採掘(マイニング)とは?
出典:https://medium.com/@patrickob/are-transaction-fees-more-profitable-to-pools-than-block-rewards-lets-find-out-f65c92c538ec
採掘とは 、新規発行されるビットコインを採掘者(マイナー)に与える仕組みのことです。
ビットコインは、全ての取引履歴を「分散型の台帳」に記録しています。取引履歴の処理には、莫大な計算量が必要となり、1台のコンピュータでは到底できません。そのため、世界各地のユーザーが自らのコンピュータを使い処理を行ってくれています。
この作業を代わりにやってくれたユーザーに対し、ビットコインが見返りとして支払われるのです。
マイニングの種類
マイニングには大きく2つの種類があります。代表的なものが、POW(プルーフオブワーク)とPOS(プルーフオブステーク)です。
ビットコインは前者のPOWでマイニングされており、簡単に言うと計算処理が一番早かった人がマイニングしたことになります。マイニングが一番早かった人に対し、マイニング報酬として12.5ビットコイン(2017年2月現在)とそのブロックに収められている取引にかかった送金手数料が支払われるのです。
そして、計算処理を行ったコンピュータで新たなブロックが生成され、その情報が世界中のネットワークに共有されます。
ブロックについてわからない方は、「ブロックチェーンとは?」の記事を参照下さい。
マイニングって儲かるの?
マイニングの仕組みがわかれば、「自分でもできるの?」「儲かるの?」と疑問が生まれると思います。結論、ビットコインに関しては価格が高騰し、マイニングをしたいユーザーが増え過ぎたこともあり、一般の方がマイニングをするのは難しく、儲からないフェーズになっています。
マイニングをするには、コンピュータと電気代(コンピュータを稼働させるため)が必要になります。素人がマイニングしたとしても、電気代がネックとなり、利益を出すことは難しいようです。
ビットコインが高騰した現在、マイニングは一般の方ではなく、膨大なコンピュータ施設を持った会社が行っています。
もしこれから、一般の方がマイニングをする場合、ビットコインのマイニングよりも、まだ価値が上がっていないアルトコインのマイニングがおすすめです。将来的に、マイニングで得たコインの価値が上がれば億万長者になれるかもしれません。