の年収

有価証券報告書によると、2017年度に第三銀行が支払った役員報酬は下記の通りです。

• 社内取締役の役員報酬総額（10名）：1億8,100万円（一人当たり約1,610万円）
• 社内監査役の役員報酬総額（2名）：3,000万円（一人当たり約1,500万円）
• 社外役員の役員報酬総額（4名）：2,600万円（一人当たり約650万円）

【新会社】三十三銀行の新卒の年収

2021年度から、三重銀行と第三銀行が統合するため、現在の新卒採用は統合後の「三十三銀行」採用になります。

三十三銀行の新卒初任給は、職種・学歴によって差があります。

• 総合職（院卒・大卒）：205,000円
• 一般職（院卒・大卒）：195,000円
• 一般職（短大卒）：165,000円

この金額に、年2回の賞与や諸手当、残業代などを加えると、新卒の年収は300万円程度であることが予想できます。日本の平均的な新卒初任給は20万円、年収は300万円程度なので、三十三銀行の新卒の年収は平均的であることがわかります。

三重銀行に転職するためには

三重銀行の転職難易度は高いです。「社会人が選ぶ転職人気企業ランキング」では圏外でしたが、高年収で人気業界の大手企業であることから、求人には常に応募が殺到します。そのため、三重銀行を志望している方は、事前準備が重要になります。

三重銀行に転職するために知っておくべきこと

三重銀行に転職するために知っておくべきことは、2つあります。

1. 公開求人での採用は不定期
2. 転職エージェントを利用する

1．公開求人での採用は不定期

三重銀行は、通年採用しておらず、不定期に採用を行います。

採用が実施される時には、即戦力採用が基本になるため、業界経験・職種経験が求められることが多いです。一方で、これはあくまで公開求人の話し。企業は、公開求人だけでなく非公開求人を転職エージェントに掲載している可能性があります。

2．転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、求人紹介や履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接の日程調整、面接後の条件交渉などを担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれる無料サービスです。

三重銀行の場合、転職難易度が非常に高いので、万全な準備が求められます。転職エージェントでは、三重銀行の求人紹介はもちろん、三重銀行から内定を貰うための面接対策を行ってもらえるため、転職エージェントを利用した方が内定確度は高まるでしょう。

また、三重銀行は転職エージェントに「非公開求人」を掲載している可能性が高いです。三重銀行のような人気企業が求人を出すと応募者が殺到しやすいため、一般には公開しない「非公開求人」を転職エージェントに掲載しています。

まとめ

三重銀行の平均年収は580万円ということがわかりました。

2021年に三重銀行は第三銀行と合併します。第三銀行の平均年収584万円であるため、合併したあとも大体580万円前後の平均年収になることが想定できます。

通年採用は実施していないため、転職したい方は転職エージェントに登録して非公開求人の情報を集めることをおすすめします。