55歳の平均年収と年収中央値はいくら?【男女別・業種別・学歴別】

55歳の平均年収と年収中央値

55歳の平均年収は646万円です。(男性は年収694万円、女性は430万円)

この記事では、「学歴別の平均年収」や「業種別の平均年収」についても解説しています。また、「55歳の年収中央値」についても触れているので、自分の年収とぜひ比較してみてください。

目次

55歳の平均年収

先述したとおり、55歳の平均年収は646万円です。男女別で見ると、男性の平均年収は694万円、女性の平均年収は430万円となっています。

全体の平均年収:646万円

男性の平均年収:694万円

女性の平均年収:430万円

50代全体の平均年収を見ると、男性女性ともに60歳をピークに年収は下降していきます。

年齢 全体の平均年収 男性の平均年収 女性の平均年収
50歳 569万円 631万円 427万円
51歳 586万円 655万円 419万円
52歳 603万円 676万円 425万円
53歳 603万円 663万円 423万円
54歳 621万円 679万円 434万円
55歳 646万円 694万円 430万円
56歳 661万円 704万円 442万円
57歳 660万円 695万円 414万円
58歳 685万円 714万円 475万円
59歳 738万円 769万円 435万円

出典:doda

[nlink url=”https://career-media.net/673″]

55歳の業種別の平均年収

次に、55歳の業種別の平均年収を見ていきましょう。ここでは、国税庁が公表している『民間給与実態統計調査(平成30年度)』を参照します。

1位:電気・ガス・熱供給・水道業

2位:情報通信業

3位:金融業、保険業

順位 業種 平均年収(万円) 給与所得者数(人)
1 電気・ガス・熱供給・水道業 953 20,873
2 情報通信業 773 163,359
3 金融業、保険業 678 176,314
4 製造業 627 1,064,590
5 学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業 608 207,957
6 建設業 592 419,317
7 不動産業、物品賃貸業 547 130,582
8 複合サービス事業 510 105,685
9 運輸業、郵便業 491 443,572
10 卸売業、小売業 452 843,315
11 医療、福祉 448 739,328
12 サービス業 422 699,032
13 農林水産・鉱業 391 47,693
14 宿泊業、飲食サービス業 273 176,328

※民間給与実態統計調査は、5歳区切りのデータになっているので55〜59歳のデータを参照しています

[nlink url=”https://career-media.net/2408″]

55歳の学歴別の平均年収

55歳の学歴別の平均年収を見ていきましょう。「大卒・院卒」と「高卒」を比較すると、約250万円の差があります。

大卒・院卒:685.5万円

高専・短大卒:513.8万円

高卒:437.3万円

学歴によって平均年収は大きく変わりますが、最近では成果主義の会社も増えているので、学歴に関係なく年収が高い人も多いです。

年齢 大卒・院卒の
平均年収
高専・短大卒の
平均年収
高卒の
平均年収
50代 687万円 516.8万円 437.2万円
50歳 667.4万円 514.1万円 435.3万円
51歳 681.3万円 517.7万円 435.8万円
52歳 688.3万円 518.3万円 435.8万円
53歳 712.6万円 521.9万円 435.8万円
54歳 726.5万円 523.4万円 440.1万円
55歳 685.5万円 513.8万円 437.3万円
56歳 685.5万円 513.2万円 436.8万円
57歳 678.8万円 513.2万円 436.8万円
58歳 672万円 513.2万円 436.8万円
59歳 672万円 518.9万円 441.6万円

参考:賃金構造基本統計調査(平成30年度)

学歴で初任給はいくら違う?

学歴別で初任給はいくら違うのでしょうか?

院卒:23.9万円

大卒:20.7万円

高専・短大卒:18.1万円

高卒:16.5万円

上記の通り、大卒と高卒では金額が大きく違います。「院卒」と「大卒」は、初任給でも20万円は超えてきます。

一方、「高専・短大卒」「高卒」は、会社によっても異なりますが、初任給20万円弱のスタートが多いようです。

院卒の初任給 大卒の初任給 高専・短大卒の初任給 高卒の初任給
23.9万円 20.7万円 18.1万円 16.5万円

出典:賃金構造基本統計調査(平成30年度)

55歳の年収中央値

55歳の年収中央値は750万円です。男女別で見ると、男性の年収中央値は780万円、女性の年収中央値は380万円となっています。

全体の年収中央値:750万円

男性の年収中央値:780万円

女性の年収中央値:380万円

年収中央値とは?

年収中央値とは、「年収データを高い順、または低い順に並べたときの真ん中の値のこと」です。例えば、100人を対象に年収を聞いた際に、年収順位がちょうど真ん中の人、つまり50位の人の年収が年収中央値ということになります。つまり、100位(貧しい)→50位(中央値)→1位(お金持ち)となります。

参考:年収中央値とは?【平均年収との違いをわかりやすく解説】

年齢 全体の年収中央値 男性の年収中央値 女性の年収中央値
50歳 650万円 700万円 450万円
51歳 625万円 650万円 402万円
52歳 700万円 700万円 400万円
53歳 700万円 720万円 400万円
54歳 700万円 730万円 450万円
55歳 750万円 780万円 380万円
56歳 700万円 720万円 375万円
57歳 760万円 775万円 475万円
58歳 800万円 800万円 350万円
59歳 737.5万円 750万円 551万円

出典:doda

[nlink url=”https://career-media.net/832″]

50代の年収分布

50代の年収分布を見ると、3つの特徴がわかります。

  • 50代の9.4%(10人に1人)が年収300万円以下
  • 50代の30.6%(3人に1人)が年収500万円以下
  • 50代で年収1000万円以上は13.5%だけ
50代の年収分布
〜300万円 9.4%
300〜400万円 15%
400〜500万円 15.6%
500〜600万円 12.8%
600〜700万円 11.7%
700〜800万円 8.7%
800〜900万円 8%
900〜1000万円 5.3%
1000万円〜 13.5%

出典:doda

[nlink url=”https://career-media.net/15977″]

50代で転職はできる?

転職エージェントの経験から言うと、50代の転職は難易度が一気に上がります。ただし、一昔前まで言われていた「35歳限界説」はないので、50代向けの求人はあります。

重要なことは、「自分に合った求人を見つけること」「50代に合った転職活動をすること」です。一人で転職活動をするのは限界があるので、『リクルートエージェント』や『JACリクルートメント』のような50代に強い転職エージェントを利用することをおすすめします。

  1. 50代の人材ニーズは徐々に増えている
  2. 経験・スキルがあれば求人は見つかる
  3. 転職エージェントを利用した方が良い

①50代の人材ニーズは徐々に増えている

求人の一番多い年代は、20代・30代です。40代以降になると対象の求人が少なくなります。

しかし最近では、40代・50代の経験豊富な人材を求める企業が増えています。実際に転職サービスに登録するとわかりますが、50代でも受けられる求人は数多くあります。

②経験・スキルがあれば求人は見つかる

50代で転職をするのであれば、経験・スキルは必須です。一貫性のあるキャリアのなかで、マネジメント経験があれば、必ずあなたを必要としている企業が見つかるはずです。

また、マネジメント経験あるいは大きな実績があれば、大幅な年収アップを望めます。

③転職エージェントを利用した方が良い

50代で転職をされるなら、転職エージェントの利用は必須です。20代・30代に比べると、転職難易度は高くなるので、転職エージェントを上手に利用しましょう。

転職エージェントでは、求人紹介はもちろん、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接の日程調整、内定後のフォローなど、多くのことを無料でサポートしてくれます。

55歳で年収アップを目指している方におすすめの転職サービス

55歳で年収アップを目指している方におすすめしているのが、下記の転職サービスです。有名な転職サービスばかりなので、ハズれはありません。

元リクルートの転職エージェントから言うと、知名度の低い転職サービスはおすすめできません。

「求人数」「サポートの質」「年収アップ率」を考えると、大手企業が運営している転職サービスの方が断然おすすめです。

おすすめの転職サービス

1位:リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

【おすすめ度】★★★★★(5.0)
【公式HP】https://directscout.recruit.co.jp/

リクルートダイレクトスカウトは、業界最大手のリクルートが運営するハイクラス向けの転職サービスです。

リクルートダイレクトスカウトの特徴は、他の転職サービスでは扱っていない高年収求人が多く掲載されていることです。転職エージェントの経験から言えば、質の高い高年収求人をここまで集めているのはリクルートダイレクトスカウトだけじゃないでしょうか。

完全無料で利用でき、簡単な登録ですぐに求人を見ることができるので年収アップを目指している方はぜひ公式HPをチェックしみてください。

サービス名 リクルートダイレクトスカウト
対応地域 全国
探せる職種 経営ボード、経営企画・事業計画、管理、マーケティング、クリエイティブ、営業、コンサルタント、ITコンサルタント、専門職、IT・インターネット、ゲーム、電気・電子、半導体、機械、組み込み制御、化学、化粧品・食品、金融、メディカル、建設・不動産、知的財産、その他
求人数 多い
特徴 ・高年収の非公開求人が多数
・ヘッドハンターの質が高い
・レジュメがすべて匿名(採用担当者に個人情報を見られる心配はありません)

2位:JACリクルートメント

JACリクルートメント

【おすすめ度】★★★★☆(4.5)
【公式HP】http://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントは、ハイキャリア転職実績No.1の転職エージェントです。人材紹介事業において、リクルート、dodaに次いで国内第3位の売上高を誇っています。

高年収求人をメインに扱っており、年収アップを目指している方にとっては、必須の転職エージェントと言えます。ぜひ公式HPをチェックしてみてください。

サービス名 JACリクルートメント
対応地域 全国
探せる職種 サービス、商社/流通/外食、消費財、建設/不動産、金融、クリエイティブ/マーケティング、運輸/物流/倉庫、IT・通信、コンサルティング/シンクタンク/法律・会計、電気/電子/半導体、機械/自動車、化学、金属/素材/エネルギー、メディカル・バイオ、医療/介護/福祉、その他
求人数 1万5,000件以上
特徴 ・高年収求人が多い
・ハイキャリア転職実績No.1
・グローバル転職に強い(外資系企業との取引実績4,000件)
・一気通貫型のコンサルティング体制
・人材紹介において国内3位
・業界・職種に特化したコンサルタントが約650名在籍

3位:doda

【おすすめ度】★★★★★(5.0)
【公式HP】https://doda.jp/

dodaは、人材業界大手のパーソルキャリア(旧インテリジェンス)が運営している転職エージェントです。

転職者満足度は業界1位と言われるほど、転職者からの評価が高い転職エージェントです。

サービス名 doda
対応地域 全国
探せる職種 営業、企画・管理、事務/アシスタント、販売/サービス、コンサルタント/士業、金融専門職、公務員/教員、SE/インフラエンジニア/Webエンジニア、機械/電気、組み込みソフトウェア、建築/土木/不動産/プラント/設備、化学/素材/化粧品、食品/香料/飼料、医療系専門職、クリエイティブ
求人数 10万件以上
特徴 ・転職者満足No.1
・転職ワンストップサービス
・スカウトメールが多い

まとめ

55歳の平均年収は646万円でした。

平均年収は、「自分の年収が高いか?低いか?」の参考値になります。平均年収よりも低かった人は、年収アップに向けて転職活動や副業など、できることはたくさんあるので悲観する必要はありません。

①55歳の平均年収

・全体の平均年収:646万円

・男性の平均年収:694万円

・女性の平均年収:430万円

②55歳の学歴別の平均年収

・大卒・院卒:685.5万円

・高専・短大卒:513.8万円

・高卒:437.3万円

③55歳の年収中央値

・全体の年収中央値:750万円

・男性の年収中央値:780万円

・女性の年収中央値:380万円

④50代の年収分布

・〜300万円:15%

・300〜400万円:15.6%

・400〜500万円:12.8%

・500〜600万円:11.7%

・600〜700万円:8.7%

・700〜800万円:8%

・800〜900万円:5.3%

・900〜1000万円:13.5%

・1000万円〜:12.4%

⑤50代の転職成功ポイント

・50代の人材ニーズは徐々に増えている

・経験・スキルがあれば求人は見つかる

・転職エージェントを利用した方が良い

目次
閉じる