最近は、海外に転職をされる方が急速に増えています。私の友人もTOEIC350点ですが、タイの工場責任者として働いています。
海外転職に踏み出せないという方は、この記事で紹介されている転職エージェントの面談を受けてみて下さい。海外転職のプロからリアルな転職情報を聞けば、海外転職のハードルが低いことに気づくはずです。
この記事では、「タイ・バンコク転職におすすめの転職サイト転職エージェント」だけでなく、「海外転職する上で知っておきたい転職事情」などについても解説いたします。
私は転職エージェントとして、国内転職をメインに支援させて頂いていますが、海外転職を希望される方は年々増えています。これから、海外転職を目指されている方に少しでも有益な情報があれば、幸いです。
タイ・バンコク転職におすすめの転職サイトと転職エージェント
ここでは、タイ・バンコク転職におすすめの転職サイトと転職エージェントを3つご紹介します。タイだけでなく海外転職を考えている方は、大手企業が運営している転職エージェントに登録しましょう。
たまに知名度の低い転職サービスに登録されている方がいますが、求人数やサポートの質を考えると、大手企業が運営している転職サービスの方が断然おすすめです。
1位:JACリクルートメント
【おすすめ度】★★★★★(5.0)
【公式HP】http://www.jac-recruitment.jp/
JACリクルートメントは、「外資系企業・海外転職に強い転職エージェント」です。1988年から人材紹介事業を始めており、現在までに約43万人の転職を支援しています。
JACリクルートメントは、イギリス、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、中国、香港、韓国、ベトナム、インド、世界10カ国で転職支援サービスを提供しています。アジア最大級のネットワークを持っており、アジア各国において知名度の高いグループであり、各国の拠点同士で情報交換を行っているため、現地の正確な転職情報を得ることができます。
また、ネイティブスピーカーによる、英文レジュメ作成のアドバイスを受けることもできるため、海外転職においては、必ず登録すべき転職エージェントと言えます。ぜひ公式HPをチェックしてみてください。
- 海外転職に強い転職エージェント
- 海外拠点が世界10カ国にある
- 英文レジュメの添削サポートあり
サービス名 | JACリクルートメント |
対応地域 | 全国 |
探せる職種 | サービス、商社/流通/外食、消費財、建設/不動産、金融、クリエイティブ/マーケティング、運輸/物流/倉庫、IT・通信、コンサルティング/シンクタンク/法律・会計、電気/電子/半導体、機械/自動車、化学、金属/素材/エネルギー、メディカル・バイオ、医療/介護/福祉、その他 |
求人数 | 1万5,000件以上 |
特徴 | ・高年収求人が多い ・ハイキャリア転職実績No.1 ・グローバル転職に強い(外資系企業との取引実績4,000件) ・一気通貫型のコンサルティング体制 ・人材紹介において国内3位 ・業界・職種に特化したコンサルタントが約650名在籍 |
2位:リクルートエージェント
【おすすめ度】★★★★☆(4.5)
【公式HP】https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントは、リクルートが運営する「転職支援実績No.1の転職エージェント」です。常に400〜500件の海外求人があるので、海外転職をされたい方にとっては必須の転職エージェントと言えます。
業界最大手のため、大手企業との取引が多く、求人の質・量は転職エージェントのなかでも1番だと思います。ぜひ、公式HPをチェックしてみてください。
- 海外求人が常時400〜500件
- 海外ネットワークがあり情報が豊富
- 転職支援実績No.1
サービス名 | リクルートエージェント |
対応地域 | 全国 |
探せる職種 | 営業・販売・カスタマーサービス、企画・マーケティング・経営、管理・事務、物流・購買・貿易・店舗開発、コンサルタント、金融専門職、不動産専門職、クリエイティブ、SE・IT・エンジニア、エンジニア(設計・生産技術・品質管理)、建築・土木・化粧品、その他(講師・調理師・介護など) |
求人数 | 約24万件(2018年11月現在) |
特徴 | ・転職支援実績No.1 ・圧倒的な求人数 ・経験豊富なキャリアアドバイザー ・条件交渉に強いリクルーティングアドバイザー ・転職者の60%以上が年収アップ ・全国に拠点があり、相談がしやすい |
3位:ビズリーチ
【おすすめ度】★★★★☆(4.0)
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
ビズリーチは、高年収求人はもちろん、海外求人も数多く扱っています。利用者は100万人を超えており、求人数も急速に増えています。
ビズリーチは、無料プランと有料プランがありますが、無料プランでも求人を閲覧することができるので、ぜひ公式HPをチェックしてみてください。
- 海外求人を多数掲載
- 求人数が急激に増加している
- 有料プランと無料プランがある
サービス名 | ビズリーチ |
対応地域 | 全国 |
探せる職種 | 経営、管理、マーケティング、営業、コンサルタント、 ITコンサルタント、専門職 、IT・インターネット、ゲーム、電気・電子、半導体、機械、化学・化粧品・食品、金融、メディカル、建設・不動産 |
求人数 | 10万件以上 |
特徴 | ・質の高い情報(求人情報含む)が受け取れる ・管理職や外資系などの年収レンジが高い求人が多数 ・スカウト機能充実 ・ヘッドハンターを検索&相談ができる |
タイ・バンコク転職するなら転職エージェントは必須
タイ・バンコクに転職を考えている方は、転職エージェントを利用することをおすすめします。その理由は、大きく3つあります。
- 英文レジュメの添削サポート
- 就労ビザの手続き
- 現地のリアルな情報を得られる
英文レジュメの添削サポート
通常、求人に応募する際には、「履歴書+職務経歴書」が必要になります。しかし、海外転職の場合は「履歴書+職務経歴書+英文レジュメ」が必要になります。
英語に堪能な方であれば問題ありませんが、帰国子女の方でない限り、英文レジュメの添削は必須です。転職エージェントでは、英文レジュメを無料で添削してくれるので、これを利用しない手はないです。
特に、JACリクルートメントには、帰国子女のコンサルタントが多数在籍しています。海外転職のプロに英文レジュメを添削してもらえることで、海外転職の成功確度は高まるはずです。
就労ビザなどの手続き
海外で働くためには、就労ビザが必要です。初めて海外転職をされる方にとっては、就労ビザを取得する方法や就労ビザの手続きなど、分からないことがたくさんあると思います。
転職エージェントを利用すれば、海外転職のプロがどんな相談にも対応してくれるので、手続きをスムーズに行うことができます。転職活動で忙しいなか、一から情報収集するのは、時間がもったいないです。転職エージェントをうまく利用して、海外転職を成功させましょう。
現地のリアルな情報を得られる
海外転職は、いかに現地のリアルな情報を得られるかが成功のポイントです。中小エージェントと大手のエージェントの違いは、この情報量です。
大手のエージェントは、海外に拠点を構えているので、海外ネットワークが強固です。また、コンサルタントの質も高いため、コンサルタント間で情報共有が盛んにされています。そのため、大手エージェントを利用すれば、大手にしかない求人情報や企業の詳細情報を得ることができるのです。
タイ・バンコクに転職する上で知っておきたい転職事情
日本人の需要はあるのか?
結論から申し上げると、タイでの日本人の需要は高いです。現地の企業だけでなく、タイに進出している日系企業も日本人の採用に力を入れています。
タイの経済規模は、さらに大きくなると言われているため、長期的に考えても見ても日本人の需要は見込めます。
駐在員と現地採用はどちらがおすすめ?
駐在員と現地採用を比べると、駐在員の方がメリットは多いです。特に、駐在員の給与や待遇は、現地採用と比べると非常に高い水準です。しかし、駐在員の場合は、配属が変われば日本に帰国しなければいけない可能性もあります。
そのため、人によっては現地採用の方が合っている方もいらっしゃいます。海外転職を考えている方は、自身のキャリアプランを長期的に考え、慎重な決断することが大事です。
英語が喋れなくても大丈夫?
「海外に転職するためには、英語がペラペラじゃないとだめ」このように思っている方は多いですが、英語が流暢に喋れない方でも海外転職に成功されている方はいらっしゃいます。
日常英語は喋れたほうが良いですが、ペラペラである必要はありません。私の友人はTOEIC350点ですが、タイで工場責任者を務めています。企業が求めているのは、英語よりもコミュニケーション能力の方が強いと思います。
狙い目の業界は?
タイは、観光業、農業、製造業が非常に盛んです。なかでも、製造業の成長スピードはすさまじく、これからも堅調に伸びていくことが予想されます。
また、多くの日系メーカーもタイに進出しています。そのため、製造業の人材ニーズは高く、狙い目の業界と言えます。
転職サイトと転職エージェントの違い
転職サイト
転職サイトは、「求人が掲載されている求人サイト」です。自分で求人を検索して、応募、面接、入社までをひとりで進めていきます。
基本的に、求人が掲載されているだけなので、転職サポートを受けながら丁寧に転職活動を進めたい方には、向いていません。「初めて転職される方」「効率良く転職活動を進めたい方」は、後述する転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェント
転職エージェントは、「転職サポートを受けられる転職サービス」です。例えば、「求人の紹介」「応募書類の添削」「面接対策」「面接の日程調整」「条件交渉」などのサポートを受けることができます。
大手企業や人気企業に転職をしたい方は、迷わず転職エージェントに登録するべきです。なぜなら、転職エージェントを利用すると非公開求人の紹介を受けられるからです。転職サイトでは、すべての求人が公開となっていますが、転職エージェントは約8割が非公開求人となっています。
大手企業や人気企業の場合、公開求人にしてしまうと、応募が集まり過ぎてしまいます。そのため、大手企業や人気企業の求人は、非公開求人とされることが多いのです。
転職サイト | 転職エージェント | |
求人数 | △ | ◯ |
サポート | ✕ | ◯ |
使いやすさ | ◯ | △ |
手続き代行 | ✕ | ◯ |
転職エージェントを利用する上での注意点
転職エージェントを利用する上での注意点は、基本的にはないです。強いて言えば、下記の3つです。
- 登録し過ぎない
- 有名な転職エージェントを利用する
- アドバイザーが合わなければ代えてもらう
①登録し過ぎない
複数の転職エージェントに登録し過ぎるのはNGです。一度、登録すると必ず電話が掛かってくるので、無駄なコミュニケーションが発生し、あなたの時間を奪ってしまうことになります。
私がおすすめしているのは、3つの転職エージェントに登録して、比較してから、1つに絞る方法です。稀に、最初から1つの転職エージェントに絞っている方がいますが、転職エージェントごとに扱っている求人は異なるので、まずは3つの転職エージェントに登録し、様子を見るのが得策です。
②有名な転職エージェントを利用する
現在、転職市場は非常に盛り上がっており、新しい転職サービスが続々と増えています。しかし、同じようなサービスが多いので、転職者がどれを選べば良いのか迷ってしまう状況です。
確実に言えることは、有名な転職エージェントを利用した方が転職の成功確度は高いです。実績があり、求人数、サポートの質、使いやすさ、これらすべてが揃っている転職エージェントを利用しましょう。
③アドバイザーが合わなければ代えてもらう
転職エージェントに登録すると、少なくとも1回はキャリアアドバイザーと面談をします。面談のなかでは、希望条件を伝えたり、転職の相談に乗ってもらいます。
何度か面談をするなかで、「自分に合わない」と感じた場合、アドバイザーを変更してもらうことをおすすめします。転職はあなたの人生において重要な決断です。相性の良いアドバイザーとの出会いは転職を成功に導く上で重要なことなので、遠慮せずに担当変更をお願いするべきです。