59歳の平均年収は738万円です。(男性は年収769万円、女性は435万円)
この記事では、「学歴別の平均年収」や「業種別の平均年収」についても解説しています。また、「59歳の年収中央値」についても触れているので、自分の年収とぜひ比較してみてください。
59歳の平均年収
先述したとおり、59歳の平均年収は738万円です。男女別で見ると、男性の平均年収は769万円、女性の平均年収は435万円となっています。
全体の平均年収:738万円
男性の平均年収:769万円
女性の平均年収:435万円
50代全体の平均年収を見ると、男性女性ともに60歳をピークに年収は下降していきます。
年齢 | 全体の平均年収 | 男性の平均年収 | 女性の平均年収 |
50歳 | 569万円 | 631万円 | 427万円 |
51歳 | 586万円 | 655万円 | 419万円 |
52歳 | 603万円 | 676万円 | 425万円 |
53歳 | 603万円 | 663万円 | 423万円 |
54歳 | 621万円 | 679万円 | 434万円 |
55歳 | 646万円 | 694万円 | 430万円 |
56歳 | 661万円 | 704万円 | 442万円 |
57歳 | 660万円 | 695万円 | 414万円 |
58歳 | 685万円 | 714万円 | 475万円 |
59歳 | 738万円 | 769万円 | 435万円 |
出典:doda
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59歳の業種別の平均年収
次に、59歳の業種別の平均年収を見ていきましょう。ここでは、国税庁が公表している『民間給与実態統計調査(平成30年度)』を参照します。
1位:電気・ガス・熱供給・水道業
2位:情報通信業
3位:金融業、保険業
順位 | 業種 | 平均年収(万円) | 給与所得者数(人) |
1 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | 953 | 20,873 |
2 | 情報通信業 | 773 | 163,359 |
3 | 金融業、保険業 | 678 | 176,314 |
4 | 製造業 | 627 | 1,064,590 |
5 | 学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業 | 608 | 207,957 |
6 | 建設業 | 592 | 419,317 |
7 | 不動産業、物品賃貸業 | 547 | 130,582 |
8 | 複合サービス事業 | 510 | 105,685 |
9 | 運輸業、郵便業 | 491 | 443,572 |
10 | 卸売業、小売業 | 452 | 843,315 |
11 | 医療、福祉 | 448 | 739,328 |
12 | サービス業 | 422 | 699,032 |
13 | 農林水産・鉱業 | 391 | 47,693 |
14 | 宿泊業、飲食サービス業 | 273 | 176,328 |
※民間給与実態統計調査は、5歳区切りのデータになっているので55〜59歳のデータを参照しています
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59歳の学歴別の平均年収
59歳の学歴別の平均年収を見ていきましょう。「大卒・院卒」と「高卒」を比較すると、約230万円の差があります。
大卒・院卒:672万円
高専・短大卒:518.9万円
高卒:441.6万円
学歴によって平均年収は大きく変わりますが、最近では成果主義の会社も増えているので、学歴に関係なく年収が高い人も多いです。
年齢 | 大卒・院卒の 平均年収 |
高専・短大卒の 平均年収 |
高卒の 平均年収 |
50代 | 687万円 | 516.8万円 | 437.2万円 |
50歳 | 667.4万円 | 514.1万円 | 435.3万円 |
51歳 | 681.3万円 | 517.7万円 | 435.8万円 |
52歳 | 688.3万円 | 518.3万円 | 435.8万円 |
53歳 | 712.6万円 | 521.9万円 | 435.8万円 |
54歳 | 726.5万円 | 523.4万円 | 440.1万円 |
55歳 | 685.5万円 | 513.8万円 | 437.3万円 |
56歳 | 685.5万円 | 513.2万円 | 436.8万円 |
57歳 | 678.8万円 | 513.2万円 | 436.8万円 |
58歳 | 672万円 | 513.2万円 | 436.8万円 |
59歳 | 672万円 | 518.9万円 | 441.6万円 |
参考:賃金構造基本統計調査(平成30年度)
学歴で初任給はいくら違う?
学歴別で初任給はいくら違うのでしょうか?
院卒:23.9万円
大卒:20.7万円
高専・短大卒:18.1万円
高卒:16.5万円
上記の通り、大卒と高卒では金額が大きく違います。「院卒」と「大卒」は、初任給でも20万円は超えてきます。
一方、「高専・短大卒」「高卒」は、会社によっても異なりますが、初任給20万円弱のスタートが多いようです。
院卒の初任給 | 大卒の初任給 | 高専・短大卒の初任給 | 高卒の初任給 |
23.9万円 | 20.7万円 | 18.1万円 | 16.5万円 |
出典:賃金構造基本統計調査(平成30年度)
59歳の年収中央値
59歳の年収中央値は737.5万円です。男女別で見ると、男性の年収中央値は750万円、女性の年収中央値は551万円となっています。
全体の年収中央値:737.5万円
男性の年収中央値:750万円
女性の年収中央値:551万円
年収中央値とは?
年収中央値とは、「年収データを高い順、または低い順に並べたときの真ん中の値のこと」です。例えば、100人を対象に年収を聞いた際に、年収順位がちょうど真ん中の人、つまり50位の人の年収が年収中央値ということになります。つまり、100位(貧しい)→50位(中央値)→1位(お金持ち)となります。
年齢 | 全体の年収中央値 | 男性の年収中央値 | 女性の年収中央値 |
50歳 | 650万円 | 700万円 | 450万円 |
51歳 | 625万円 | 650万円 | 402万円 |
52歳 | 700万円 | 700万円 | 400万円 |
53歳 | 700万円 | 720万円 | 400万円 |
54歳 | 700万円 | 730万円 | 450万円 |
55歳 | 750万円 | 780万円 | 380万円 |
56歳 | 700万円 | 720万円 | 375万円 |
57歳 | 760万円 | 775万円 | 475万円 |
58歳 | 800万円 | 800万円 | 350万円 |
59歳 | 737.5万円 | 750万円 | 551万円 |
出典:doda
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50代の年収分布
50代の年収分布を見ると、3つの特徴がわかります。
- 50代の9.4%(10人に1人)が年収300万円以下
- 50代の30.6%(3人に1人)が年収500万円以下
- 50代で年収1000万円以上は13.5%だけ
50代の年収分布 | |
〜300万円 | 9.4% |
300〜400万円 | 15% |
400〜500万円 | 15.6% |
500〜600万円 | 12.8% |
600〜700万円 | 11.7% |
700〜800万円 | 8.7% |
800〜900万円 | 8% |
900〜1000万円 | 5.3% |
1000万円〜 | 13.5% |
出典:doda
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50代で転職はできる?
転職エージェントの経験から言うと、50代の転職は難易度が一気に上がります。ただし、一昔前まで言われていた「35歳限界説」はないので、50代向けの求人はあります。
重要なことは、「自分に合った求人を見つけること」「50代に合った転職活動をすること」です。一人で転職活動をするのは限界があるので、『リクルートエージェント』や『JACリクルートメント』のような50代に強い転職エージェントを利用することをおすすめします。
- 50代の人材ニーズは徐々に増えている
- 経験・スキルがあれば求人は見つかる
- 転職エージェントを利用した方が良い
①50代の人材ニーズは徐々に増えている
求人の一番多い年代は、20代・30代です。40代以降になると対象の求人が少なくなります。
しかし最近では、40代・50代の経験豊富な人材を求める企業が増えています。実際に転職サービスに登録するとわかりますが、50代でも受けられる求人は数多くあります。
②経験・スキルがあれば求人は見つかる
50代で転職をするのであれば、経験・スキルは必須です。一貫性のあるキャリアのなかで、マネジメント経験があれば、必ずあなたを必要としている企業が見つかるはずです。
また、マネジメント経験あるいは大きな実績があれば、大幅な年収アップを望めます。
③転職エージェントを利用した方が良い
50代で転職をされるなら、転職エージェントの利用は必須です。20代・30代に比べると、転職難易度は高くなるので、転職エージェントを上手に利用しましょう。
転職エージェントでは、求人紹介はもちろん、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接の日程調整、内定後のフォローなど、多くのことを無料でサポートしてくれます。
59歳で年収アップを目指している方におすすめの転職サービス
59歳で年収アップを目指している方におすすめしているのが、下記の転職サービスです。有名な転職サービスばかりなので、ハズれはありません。
元リクルートの転職エージェントから言うと、知名度の低い転職サービスはおすすめできません。
「求人数」「サポートの質」「年収アップ率」を考えると、大手企業が運営している転職サービスの方が断然おすすめです。
- 1位:リクルートダイレクトスカウト
- 2位:JACリクルートメント
- 3位:doda
1位:リクルートダイレクトスカウト
【おすすめ度】★★★★★(5.0)
【公式HP】https://directscout.recruit.co.jp/
リクルートダイレクトスカウトは、業界最大手のリクルートが運営するハイクラス向けの転職サービスです。
リクルートダイレクトスカウトの特徴は、他の転職サービスでは扱っていない高年収求人が多く掲載されていることです。転職エージェントの経験から言えば、質の高い高年収求人をここまで集めているのはリクルートダイレクトスカウトだけじゃないでしょうか。
完全無料で利用でき、簡単な登録ですぐに求人を見ることができるので年収アップを目指している方はぜひ公式HPをチェックしみてください。
サービス名 | リクルートダイレクトスカウト |
対応地域 | 全国 |
探せる職種 | 経営ボード、経営企画・事業計画、管理、マーケティング、クリエイティブ、営業、コンサルタント、ITコンサルタント、専門職、IT・インターネット、ゲーム、電気・電子、半導体、機械、組み込み制御、化学、化粧品・食品、金融、メディカル、建設・不動産、知的財産、その他 |
求人数 | 多い |
特徴 | ・高年収の非公開求人が多数 ・ヘッドハンターの質が高い ・レジュメがすべて匿名(採用担当者に個人情報を見られる心配はありません) |
2位:JACリクルートメント
【おすすめ度】★★★★☆(4.5)
【公式HP】http://www.jac-recruitment.jp/
JACリクルートメントは、ハイキャリア転職実績No.1の転職エージェントです。人材紹介事業において、リクルート、dodaに次いで国内第3位の売上高を誇っています。
高年収求人をメインに扱っており、年収アップを目指している方にとっては、必須の転職エージェントと言えます。ぜひ公式HPをチェックしてみてください。
サービス名 | JACリクルートメント |
対応地域 | 全国 |
探せる職種 | サービス、商社/流通/外食、消費財、建設/不動産、金融、クリエイティブ/マーケティング、運輸/物流/倉庫、IT・通信、コンサルティング/シンクタンク/法律・会計、電気/電子/半導体、機械/自動車、化学、金属/素材/エネルギー、メディカル・バイオ、医療/介護/福祉、その他 |
求人数 | 1万5,000件以上 |
特徴 | ・高年収求人が多い ・ハイキャリア転職実績No.1 ・グローバル転職に強い(外資系企業との取引実績4,000件) ・一気通貫型のコンサルティング体制 ・人材紹介において国内3位 ・業界・職種に特化したコンサルタントが約650名在籍 |
3位:doda
【おすすめ度】★★★★★(5.0)
【公式HP】https://doda.jp/
dodaは、人材業界大手のパーソルキャリア(旧インテリジェンス)が運営している転職エージェントです。
転職者満足度は業界1位と言われるほど、転職者からの評価が高い転職エージェントです。
サービス名 | doda |
対応地域 | 全国 |
探せる職種 | 営業、企画・管理、事務/アシスタント、販売/サービス、コンサルタント/士業、金融専門職、公務員/教員、SE/インフラエンジニア/Webエンジニア、機械/電気、組み込みソフトウェア、建築/土木/不動産/プラント/設備、化学/素材/化粧品、食品/香料/飼料、医療系専門職、クリエイティブ |
求人数 | 10万件以上 |
特徴 | ・転職者満足No.1 ・転職ワンストップサービス ・スカウトメールが多い |
まとめ
59歳の平均年収は738万円でした。
平均年収は、「自分の年収が高いか?低いか?」の参考値になります。平均年収よりも低かった人は、年収アップに向けて転職活動や副業など、できることはたくさんあるので悲観する必要はありません。
①59歳の平均年収
・全体の平均年収:738万円
・男性の平均年収:769万円
・女性の平均年収:435万円
②59歳の学歴別の平均年収
・大卒・院卒: 672万円
・高専・短大卒:518.9万円
・高卒:441.6万円
③59歳の年収中央値
・全体の年収中央値:737.5万円
・男性の年収中央値:750万円
・女性の年収中央値:551万円
④50代の年収分布
・〜300万円:15%
・300〜400万円:15.6%
・400〜500万円:12.8%
・500〜600万円:11.7%
・600〜700万円:8.7%
・700〜800万円:8%
・800〜900万円:5.3%
・900〜1000万円:13.5%
・1000万円〜:12.4%
⑤50代の転職成功ポイント
・50代の人材ニーズは徐々に増えている
・経験・スキルがあれば求人は見つかる
・転職エージェントを利用した方が良い