ビズリーチは第二新卒でも登録できる?【実際に利用した経験談】

私は、新卒入社した会社をちょうど1年で退職しました。その後、かねてから志望していた企業から内定を頂き、無事第二新卒の転職は成功。

その当時、登録していた転職サービスは5つあります。そのうちの1つが『ビズリーチ』です。結論、第二新卒の方でもビズリーチに登録することは可能です。

しかし、第二新卒で転職するのであれば、ビズリーチが運営している20代に特化した『キャリトレ』の方が良かったというのが正直な感想です。

私は、当時25歳でしたが、ビズリーチよりもキャリトレの方が自分に合う求人が多く掲載されていました。

また、業界最大手の『リクルートエージェント』は第二新卒層に注力しているので、優良求人を探している方におすすめです。

目次

【結論】第二新卒でもビズリーチに登録できる

ビズリーチ

ビズリーチは、年収500万円〜1000万円の方を対象にしたハイクラス転職サービスです。最近では、年収に関係なく幅広い求人が掲載されています。

そのため、第二新卒でもビズリーチに登録することは可能です。実際に、私は審査に通りました。

もちろん高年収求人が多いですが、年収400万円前後の第二新卒でも応募できる求人も掲載されています。ビズリーチの評判や特徴については、下記の記事が参考になるかと思います。

サービス名 ビズリーチ
対応地域 全国
探せる職種 経営、管理、マーケティング、営業、コンサルタント、 ITコンサルタント、専門職 、IT・インターネット、ゲーム、電気・電子、半導体、機械、化学・化粧品・食品、金融、メディカル、建設・不動産
求人数 10万件以上
特徴 ・質の高い情報(求人情報含む)が受け取れる
・管理職や外資系などの年収レンジが高い求人が多数
・スカウト機能充実
・ヘッドハンターを検索&相談ができる

ビズリーチの仕組み

ビズリーチの仕組みは、非常にシンプルです。

  1. ビズリーチに登録
  2. 採用企業やヘッドハンターからスカウトが届く
  3. 興味のある求人に応募

こんな感じです。

採用企業からスカウトが届いた場合、面接に進みます。

一方、ヘッドハンターからスカウトが届いた場合は、まずはヘッドハンターと面談をします。(私の場合は、都内のカフェで何度か面談をして頂きました)

下記でも解説していますが、第二新卒でもスカウトメールは多く届きます。

ビズリーチのヘッドハンターは優秀な方が多い?

私は数名のヘッドハンターと面談をさせて頂きました。みなさん優秀かと言えば、そうは感じませんでした。もちろん相性もあるので一概には言えませんが…。

優秀なヘッドハンターは、こちら側の話を十分に聞いてくれ、「今、転職するべきか?」を本気で考えてくれました。一方、あるヘッドハンターは、むやみに求人を紹介してきた印象があります。

後から知ったのですが、ビズリーチのヘッドハンターには、ヘッドハンターランクという評価制度があります。(良いヘッドハンターと悪いヘッドハンターを判断できる仕組み)詳しくは、『ビズリーチのヘッドハンターランクとは?』で解説されているので、参考にしてみてください。

スカウトメールは予想以上に届く

メール

第二新卒の転職を決意した私は、希望条件に合った求人を一つでも多く探すために、5つの転職サービスに登録していました。

ビズリーチも求人を探すために登録しましたが、スカウトメールが予想以上に届き驚いたのを覚えています。

内訳としては、

  • 企業からのスカウト:約3件
  • 企業からのプラチナスカウト:約10件
  • ヘッドハンターからのスカウト:約25件
  • ヘッドハンターからのプラチナスカウト:約12件

これくらいです。

ビズリーチのスカウトの種類は、下記の記事で詳しく解説されています。

ちなみに、当時の私のレジュメは下記のような感じです。

学歴:4年制大学卒業

年齢:25歳

職種:営業

資格:特になし

スカウトメール=内定に近い?

事実として、第二新卒でもビズリーチから多くのスカウトメールが届きます。しかし、スカウトをもらったからと言って、内定に近い訳ではないです。

採用企業やヘッドハンターは、人材獲得に向けて一人でも多くの求職者にアプローチを取ります。経験上、レジュメをほとんど記載してないにも関わらず、スカウトが届く場合もありました。

特に、ヘッドハンターからのスカウトは注意が必要です。言い方が悪いかもしれませんが、「大学名」「現職の会社名」だけを見て、むやみにスカウトを送っている印象が強いです。

質の高いスカウトを受け取るためには

では、質の高いスカウトを受け取るためには、なにが必要なのでしょうか?

答えは、レジュメをしっかりと記入することです。ビズリーチに登録しても、レジュメをほとんど記入しない人が多いです。

採用企業やヘッドハンターは、レジュメを見て、スカウトを送るかを決めているので、具体的に記入しましょう。

レジュメを記入している人が少ないということは、言い換えれば、それだけ差別化のチャンスがあるということです。

ここで一苦労するだけで、スカウトの数だけでなく、質も高まります。その結果、ミスマッチのない会社に入社できる可能性が高まるので、必ずレジュメは具体的に記入しましょう。

ビズリーチでスカウトが来ない人はキャリトレを試してみてください

先述したとおり、私はビズリーチではなくキャリトレ経由で第二新卒の転職に成功しました。キャリトレは20代をメインにしている転職サイトなので、ビズリーチよりも第二新卒層にマッチしたスカウトが届くと思います。

実際に、ビズリーチから届くスカウトは、自分の身の丈以上のものばかりでした。ヘッドハンターからも「内定可能性は低いですが、チャレンジする価値はあります」とよくわからない背中の押され方をしていました。

キャリトレは、20代の自分にマッチした会社からスカウトを頂けたので、「ビズリーチでスカウトが来ない」あるいは「スカウトがマッチしていない」と感じる人はキャリトレも使ってみてください。

もちろん無料です。

ビズリーチの第二新卒層からの評判

評判と口コミ

ビズリーチを利用した第二新卒の評判を紹介します。

評判については、ネットの情報はもちろん、私の友人からの意見も取り入れています。

営業/20代前半/男性/年収300万円
総合評価:★★☆☆☆(2.5)

ビズリーチは悪い転職サービスではないですが、年収300万円の人が利用しても自分に合った求人は探せないかと。

年収400万円以下で20代前半であれば、キャリトレの方が自分に合った求人が探せると思う。キャリトレは希望条件を入れておくと、マッチングした求人がレコメンドされるので便利。

求人を精査していくとマッチング精度も高まるので、コンセプト通りすき間時間で転職活動ができるのが良かった。

人材業界/20代半ば/女性/年収300万円
総合評価:★★★☆☆(3.0)

ビズリーチはハイクラスの会員制?転職サイトなので、年収300万円の私が登録しても意味はないのかなと思いました。

実際に高年収求人ばかりが扱われていいるので、将来的には絶対利用したいと思います。20代前半〜中盤の若手層であれば、20代に強いマイナビエージェントやビズリーチが運営しているキャリトレがおすすめかと。

法人営業/20代半ば/男性/年収450万円
総合評価:★★★★☆(4.0)

ビズリーチはスカウトが多く届くので、転職をする際に重宝します。僕の場合は、年収450万円程度だったので、ビズリーチの求人とは少しギャップがあるかなと思いましたが、優秀なヘッドハンターのおかげで、年収アップに成功しました。

ビズリーチは高年収しか登録できないと思っている人が多いと思いますが、年収400万円程度でも登録できるし、転職に成功することもあります。ただし、400〜500万円の求人をメインに探しているのであれば、若手向けの転職サービスを利用した方が効率は良いかもしれません。

第二新卒の需要は高まっている

グラフ

現在、第二新卒の需要は非常に高まっています。

その理由は、有効求人倍率がリーマンショック前より高くなっており、どこの企業も人手不足が続いているからです。

また、多くの企業で、スキルや経験ではなく、人柄やポテンシャルを重視した採用を行っています。ベテラン社員を採用するよりも、企業のカルチャーに染まっていない新人を採用した方が、育成がしやすいなどのメリットがあるからです。

今後も、この流れは続いていくと言われています。私が第二新卒で転職をした当時は、周りから「絶対に転職しない方がいい」と言われましたが、今では第二新卒の需要が急速に伸びているので、第二新卒は転職チャンスの時期だと思いますよ。

第二新卒の転職に成功する人の共通点

私の周りには、第二新卒で転職する人が増えてきました。第二新卒の転職に成功する人と失敗する人を見ていて思ったことは、成功する人には共通点があるということ。

第二新卒の転職というと、逃げの転職というイメージを持たれる人もいると思います。確かに、新卒で入社した会社が漠然と合わないと感じ、すぐに転職しようとする人がいます。この場合、失敗する人が多いイメージです。

一方、成功する人は、「なぜ転職したいのか?」「自分がやりたい仕事は何か?」を明確に持っています。また、新卒入社した会社に合わなかったことをポジティブに捉えている人が多いです。「自分がやりたいことがこの会社ではできない」ということを理解した上で、「次の会社では自分のやりたいことを全力でやるぞ!」という思いを強く持っている人が、第二新卒の転職に成功している印象です。

第二新卒はビズリーチよりもキャリトレの方が良い

キャリトレの評判

実際に第二新卒で転職した私の考えから言うと、第二新卒はビズリーチよりもキャリトレの方が合っていると思います。

  • ビズリーチ:ハイクラス
  • キャリトレ:20代向け

2つのサービスを比べたときに言える最大の違いは、ターゲットです。上記の通り、キャリトレは20代向けの転職サービスです。

そのため、20代で転職を考えている方にピッタリの求人が見つけやすいです。キャリトレの評判や特徴については、下記の記事で詳しく解説されています。

高年収の第二新卒はビズリーチがおすすめ

第二新卒の方の中には、年収500万円以上もらっている方もいると思います。そういう方は、キャリトレよりもビズリーチの方が合っています。

一般的に年収500万円以上は、ミドルクラスと言われるそうですが、ビズリーチはミドルクラス以上を対象にしているので、利用価値は高いはずです。

私の大学時代の友人もビズリーチ経由で転職をしていました。彼は、年収550万円ほどだったので、「自分に合った求人が多かった」と言っていました。自分の年収を考えた上で、キャリトレかビズリーチどちらを利用するか決めると良いですね。

第二新卒の私が登録していた転職サービス

最後に、私が登録していた転職サービスをご紹介します。

第二新卒の転職を本気で考えている方は、『キャリトレ』や『マイナビジョブ20’s』のような第二新卒に特化した転職サービスに登録することで、転職活動がスムーズに進むと思います。

結果的に、私はキャリトレ経由で転職に成功したので、まだ登録していない方は、ぜひチェックしてみてください。非常に使いやすい転職サイトなのでおすすめですよ。

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