大塚製薬の平均年収はいくら?【大塚ホールディングスの年収も解説】

大塚製薬の平均年収

日本大手製薬メーカーのひとつ、大塚製薬の平均年収は推定720万円です。このページでは、そんな大塚製薬の年収を「年度別」「役員」で詳しく解説します。

目次

大塚製薬の平均年収

平均年収
720万円
※口コミサイト
月収
48万円
※平均年収から算出

大塚製薬の平均年収は推定720万円です。日本国民の平均年収は432万円(国税庁の民間給与実態調査)なので、比較すると大塚製薬の年収は平均年収より高いです。

  • 大塚製薬:720万円(推定)
  • 平均年収:432万円

大塚製薬は上場しておらず、正確な平均年収は公表されていません。そのため、上記の数値は2020年3月時点での口コミサイトで集計された平均年収です。(参考口コミ数が少ないため、あくまでも参考値としてご確認ください)

大塚製薬ってどんな企業?

大塚製薬は、1921年に創業され、1964年に設立された日本を代表する製薬会社です。

家庭用医薬品「オロナインH軟膏」や、清涼飲料水の「オロナミンC」や「ポカリスエット」、栄養食品「カロリーメイト」や「SOYJOY」など、製薬関連に関わらず商品を展開しています。

大塚製薬の役職別の年収

大塚製薬の役職別の平均年収を算出しました。大塚製薬は年功序列の企業であるため、年齢を重ねるごとに役職も上がっていきます。課長クラス以上になると1,000万円以上の年収をもらえる可能性があります。

(下表は口コミやindeed、リクナビNEXTなどの情報を独自に集計し算出しました)

年齢 平均年収
部長クラス 1,500万円〜(推定)
課長クラス 1,000万円〜1,200万円(推定)
係長クラス 700万円〜900万円(推定)
メンバークラス 400万円〜600万円(推定)

大塚製薬の年齢別の年収

大塚製薬の年齢別の平均年収を算出しました。大塚製薬は年功序列の企業であるため、年齢を重ねるごとに年収も上がっていきます。50歳以上になると1,000万円以上の年収をもらえる可能性があります。

(下表は口コミやindeed、リクナビNEXTなどの情報を独自に集計し算出しました)

年齢 平均年収
50代 1,000万円〜(推定)
40代 900万円〜(推定)
30代 600万円〜900万円(推定)
20代 400万円〜600万円(推定)

大塚製薬の新卒の年収

大塚製薬の新卒初任給は、学歴によって差があります。

  • 博士了:308,000円
  • 修士了:254,000円
  • 大学卒:230,000円

この金額に、年2回の賞与や諸手当、残業代などを加えると、新卒の年収は400〜500万円程度であることが予想できます。日本の平均的な新卒初任給は20万円、年収は300万円程度なので、大塚製薬の新卒の年収は平均より高いことがわかります。

大塚製薬の福利厚生・手当

大塚製薬は、福利厚生・手当が手厚いです。具体的には、下記の制度があります。

大塚製薬健康保険組合、大塚製薬企業年金基金、福利厚生施設、大塚グループ従業員持株会、大塚グループ社員向け保険

その他、遺族援助規定も手厚く、世帯主である社員が在籍中に死亡した場合、その配偶者・子に対して遺族援助金が支給されます。配偶者には3年間、子には高校を卒業するまでの最大18年間、毎月一定額が会社から支給されます。

【親会社】大塚ホールディングスの平均年収

大塚ホールディングスの平均年収は1,054万円でした。

大塚ホールディングスは、大塚製薬を中心に子会社162社・関連会社26社で構成される大塚グループを統括する持株会社。グループ全体の戦略立案・決定や、経営のモニタリング機能を果たしながら、グループ会社に対して共通サービスの提供を行なっています。

大塚ホールディングスの平均年収の推移

大塚ホールディングスの最新の有価証券報告書を見ると、1,000万円前後を推移していることがわかります。

大塚ホールディングスは持株会社であるため、従業員のほとんどは年収の高い管理職で占められています。少数精鋭でもあり、平均年収が高い傾向になります。

年度 平均年収 平均年齢 平均勤続年数 従業員数
2018年 1,054万円 44.0 3.3 94
2017年 1,076万円 44.3 3.5 86
2016年 1,078万円 44.5 3.7 87
2015年 1,115万円 45.1 3.2 78
2014年 1,080万円 44.3 3.1 73
2013年 1,104万円 44.9 2.8 75

出典:有価証券報告書

大塚ホールディングスの役員の報酬

有価証券報告書によると、2018年度、大塚ホールディングスが支払った役員報酬は下記の通りです。

  • 社内取締役の役員報酬総額(8名):3億5,000万円(一人当たり約6,000万円)
  • 社内監査役の役員報酬総額(2名):2,500万円(一人当たり約3,900万円)
  • 社外役員の役員報酬総額(8名):5,400万円(一人当たり約900万円)

また、有価証券報告書では報酬総額が1億円を超えている個人名を公表しています。JFEホールディングスの場合は下記の3名です。

  • 大塚一郎氏:1億8,500万円
  • 樋口達夫氏:1億7,700万円
  • 小林将之氏:1億2,000万円

大塚製薬に転職するためには

転職難易度
高い
※独自調査
人気ランキング
94位
※doda

大塚製薬の転職難易度は高いです。「社会人が選ぶ転職人気企業ランキング」では94位でした。日本最大規模の製薬会社であり、業界人気が高いです。そのため、大塚製薬を志望している方は、入念な事前準備が重要になります。

大塚製薬に転職するために知っておくべきこと

大塚製薬に転職するために知っておくべきことは、2つあります。

  1. 通年採用を実施
  2. 転職エージェントを利用する

1.通年採用を実施

大塚製薬は通年採用を実施しています。

募集職種は非常に多く、品質管理から研究職、エンジニアリングなど多岐に渡ります。大塚製薬のキャリア採用は即戦力を求める傾向が強いため、業界経験・職種経験が求められることが多いです。

通常の募集でも3年以上の経験が必須で、リーダー職になると5年以上の経験が必須になります。地方での採用も多く、競争率も本社よりは低いため、狙い目の求人になります。

募集職種一覧

■品質管理

品質管理【徳島/高崎】

■品質保証

医薬品の品質保証(Quality Assurance) (佐賀/徳島)

■研究職

ITデベロッパー/創薬合成研究員/分析グループサブリーダー/研究員(栄養製品基礎研究)/診断薬・医療機器ソフトウェアのプロジェクトリーダー/構造解析研究員(創薬化学研究所)/創薬研究員(標的検索)/創薬研究員(基盤技術)/薬理研究員(腎臓領域)/生物統計研究員/薬理研究員(癌/免疫/炎症領域)/薬理研究員(中枢領域)/安全性評価研究員(遺伝毒性)

■生産技術職

健粧品(化粧品・医薬部外品)の生産技術/医薬品製剤の生産技術/医薬品原薬の生産技術

■生産職

生産職 (徳島ワジキ工場・徳島美馬工場)

■エンジニアリング

エンジニアリング(医薬品原薬・栄養製品工場)佐賀工場/エンジニアリング(徳島)

2.転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、求人紹介や履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接の日程調整、面接後の条件交渉などを担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれる無料サービスです。

大塚製薬の場合、転職難易度が非常に高いので、万全な準備が求められます。転職エージェントでは、大塚製薬の求人紹介はもちろん、大塚製薬から内定を貰うための面接対策を行ってもらえるため、転職エージェントを利用した方が内定確度は高まるでしょう。

また、大塚製薬は転職エージェントに「非公開求人」を掲載している可能性が高いです。大塚製薬のような人気企業が求人を出すと応募者が殺到しやすいため、一般には公開しない「非公開求人」を転職エージェントに掲載しています。

おすすめの転職エージェント

まとめ

大塚製薬の平均年収は推定720万円ということがわかりました。

大塚製薬は通年採用を実施しています。難易度が高いため、転職エージェントなどで入念な対策を行う必要があります。

■まとめ

・大塚製薬の平均年収

720万円(推定)

・大塚製薬の役職別の年収

部長クラス:1,500万円〜(推定)

課長クラス:1,000万円〜1,200万円(推定)

係長クラス:700万円〜900万円(推定)

メンバークラス:400万円〜600万円(推定)

・大塚製薬の年齢別の年収

50代:1,000万円〜(推定)

40代:900万円〜1,200万円(推定)

30代:600万円〜900万円(推定)

20代:400万円〜600万円(推定)

・大塚製薬の新卒の年収

博士了:308,000円

修士了:254,000円

大学卒:230,000円

・大塚ホールディングスの平均年収

1,054万円

・大塚ホールディングスの役員の平均年収

社内取締役の役員報酬総額(8名):3億5,000万円(一人当たり約6,000万円)

社内監査役の役員報酬総額(2名):2,500万円(一人当たり約3,900万円)

社外役員の役員報酬総額(8名):5,400万円(一人当たり約900万円)

大塚一郎氏:1億8,500万円

樋口達夫氏:1億7,700万円

小林将之氏:1億2,000万円

・大塚製薬に転職するために知っておくべきこと

①即戦力採用を実施

③非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

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