【危険性なし】Braveブラウザはどこの国が運営している?中国との関係は?

Braveブラウザを使おうか迷っているけど、危険性はない?本当に安全?

Braveブラウザは中国の会社?中国との関係についても知りたい。

このような疑問に答えます。

Braveブラウザは、2015年からサービス開始された新興ブラウザの一つです。急速にユーザー数を伸ばしており、メインブラウザとして使う方も増えています。

この記事では、そんなBraveブラウザの危険性だけでなく、「中国との関係」や「Braveブラウザの特徴」についても解説します。

目次

Braveブラウザとは【どこの国が運営しているの?】

Braveのロゴ

Braveは、アメリカのサンフランシスコに本社を構える「Brave Software」が開発・運営しているブラウザです。

日本では、「Chrome」や「Safari」を使っている方が多いですが、最近では「Brave」を使っている方が急速に増えています。

ここでは、Braveブラウザについて知っておくべきことを3つにまとめました。

①Braveブラウザの開発者

ブレンダン・アイク

Braveブラウザの開発者でありCEOのBrendan Eich(ブレンダン・アイク)は、アメリカのペンシルベニア州出身のプログラマーです。

プログラミング言語のJavaScriptを作ったことでも有名で、過去には、FireFoxブラウザの開発にも携わっています。

本社所在地およびCEOの出身地から考えると、生粋のアメリカ企業と言えます。

②Braveブラウザのユーザー数【シェア率】

Braveブラウザのユーザー数推移

Braveブラウザのユーザー数は、年々急速に伸びています。2021年のユーザー数は5,000万人を超えており、5年連続で前年比より倍増しています。

Braveブラウザは、広告ブロックや仮想通貨BATを発行するなど、次世代のブラウザとしてのポジションを確立しつつあり、今後ますますユーザー数が増えることが期待されています。

ただし、順調にユーザー数を伸ばしていますが、他ブラウザと比較すると、まだまだユーザー数が少ないのが現状です。下表は世界のデスクトップ版のWebブラウザのマーケットシェア率です。

世界のマーケットシェア率を見ると、トップ10にランクインしています。

順位 ブラウザ名 世界のデスクトップ版
Webブラウザシェア率
1 Chrome 77.03%
2 Safari 8.87%
3 Firefox 7.69%
4 Edge 5.83%
5 Internet Explorer 2.15%
6 Opera 2.43%
7 QQ 1.98%
8 Sogou Explorer 1.76%
9 Yandex 0.91%
10 Brave 0.05%

③Braveブラウザの歴史

Braveブラウザは、2015年に開発された新興のブラウザです。2020年には、日本で有名な仮想通貨取引所であるbitFlyer(ビットフライヤー)と提携を行い、日本人ユーザーが一気に増えました。

  • 2015年:ブレンダン・アイクがBrave Softwareを設立し、Braveブラウザの開発を始める
  • 2016年2月:シードラウンドで450万ドルの資金調達
  • 2017年6月:ICOで3,500万ドルの資金調達
  • 2020年7月:国内の仮想通貨取引所である「bitFlyer(ビットフライヤー)」と提携(日本ユーザーもBATを受け取れるようになる)
  • 2021年3月:検索エンジンの「Talicat」を買収
  • 2021年6月:「Brave Search」のβ版をリリース

Braveブラウザの5つの特徴

Braveブラウザを使う前に、Braveブラウザの特徴についても知っておきましょう。Braveブラウザは、ユーザーファーストなブラウザなので、知れば知るほど使いたくなるはずです。

特徴①:広告ブロック(広告が表示されない)

Braveブラウザの最大の特徴は、広告ブロックです。

広告を無料でブロックしてくれるので、広告に邪魔されずにネットサーフィンを楽しむことができます。ちなみに、BraveでYouTubeを観れば、YouTubeも広告なしで観ることができます。

現代のブラウザは、広告ビジネスで成り立っているため、大量の広告が貼られています。広告に嫌気が差した方は、Braveを一度使ってみてください。

特徴②:ページ読み込みスピードが速い(最大8倍)

Braveブラウザでは、ChromeやFirefoxと比較して読み込みスピードが非常に速いです。

PCで比較すると2倍、スマートフォンで比較すると最大8倍のページ読み込みスピードになっています。Chromeよりもサクサクと進むので、通信が遅いときには非常に重宝します。

特徴③:Brave Rewardsでお気に入りのサイトを応援できる

Brave Rewardsを有効にすると、広告が表示されるようになり、BAT(ベーシック・アテンション・トークン)という仮想通貨を稼げるようになります。BATは日本円に換金することももちろん可能です。

Brave Rewardsの自動支援機能をオンにすると、訪れたサイトに対してBATが自動的に送られます。また、サイトに対してチップを送ることも可能で、一定の金額を毎月チップとして送る機能もあります。

特徴④:セキュリティが強固で安心

Braveはセキュリティが非常に強固であり、安心して利用できます。

こちらの画像を見れば、Braveがいかに優れているか理解できると思います。プライバシー保護とセキュリティに関して言えば、世界最高と言えるのではないでしょうか。

BraveとChromeなどの比較

特徴⑤:完全無料で利用できる

Braveブラウザは、完全無料で利用できます。PCやスマートフォンでBraveをインストールすれば、すぐに使い始めることができます。

また、Braveブラウザを使うだけで、仮想通貨のBATを稼ぐことができるので、完全無料で稼ぐこともできる神ブラウザとなっています。

Braveブラウザの危険性・安全性

Braveブラウザの特徴について解説してきましたが、結論、Braveブラウザの危険性はないと言えます。すべてのブラウザで言えることですが、危険性が100%ないとは言い切れません。

しかし、現状のBraveブラウザには懸念する点はないと思います。

実際に、プライバシー保護とセキュリティにおいては、世界最高水準であり、年々ユーザー数を倍増させています。

Braveブラウザで過去にあった問題

Braveブラウザでは、過去に検索バーに入力したURLが自動的にアフィリエイトリンクに変換されるという問題がありました。(2020年頃)

Braveブラウザの検索バーに「binance.us」と入力すると、「binance.us/en?ref=35089877:」と変換される仕様になっていたそうです。現在は、CEOが非を認めて改善されています。

ちなみに、Binance(バイナンス)とは、世界最大の仮想通貨取引所のことで、バイナンスのアフィリエイトは、報酬率が高いことで有名です。

ユーザーがアフィリエイトリンク経由で登録すると、そのユーザーが取引した手数料の最大50%がもらえる仕組みとなっています。

Braveブラウザと中国との関係について

「Braveブラウザと中国が関係しているか」気になる方は多いと思います。中国企業が絡んでいると情報漏えいのリスクも考えてしまいますよね…。

結論、Braveブラウザと中国企業の関係はありません。

Braveの本社はアメリカのサンフランシスコにあり、開発者もアメリカ人のため、中国との関係は今のところないです。インターネット上の情報でも中国と関係している情報は見つかりませんでした。

Braveブラウザと中国との関係を心配している方は、安心して利用して良いと思いますよ。それでも不安な方は、Braveブラウザの危険性を徹底解説した記事があるので、こちらも合わせてお読みください。

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