48歳の平均年収は 522万円です。(男性は年収579万円、女性は417万円)
この記事では、「学歴別の平均年収」や「業種別の平均年収」についても解説しています。また、「48歳の年収中央値」についても触れているので、自分の年収とぜひ比較してみてください。
48歳の平均年収
先述したとおり、48歳の平均年収は522万円です。男女別で見ると、男性の平均年収は579万円、女性の平均年収は417万円となっています。
全体の平均年収:522万円
男性の平均年収:579万円
女性の平均年収:417万円
40代全体の平均年収を見ると、男性は49歳で年収600万円台に乗り、女性は46歳で400万円台に達しています。
年齢 | 全体の平均年収 | 男性の平均年収 | 女性の平均年収 |
40歳 | 492万円 | 547万円 | 393万円 |
41歳 | 494万円 | 549万円 | 398万円 |
42歳 | 499万円 | 553万円 | 399万円 |
43歳 | 499万円 | 558万円 | 399万円 |
44歳 | 499万円 | 559万円 | 397万円 |
45歳 | 506万円 | 572万円 | 394万円 |
46歳 | 516万円 | 578万円 | 401万円 |
47歳 | 519万円 | 580万円 | 406万円 |
48歳 | 522万円 | 579万円 | 417万円 |
49歳 | 562万円 | 635万円 | 418万円 |
出典:doda
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48歳の業種別の平均年収
次に、48歳の業種別の平均年収を見ていきましょう。ここでは、国税庁が公表している『民間給与実態統計調査(平成30年度)』を参照します。
1位:電気・ガス・熱供給・水道業
2位:金融業、保険業
3位:情報通信業
順位 | 業種 | 平均年収(万円) | 給与所得者数(人) |
1 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | 903 | 28,188 |
2 | 金融業、保険業 | 724 | 226,716 |
3 | 情報通信業 | 723 | 257,831 |
4 | 製造業 | 590 | 1,518,224 |
5 | 建設業 | 573 | 586,447 |
6 | 学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業 | 558 | 251,919 |
7 | 不動産業、物品賃貸業 | 504 | 150,536 |
8 | 複合サービス事業 | 503 | 112,366 |
9 | 運輸業、郵便業 | 491 | 571,562 |
10 | 卸売業、小売業 | 433 | 1,188,268 |
11 | サービス業 | 413 | 955,154 |
12 | 医療、福祉 | 412 | 893,183 |
13 | 農林水産・鉱業 | 374 | 49,892 |
14 | 宿泊業、飲食サービス業 | 299 | 250,110 |
※民間給与実態統計調査は、5歳区切りのデータになっているので45〜49歳のデータを参照しています
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48歳の学歴別の平均年収
48歳の学歴別の平均年収を見ていきましょう。「大卒・院卒」と「高卒」を比較すると、約210万円の差があります。
大卒・院卒: 644.1万円
高専・短大卒:500.3万円
高卒:428.4万円
学歴によって平均年収は大きく変わりますが、最近では成果主義の会社も増えているので、学歴に関係なく年収が高い人も多いです。
年齢 | 大卒・院卒の 平均年収 |
高専・短大卒の 平均年収 |
高卒の 平均年収 |
40代 | 600.2万円 | 470.3万円 | 407.6万円 |
40歳 | 545.8万円 | 435.6万円 | 383万円 |
41歳 | 551.4万円 | 440.1万円 | 386.6万円 |
42歳 | 568.5万円 | 449.1万円 | 394.5万円 |
43歳 | 585.6万円 | 458.1万円 | 403.2万円 |
44歳 | 593.5万円 | 465.3万円 | 409.5万円 |
45歳 | 612.6万円 | 470.9万円 | 403.2万円 |
46歳 | 618.9万円 | 490.5万円 | 415.8万円 |
47歳 | 625.2万円 | 490.5万円 | 419.6万円 |
48歳 | 644.1万円 | 500.3万円 | 428.4万円 |
49歳 | 656.8万円 | 502.8万円 | 432.6万円 |
参考:賃金構造基本統計調査(平成30年度)
学歴で初任給はいくら違う?
学歴別で初任給はいくら違うのでしょうか?
院卒:23.9万円
大卒:20.7万円
高専・短大卒:18.1万円
高卒:16.5万円
上記の通り、大卒と高卒では金額が大きく違います。「院卒」と「大卒」は、初任給でも20万円は超えてきます。
一方、「高専・短大卒」「高卒」は、会社によっても異なりますが、初任給20万円弱のスタートが多いようです。
院卒の初任給 | 大卒の初任給 | 高専・短大卒の初任給 | 高卒の初任給 |
23.9万円 | 20.7万円 | 18.1万円 | 16.5万円 |
出典:賃金構造基本統計調査(平成30年度)
48歳の年収中央値
48歳の年収中央値は600万円です。男女別で見ると、男性の年収中央値は650万円、女性の年収中央値は400万円となっています。
全体の年収中央値:600万円
男性の年収中央値:650万円
女性の年収中央値:400万円
年収中央値とは?
年収中央値とは、「年収データを高い順、または低い順に並べたときの真ん中の値のこと」です。例えば、100人を対象に年収を聞いた際に、年収順位がちょうど真ん中の人、つまり50位の人の年収が年収中央値ということになります。つまり、100位(貧しい)→50位(中央値)→1位(お金持ち)となります。
年齢 | 全体の年収中央値 | 男性の年収中央値 | 女性の年収中央値 |
40歳 | 500万円 | 530万円 | 400万円 |
41歳 | 510万円 | 550万円 | 400万円 |
42歳 | 550万円 | 580万円 | 400万円 |
43歳 | 510万円 | 580万円 | 400万円 |
44歳 | 510万円 | 600万円 | 400万円 |
45歳 | 575万円 | 600万円 | 400万円 |
46歳 | 600万円 | 600万円 | 420万円 |
47歳 | 600万円 | 650万円 | 470万円 |
48歳 | 600万円 | 650万円 | 400万円 |
49歳 | 650万円 | 651万円 | 430万円 |
50歳 | 650万円 | 700万円 | 450万円 |
51歳 | 625万円 | 650万円 | 402万円 |
52歳 | 700万円 | 700万円 | 400万円 |
53歳 | 700万円 | 720万円 | 400万円 |
54歳 | 700万円 | 730万円 | 450万円 |
55歳 | 750万円 | 780万円 | 380万円 |
56歳 | 700万円 | 720万円 | 375万円 |
57歳 | 760万円 | 775万円 | 475万円 |
58歳 | 800万円 | 800万円 | 350万円 |
59歳 | 737.5万円 | 750万円 | 551万円 |
出典:doda
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40代の年収分布
40代の年収分布を見ると、3つの特徴がわかります。
- 40代の33.1%(3人に1人)が年収400万円以下
- 40代の54%(2人に1人)が年収500万円以下
- 40代で年収1000万円以上は4.2%だけ
年収400万円以下の割合が圧倒的ですね。
40代の年収分布 | |
〜300万円 | 12.4% |
300〜400万円 | 20.7% |
400〜500万円 | 20.9% |
500〜600万円 | 16.5% |
600〜700万円 | 11.3% |
700〜800万円 | 7.1% |
800〜900万円 | 4.4% |
900〜1000万円 | 2.4% |
1000万円〜 | 4.2% |
出典:doda
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40代で転職はできる?
転職エージェントの経験から言うと、40代で転職をする人は非常に増えています。一昔前までは「35歳限界説」と言われていましたが、現在の転職市場は40代の人材ニーズも高い傾向にあります。
実際に私が転職支援をさせて頂いた方の中には、下記のように年収アップをしています。
年収400万円→年収500万円にアップ
年収500万円→年収700万円にアップ
年収800万円→年収1000万円にアップ
40歳で年収アップを目指している方に知っておいてほしいことは3つあります。
- 40代は早めの転職がおすすめ
- マネジメント経験があると強い
- 転職エージェントを利用した方が良い
①40代は早めの転職がおすすめ
40代でも転職は可能です。
むしろ、40代向けの求人は増えている傾向にあります。しかし、40代後半になっていくと求人数は極端に減っていくので、40代であれば早めに転職活動をすることをおすすめします。
②マネジメント経験があると強い
40代の場合、マネジメント経験の有無を重視する採用企業が多いです。40代に対して、企業側は即戦力としてマネジメント能力に期待しています。
そのため、マネジメント経験がないと応募できる求人は少ないかもしれません。マネジメント経験がなくても、わかりやすい実績があれば話は別です。
③転職エージェントを利用した方が良い
40代で転職をされるなら、転職エージェントの利用は必須です。20代・30代に比べると、転職難易度は高くなるので、転職エージェントを上手に利用しましょう。
転職エージェントでは、求人紹介はもちろん、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接の日程調整、内定後のフォローなど、多くのことを無料でサポートしてくれます。
48歳で年収アップを目指している方におすすめの転職サービス
48歳で年収アップを目指している方におすすめしているのが、下記の転職サービスです。有名な転職サービスばかりなので、ハズれはありません。
元リクルートの転職エージェントから言うと、知名度の低い転職サービスはおすすめできません。
「求人数」「サポートの質」「年収アップ率」を考えると、大手企業が運営している転職サービスの方が断然おすすめです。
- 1位:リクルートダイレクトスカウト
- 2位:JACリクルートメント
- 3位:doda
1位:リクルートダイレクトスカウト
【おすすめ度】★★★★★(5.0)
【公式HP】https://directscout.recruit.co.jp/
リクルートダイレクトスカウトは、業界最大手のリクルートが運営するハイクラス向けの転職サービスです。
リクルートダイレクトスカウトの特徴は、他の転職サービスでは扱っていない高年収求人が多く掲載されていることです。転職エージェントの経験から言えば、質の高い高年収求人をここまで集めているのはリクルートダイレクトスカウトだけじゃないでしょうか。
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探せる職種 | 経営ボード、経営企画・事業計画、管理、マーケティング、クリエイティブ、営業、コンサルタント、ITコンサルタント、専門職、IT・インターネット、ゲーム、電気・電子、半導体、機械、組み込み制御、化学、化粧品・食品、金融、メディカル、建設・不動産、知的財産、その他 |
求人数 | 多い |
特徴 | ・高年収の非公開求人が多数 ・ヘッドハンターの質が高い ・レジュメがすべて匿名(採用担当者に個人情報を見られる心配はありません) |
2位:JACリクルートメント
【おすすめ度】★★★★☆(4.5)
【公式HP】http://www.jac-recruitment.jp/
JACリクルートメントは、ハイキャリア転職実績No.1の転職エージェントです。人材紹介事業において、リクルート、dodaに次いで国内第3位の売上高を誇っています。
高年収求人をメインに扱っており、年収アップを目指している方にとっては、必須の転職エージェントと言えます。ぜひ公式HPをチェックしてみてください。
サービス名 | JACリクルートメント |
対応地域 | 全国 |
探せる職種 | サービス、商社/流通/外食、消費財、建設/不動産、金融、クリエイティブ/マーケティング、運輸/物流/倉庫、IT・通信、コンサルティング/シンクタンク/法律・会計、電気/電子/半導体、機械/自動車、化学、金属/素材/エネルギー、メディカル・バイオ、医療/介護/福祉、その他 |
求人数 | 1万5,000件以上 |
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【おすすめ度】★★★★★(5.0)
【公式HP】https://doda.jp/
dodaは、人材業界大手のパーソルキャリア(旧インテリジェンス)が運営している転職エージェントです。
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求人数 | 10万件以上 |
特徴 | ・転職者満足No.1 ・転職ワンストップサービス ・スカウトメールが多い |
まとめ
48歳の平均年収は522万円でした。
平均年収は、「自分の年収が高いか?低いか?」の参考値になります。平均年収よりも低かった人は、年収アップに向けて転職活動や副業など、できることはたくさんあるので悲観する必要はありません。
①48歳の平均年収
・全体の平均年収:522万円
・男性の平均年収:579万円
・女性の平均年収:417万円
②48歳の学歴別の平均年収
・大卒・院卒: 644.1万円
・高専・短大卒:500.3万円
・高卒:428.4万円
③48歳の年収中央値
・全体の年収中央値:600万円
・男性の年収中央値:650万円
・女性の年収中央値:400万円
④40代の年収分布
・〜300万円:12.4%
・300〜400万円:20.7%
・400〜500万円:20.9%
・500〜600万円:16.5%
・600〜700万円:11.3%
・700〜800万円:7.1%
・800〜900万円:4.4%
・900〜1000万円:2.4%
・1000万円〜:4.2%
⑤40代の転職成功ポイント
・40代は早めの転職がおすすめ
・マネジメント経験があると強い
・転職エージェントを利用した方が良い