GSユアサの平均年収はいくら?【新卒・役員の年収も解説】

GSユアサの平均年収

電池事業を展開する、GSユアサの平均年収は推定508万円です。このページでは、そんなGSユアサの年収を「年度別」「役員」で詳しく解説します。

目次

GSユアサの平均年収は高い?低い?

平均年収
508万円
※口コミサイト
月収
33.8万円
※平均年収から算出

GSユアサの平均年収は推定508万円です。日本国民の平均年収は432万円(国税庁の民間給与実態調査)なので、比較するとGSユアサの年収は平均年収より高いです。

  • GSユアサ:508万円(推定)
  • 平均年収:432万円

GSユアサは上場しておらず、正確な平均年収は公表されていません。そのため、上記の数値は2020年3月時点での口コミサイトで集計された平均年収です。(参考口コミ数が少ないため、あくまでも参考値としてご確認ください)

GSユアサってどんな企業?

GSユアサとは、電池製品を製造・販売していた「日本電池」と「ユアサコーポレーション」が2004年に統合・分割する形で設立された企業です。

自動車用電池・バッテリーや産業用電源、車載用リチウムイオン電池などの開発・製造・販売を行なっています。日本だけでなく世界に拠点を展開しているグローバル企業です。

GSユアサの新卒の年収

GSユアサのロゴ

GSユアサの新卒初任給は、職種・学歴によって差があります。

  • 総合職(修士了):242,100円
  • 総合職(大卒/高専専攻科卒):216,500円
  • 総合職(高専卒):189,140円
  • 地域限定事務職(大卒):191,460円
  • 地域限定事務職(短大卒):176,020円

この金額に、年2回の賞与や諸手当、残業代などを加えると、新卒の年収は300〜350万円程度であることが予想できます。日本の平均的な新卒初任給は20万円、年収は300万円程度なので、GSユアサの新卒の年収は平均より少し高いことがわかります。

GSユアサの役職別の年収

GSユアサの役職別の平均年収を算出しました。GSユアサは年功序列の企業であるため、年齢を重ねるごとに役職も上がっていきます。係長クラス以上になると1,000万円以上の年収をもらえる可能性があります。

(下表は口コミやindeed、リクナビNEXTなどの情報を独自に集計し算出しました)

年齢 平均年収
部長クラス 1,200万円〜(推定)
課長クラス 1,000万円〜(推定)
係長クラス 700万円〜(推定)
メンバークラス 400万円〜(推定)

GSユアサの年齢別の年収

GSユアサの年齢別の平均年収を算出しました。GSユアサは年功序列の企業であるため、年齢を重ねるごとに年収も上がっていきます。30歳以上になると1,000万円以上の年収をもらえる可能性があります。

(下表は口コミやindeed、リクナビNEXTなどの情報を独自に集計し算出しました)

年齢 平均年収
50代 1,000万円〜(推定)
40代 800万円〜(推定)
30代 600万円〜(推定)
20代 400万円〜(推定)

【親会社】ジーエス・ユアサコーポレーションの平均年収

ジーエス・ユアサコーポレーションのロゴ

ジーエス・ユアサコーポレーションの平均年収は1,010万円でした。

ジーエス・ユアサコーポレーションとは、GSユアサを中心に62社の子会社・25社の関連会社により構成されているGSユアサグループを統括する純粋持株会社です。

グループ全体で、電池及び電源装置、証明器などの製造販売を行なっています。旧日本電池と旧ユアサコーポレーションが2004年に経営統合する形で設立されました。

日常的な電池から産業関係のバッテリーまで、幅広く製品を供給しており、F1レースのマシンや人工衛星・国際宇宙ステーションにも関わっています。

ジーエス・ユアサコーポレーションの平均年収の推移

ジーエス・ユアサコーポレーションの最新の有価証券報告書を見ると、1,000万円前後を推移していることがわかります。

ジーエス・ユアサコーポレーションは持株会社であるため、従業員のほとんどは年収の高い管理職で占められています。少数精鋭でもあり、平均年収が高い傾向になります。

年度 平均年収 平均年齢 平均勤続年数 従業員数
2018年 1,010万円 52.1 27.2 14
2017年 1,129万円 52.0 27.8 18
2016年 1,136万円 52.6 28.1 14
2015年 1,020万円 50.1 24.6 14
2014年 944万円 46.8 20.2 11
2013年 784万円 48.9 21.8 11

出典:有価証券報告書

ジーエス・ユアサコーポレーションの役員の報酬

有価証券報告書によると、2018年度、ジーエス・ユアサコーポレーションが支払った役員報酬は下記の通りです。

  • 社内取締役の役員報酬総額(6名):3億8,000万円(一人当たり約6,500万円)
  • 社内監査役の役員報酬総額(1名):1,200万円
  • 社外役員の役員報酬総額(2名):5,400万円(一人当たり約2,700万円)

GSユアサに転職するためには

転職難易度
高い
※独自調査
人気ランキング
圏外
※doda

GSユアサの転職難易度は高いです。「社会人が選ぶ転職人気企業ランキング」では圏外でした。安定的な企業であるため、一部から人気があります。そのため、GSユアサを志望している方は、入念な事前準備が重要になります。

GSユアサに転職するために知っておくべきこと

GSユアサに転職するために知っておくべきことは、3つあります。

  1. 技術系職種の場合
  2. 事務系職種の場合
  3. 転職エージェントを利用する

1.技術系職種の場合

GSユアサは技術系職種を通年で採用しています。大きな区分では、研究系、商品開発系、生産設備系、製造・品質保証系に分かれており、基本的にはすべての職種で即戦力採用が行われています。

例えば、研究系の場合、電池に関するシミュレーション職が募集されています。電池に関わる第一原理計算や分子動力学計算などを活用したシミュレーション業務を行うため、電気化学や計算化学などの基礎知識やシミュレーション経験が必須になります。

商品開発系の場合、自動車用リチウム電池の開発職種などが募集されています。業界経験・職種経験は必ずしも求められていませんが、業務に必要な専門的なスキルは必須になります。

2.事務系職種の場合

GSユアサは事務系職種も通年で採用しています。技術系職種に比べて募集職種数は少なく、営業職・海外営業職やコーポレート関係の職種がまれに募集されます。

例えば、海外営業職の場合、5年以上の営業経験に加えて基本的なPCスキルやビジネスレベルの英語能力が必須になります。GSユアサの海外営業職は、年に5回、7〜10日程度出張があるため、海外で仕事をしたい方にはおすすめの職種になります。

3.転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、求人紹介や履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接の日程調整、面接後の条件交渉などを担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれる無料サービスです。

GSユアサの場合、転職難易度が非常に高いので、万全な準備が求められます。転職エージェントでは、GSユアサの求人紹介はもちろん、GSユアサから内定を貰うための面接対策を行ってもらえるため、転職エージェントを利用した方が内定確度は高まるでしょう。

また、GSユアサは転職エージェントに「非公開求人」を掲載している可能性が高いです。GSユアサのような人気企業が求人を出すと応募者が殺到しやすいため、一般には公開しない「非公開求人」を転職エージェントに掲載しています。

おすすめの転職エージェント

まとめ

GSユアサの平均年収は推定508万円ということがわかりました。

GSユアサは通年採用を実施しています。難易度が高いため、転職エージェントなどで入念な対策を行う必要があります。

■まとめ

・GSユアサの平均年収

508万円(推定)

・GSユアサの新卒の年収

総合職(修士了):242,100円

総合職(大卒/高専専攻科卒):216,500円

総合職(高専卒):189,140円

地域限定事務職(大卒):191,460円

地域限定事務職(短大卒):176,020円

・GSユアサの役職別の年収

部長クラス:1,200万円〜(推定)

課長クラス:1,000万円〜(推定)

係長クラス:700万円〜(推定)

メンバークラス:400万円〜(推定)

・GSユアサの年齢別の年収

50代:1,000万円〜(推定)

40代:800万円〜(推定)

30代:600万円〜(推定)

20代:400万円〜(推定)

・ジーエス・ユアサコーポレーションの平均年収

1,010万円

・ジーエス・ユアサコーポレーションの役員の平均年収

社内取締役の役員報酬総額(6名):3億8,000万円(一人当たり約6,500万円)

社内監査役の役員報酬総額(1名):1,200万円

社外役員の役員報酬総額(2名):5,400万円(一人当たり約2,700万円)

・GSユアサに転職するために知っておくべきこと

①技術系職種の場合

②事務系職種の場合

③転職エージェントを利用する

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