Google(グーグル)の平均年収はいくら?【親会社Alphabetの平均年収も解説】

Google Japanの平均年収

世界中の誰もが知っているGoogleの日本法人、Google Japanの平均年収は814万円(推定)です。この記事では、そんなGoogle Japanの年収の他に、親会社や創業者の年収を詳しく解説します。

目次

Google Japanの平均年収

平均年収
814万円
※口コミサイト
月収
54.2万円
※平均年収から算出

Google Japanの平均年収は814万円(推定)です。国税庁の民間給与実態調査によると平均年収は432万円なので、Google Japanの平均年収は1.8倍ということがわかります。

  • Google Japan:814万円(推定)
  • 平均年収:432万円

Google Japanは日本で上場していないため、正確な平均年収の数値は不明です。そのため、上記の数値は2020年1月時点での口コミサイトで集計された平均年収となります。

Googleの親会社「Alphabet」の平均年収は2,000万円超え?

米国のGoogleや日本のGoogle Japanは、「Alphabet」の子会社になります。

「Alphabet」の株主総会報告書によると、社員の年間給与の中央値は24万6,804ドル。日本円にすると約2,705万円になります。

高年収だが、生活レベルは…

Alphabet本社があるシリコンバレーは家賃が非常に高く、一般的な賃貸物件でも賃料は4000ドル(44万円)を超えています。

そのため、年収1,000万円でも生活に苦労するレベルで、年収4000万円でも「中流」の生活レベル。

実際に、Googleの社員が家賃を払えずにキャンプングカーで生活していると話題になったこともあります。

Googleの創業者/Alphabet元CEOラリー・ペイジ氏の年収は?

ラリー・ペイジ

出典:Wikipedia

Googleの共同創業者であり、GoogleとAlphabetの元CEOであるラリー・ペイジ氏がCEO時代にもらっていた報酬は1ドルでした。

その理由は、ストックオプションなどで巨額の資産があるから。ちなみに、フォーブスによれば、ラリー・ペイジ氏の総資産は約3.68兆円です。

その他、1ドルで働く経営者たち

シリコンバレーのIT企業では、ラリー・ペイジ氏と同様に1ドルの報酬で働いているCEOが多くいます。

かつてはアップルのスティーブジョブス氏、現在ではFacebookのマーク・ザッカーバーグ氏、テスラのイーロンマスク氏、Twitterのジャック・ドーシー氏などが1ドルの報酬で働いています。

Google Japanの福利厚生

Google Japanは高年収というだけでなく、福利厚生も非常に充実しています。

  • 無料食堂
  • ゲームルーム・音楽ルーム
  • 社員の自己学習サポート・ボランティアサポート
  • 健康管理サポート

無料食堂

Googleにはオフィス内に無料の食堂が3つあり、その全てを無料で利用することができます。ホテルのビュッフェなみに十数種類の品目があり、好きなものを食べることができます。その日によってメニューが変わり、郷土料理から外国の料理まで様々。

その他、オフィス内にある自動販売機も無料とのこと。

ゲームルーム・音楽ルーム

オフィス内に、ゲームルームや音楽ルームも完備されています。ゲームルームではプレステなどで遊ぶことができ、音楽ルームでは楽器を演奏することができます。社員がいつでもリフレッシュする環境が整っています。

社員の自己学習サポート・ボランティアサポート

自己開発や専門スキルの向上のためのサポートをを積極的に行っています。コーディングクラスや料理教室、学位プログラム、ギター教室など様々な学習サポートがあります。

また、ボランティア関連もGoogleは手厚いサポートを行っています。例えば、社員が寄付を行う場合は、その同様の寄付を会社も行います。また、ボランティア活動を行う場合は、活動に応じて寄付する金額が増加します。

健康管理サポート

Googleは手厚いヘルスケアサポートを行っています。オフィスにはカイロプラクティック、理学療法、マッサージなどを受けられ、診療所もあります。その他、フィットネスセンターで運動をすることも可能です。

また、先述した無料食堂で提供される食事は栄養バランスが考慮されているため、オフィスにいるだけで健康になることができます。

Google Japanで年収2,000万円は可能?

年収2,000万円といえば、日経企業では役員クラスにならないと到達できません。しかし、Google Japanに入社できれば、年収2,000万円も到達可能です。

例えば、Googleは1年以上在籍すると好きな国の支社に応募できます。

そのため、シリコンバレーのGoogle本社に行けば、年収2,000万円は容易。Google Japanにいても、能力さえあれば年収は上がるため、年収を上げたい人にとって、Googleはうってつけの環境です。

Google Japanに転職するためには

転職難易度
高い
※独自調査
人気ランキング
1位
※doda

Google Japanの転職難易度は高いです。「社会人が選ぶ転職人気企業ランキング」では常にトップクラスであり、2019年度では1位を獲得しています。Google Japanを志望している方は、事前準備が重要になります。

Google Japanに転職するために知っておくべきこと

Google Japanに転職するために知っておくべきことは、4つあります。

  1. IT系専門職に転職したい場合
  2. セールス職に転職したい場合
  3. 面接は「構造化面接法」にのっとったもの
  4. 非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

1.IT系専門職

Google Japanでは、常にIT系専門職が多数募集されています。具体的な職種については非常に細かく分かれており、エンジニア系だけでも数十種類あり、その他セキュリティ系、データサイエンティスト系など様々な職種があります。

全てに共通していることは、下記2点です。

  • 即戦力採用
  • 英語能力が必須

即戦力採用であるため、何らかの専門分野での実務経験・高い実績が求められます。具体的な必要な能力については、Googleがこちらで解説しています。

また、Google Japanでは様々な国籍の社員とチームを組むため、社内公用語は英語です。英語でコミュニケーションが取れなければ仕事ができないため、英語は必須です。

Google Japanに転職したい方は、その他のIT企業で実務経験を積むことが必要になります。

②セールス職に転職したい場合

Google Japanでセールス職に転職したい場合は、下記の経験・能力が必須になります。

  • Web・IT業界での法人営業経験
  • IT関連の知識(実務経験があれば尚可)
  • 英語能力

Google Japanのセールス職とは、Googleのリスティング広告の営業や、企業のWeb広告をワンストップで請け負うことが多いため、その関連スキルが必須になります。営業経験がない場合でも、マーケティングやコンサルティングの経験があれば良い場合も多いです。

また、Google Japanの社内公用語は英語であるため、英語能力も必須になります。

そのため、例えば、ネット広告代理店(サイバーエージェントなど)や外資系ITベンダー、SaaS系企業、リクルートなどでの広告営業の経験を積むと、Google Japanの転職に活かせることが多いです。

③面接は「構造化面接法」にのっとったもの

過去、Googleの面接では下記のような創造力を試す超難問が出題されていました。

  • 「データベース」を、8歳の甥に3つのセンテンスで説明してください。
  • サンフランシスコ市の避難計画を考えてください。
  • クローゼットはシャツが満杯で、1枚探すのもひと苦労だ。 どう整理したら簡単にシャツが引っ張り出せるだろう?

しかし、現在ではこのような問題は出題しないと、Googleは明言しています。

超難問を面接に取り入れても優秀な候補者の判定にはつながらないことがわかったため、現在は出題しておりません。

出典:Google

したがって、現在では「あなたはGoogleに入ってどのような能力が活かせますか?」といった、構造化面接法にのっとったオーソドックスな面接が主流となっています。一方、Google独自のサンプルテスト(職務の一部を実際に行うものなど)は行われるようです。

構造化面接法とは

構造化面接法とは、候補者ごとに異なる質問をするのではなく、あらかじめ評価基準や質問項目を決めておき、手順通りに実施していく面接手法になります。

内容はオーソドックスなもので、候補者の行動や状況を深く掘り下げていくものです。自分のことをいかに理解しているのかが問われるものになります。

4.非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、求人紹介や履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接の日程調整、面接後の条件交渉などを担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれる無料サービスです。

Google Japanは、転職エージェントに「非公開求人」を掲載している可能性があります。Google  Japanのような人気企業が求人を出すと応募者が殺到しやすいため、一般には公開しない「非公開求人」を転職エージェントに発注することが多いです。

Google  Japanの場合、転職難易度が非常に高いので、万全な準備が求められます。転職エージェントでは、Google  Japanの求人紹介はもちろん、Google  Japanから内定を貰うための面接対策を行ってもらえるため、転職エージェントを利用した方が内定確度は高まるでしょう。

おすすめの転職エージェント

まとめ

Google Japanの平均年収は814万円(推定)でした。

Google Japanは数多くの職種で通年採用を行っており、Google Japanへの転職へのチャンスは多く開かれています。しかし、転職人気ランキング1位であり、即戦力採用であることから、転職難易度は非常に高いです。

そのため、転職エージェントで入念な対策を行うことをおすすめします。

■まとめ

・Google Japanの平均年収

814万円(推定)

・Googleの創業者/Alphabet元CEOラリー・ペイジ氏の年収

1ドル

・Googleの親会社「Alphabet」の平均年収

約2,705万円

・Google Japanの福利厚生

無料食堂

ゲームルーム・音楽ルーム

社員の自己学習サポート・ボランティアサポート

健康管理サポート

・Google Japanに転職するために知っておくべきこと

①IT系専門職に転職したい場合

②セールス職に転職したい場合

③面接は「構造化面接法」にのっとったもの

④非公開求人を保有する転職エージェントを利用する

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