仙台銀行の平均年収はいくら？【じもとホールディングスの年収も解説】

宮城県の地方銀行、仙台銀行の平均年収は410万円（推定）です。このページでは、そんな仙台銀行の年収を「年度別」「役員」で詳しく解説します。

仙台銀行の平均年収

仙台銀行の平均年収は410万円（推定）です。日本国民の平均年収は432万円（国税庁の民間給与実態調査）なので、比較すると仙台銀行の年収は平均年収より低いです。

• 仙台銀行：410万円（推定）
• 平均年収：432万円

仙台銀行は上場しておらず、正確な平均年収は公表されていません。そのため、上記の数値は2020年3月時点での口コミサイトで集計された平均年収です。（参考口コミ数が少ないため、あくまでも参考値としてご確認ください）

[nlink url=”https://career-media.net/8368″]

仙台銀行の平均年収の推移（2015年度まで）

仙台銀行は上場していないため、詳しい企業情報は公開していません。しかし、2012年に「じもとホールディングス」を設立した関係で、2012年〜2015年まで有価証券報告書を発行していました。

最後の有価証券報告書では、平均年収が465万円でした。常に安定的に推移しているため、現在の年収も大きくは変わらないことが推定できます。

年度	平均年収	平均年齢	平均勤続年数	従業員数
2014年	465万円	40.3	15.6	704
2013年	468万円	41.3	16.7	710
2012年	465万円	41.3	16.7	717
2011年	459万円	41.1	16.7	745

出典：有価証券報告書

仙台銀行の年齢別の年収

仙台銀行の年齢別の平均年収を算出しました。仙台銀行は年功序列の企業であるため、年齢を重ねるごとに年収も上がっていきます。50歳以上になると1,000万円以上の年収をもらえる可能性があります。

（下表は口コミやindeed、リクナビNEXTなどの情報を独自に集計し算出しました）

年齢	平均年収
50代	800万円〜（推定）
40代	500万円〜800万円（推定）
30代	400万円〜500万円（推定）
20代	300万円〜400万円（推定）

仙台銀行の新卒の年収

仙台銀行の新卒初任給は、職種・学歴によって差があります。

• フリーコース（大卒）：223,000円
• エリアコース（大卒）：190,000円
• エリアコース（短大・専門学校卒）：185,000円

この金額に、年2回の賞与や諸手当、残業代などを加えると、新卒の年収は350万円程度であることが予想できます。日本の平均的な新卒初任給は20万円、年収は300万円程度なので、仙台銀行の新卒の年収は平均より少し高いことがわかります。

【親会社】じもとホールディングスの平均年収

じもとホールディングスの平均年収は1,054万円でした。

じもとホールディングスは、2011年に仙台銀行ときらやか銀行の経営統合により誕生した金融持株会社。仙台銀行ときらやか銀行を中心に6社の子会社で構成されるじもとグループ全体の経営戦略の策定や実行支援、コーポレートなどを担っています。

特に銀行業が中核事業になり、仙台銀行ときらやか銀行が担っています。その他、リース業やクレジットカード業、信用保証業務、コンサルティング業務、ベンチャーキャピタル業務、事務受託業務を行なっています。

[nlink url=”https://career-media.net/6988″]

じもとホールディングスの平均年収の推移

じもとホールディングスの最新の有価証券報告書を見ると、1,000万円弱を推移していることがわかります。

じもとホールディングスの従業員数は非常に少なく、すべて管理職クラスになるため、全員の平均年収が高いです。2017年度には、一時的に従業員が増えたことで平均年収が下がりましたが、その他の年度は安定して1,000万円弱を推移しています。

年度	平均年収	平均年齢	平均勤続年数	従業員数
2018年	1,054万円	59.8	20.4	2
2017年	778万円	47.4	12.4	4
2016年	946万円	53.4	11.5	2
2015年	927万円	52.8	17.3	3
2014年	933万円	51.8	16.3	3
2013年	928万円	53.0	19.4	3

出典：有価証券報告書

じもとホールディングスの役員の報酬

有価証券報告書によると、2018年度、じもとホールディングスが支払った役員報酬は下記の通りです。

• 社内取締役の役員報酬総額（14名）：6,400万円（一人当たり約450万円）
• 社内監査役の役員報酬総額（2名）：900万円（一人当たり約450万円）
• 社外役員の役員報酬総額（6名）：2,200万円（一人当たり約366万円）

【グループ会社】きらやか銀行の平均年収

きらやか銀行の平均年収は476万円（推定）です。

きらやか銀行は上場しておらず、正確な平均年収は公表されていません。そのため、上記の数値は2020年3月時点での口コミサイトで集計された平均年収です。（参考口コミ数が少ないため、あくまでも参考値としてご確認ください）

きらやか銀行は、東北地方最大の第二地方銀行であり、山形県を中心に展開しています。2012年に仙台銀行と経営統合し、「じもとホールディングス」を設立し、その傘下に入りました。

[nlink url=”https://career-media.net/8381″]

きらやか銀行の平均年収の推移（2015年度まで）

きらやか銀行は上場していないため、詳しい企業情報は公開していません。しかし、2012年に「じもとホールディングス」を設立した関係で、2012年〜2015年まで有価証券報告書を発行していました。

最後の有価証券報告書では、平均年収が568万円でした。常に安定的に推移しているため、現在の年収も大きくは変わらないことが推定できます。

年度	平均年収	平均年齢	平均勤続年数	従業員数
2014年	568万円	41.3	18.7	971
2013年	537万円	40.8	18.2	952
2012年	531万円	41.1	18.5	935
2011年	527万円	40.1	18.5	932

出典：有価証券報告書

横浜銀行に転職するためには

仙台銀行の転職難易度は高いです。「社会人が選ぶ転職人気企業ランキング」では圏外でしたが、東北ではトップレベルの地方銀行であるため、地域人気が非常に高いです。そのため、仙台銀行を志望している方は、入念な事前準備が重要になります。

仙台銀行に転職するために知っておくべきこと

仙台銀行に転職するために知っておくべきことは、3つあります。

1. 公開求人での採用は不定期
2. 応募は郵送のみ
3. 転職エージェントを利用する

1．即戦力採用を実施

仙台銀行は、即戦力採用を通年で実施しています。

銀行・保険・証券会社などでの金融機関勤務経験者が歓迎されており、選考に通る可能性が高いです。採用ルートはすべて同じで、職種区分はありません。選考の中ですり合わせていきます。

具体的には、窓口対応、融資、渉外、保険、証券、債権管理、市場営業、IT関連など、様々な職種があります。特にIT対応や営業などは、業界未経験でもスキルさえあれば書類選考が通過する可能性が高いです。

2．応募は郵送のみ

仙台銀行の中途採用の応募は、郵送のみで受付されています。

履歴書（写真添付、連絡方法・時間明記）、職務経歴書（書式自由）を指定された郵送先まで送る必要があります。提出書類の返却はないため、応募する際には必ずコピーを取っておく必要があります。

また、書類選考に合格した方にのみ選考の案内があります。不合格の方には連絡がありません。

3．転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、求人紹介や履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接の日程調整、面接後の条件交渉などを担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれる無料サービスです。

仙台銀行の場合、転職難易度が非常に高いので、万全な準備が求められます。転職エージェントでは、仙台銀行の求人紹介はもちろん、仙台銀行から内定を貰うための面接対策を行ってもらえるため、転職エージェントを利用した方が内定確度は高まるでしょう。

また、仙台銀行は転職エージェントに「非公開求人」を掲載している可能性が高いです。仙台銀行のような人気企業が求人を出すと応募者が殺到しやすいため、一般には公開しない「非公開求人」を転職エージェントに掲載しています。

まとめ

仙台銀行の平均年収は推定410万円ということがわかりました。

2015年に肥後銀行と経営統合することで経営基盤を盤石なものにしており、今後とも安定して成長していくことが予想されます。地元人気が根強いため、鹿児島銀行に転職したい方は転職エージェントなどで入念な対策を練ることをおすすめします。