結論:第二新卒の転職でハローワークは利用するべきではない
結論から言うと、第二新卒の転職でハローワークは利用するべきではないです。
最大の理由は、せっかくの「第二新卒」というメリットを最大限に活かすことができないからです。
ハローワークではすべての求人が一括りにされており、「第二新卒」だけを対象にした求人を見つけることが難しいです。
一方、第二新卒向けの転職サービスを利用すると「第二新卒」に特化した優良求人を効率よく探すことができます。
第二新卒におすすめの転職サービス
第二新卒の転職をした私が、第二新卒におすすめの転職サービスを選びました。20代に特化した転職サイトである『キャリトク』は、登録するだけですべての求人を閲覧できます。
- キャリトレ:20代に特化した転職サイト
- マイナビジョブ20’s:20代に特化した転職エージェント
- リクルートエージェント:転職支援実績No.1の転職エージェント
そもそもハローワークとは?
ハローワークの正式名所は「公共職業安定所」と言い、厚生労働省が管轄している職業紹介所です。(職安と呼ばれることもあります)
ハローワークでは、企業側は無料で求人を掲載することができ、求職者も無料で求人に応募することができます。
利用方法
ハローワークに行くと、まず相談員と面談を行います。その後、ハローワーク内にあるPCで求人を検索し、希望の求人があれば、職員に持って行き、面接を受ける手続きを行います。
現在は、『ハローワークインターネットサービス』というサイトから、Web上での公開許可を得ている求人のみ閲覧することができます。(応募する際には実際にハローワークへ行って手続きします)
ハローワークのメリット
ハローワークのメリットは、転職サイトや転職エージェントに掲載されていない地域密着型の求人があることです。転職サイトや転職エージェントの営業所がない地域では、地方の求人を見つけることが難しいです。
そのため「地元で就職したい」と考えている方は、ハローワークを利用する方が希望勤務地に沿った求人を検索しやすいと思います。
次に、ハローワークのデメリットについて解説します。
ハローワークのデメリット
①優良求人が少ない
ハローワークのデメリットは、都市部の大企業や優良企業の求人が少ないことです。その理由は、企業がハローワークに求人を掲載するには、「応募者全員と面接しなければいけない」という条件があるからです。
大企業や優良企業が、好条件の求人を出すと応募者が殺到してしまいます。その場合、応募者全員と面接をしなければならず、膨大な手間と時間、コストがかかってしまうのです。
一方、転職サイトや転職エージェントは掲載費用がかかるものの、求人に合った人材だけと面接ができるので、大企業や都市部の優良企業の多くは、民間の転職サービスのみを利用しています。
このような事情から、ハローワークには「なかなか応募が集まらない求人」や「採用にコストをかけることができない企業の求人」が大半を占めることになります。したがって、優良求人の数が少なくなってしまうのです。
②情報量が少ない
ハローワークインターネットサービスで求人を閲覧すると分かりますが、民間の転職サイトや転職エージェントに比べて求人の情報量が非常に少ないです。
求人情報には、就業場所と賃金、簡単な仕事内容などが記載されているだけで、具体的な企業情報を収集するのは難しい。
企業情報を把握しない状態で応募しても、ミスマッチになる可能性が高いのでおすすめできません。効率的な転職活動を行いたい方は、転職サイトや転職エージェントを利用することをおすすめします。
- 第1回:第二新卒の意味とは?
- 第2回:第二新卒と既卒の違いとは?
- 第3回:第二新卒で転職先が決まらない!?
- 第4回:第二新卒の転職に成功した話と失敗する人の特徴
- 第5回:第二新卒におすすめの転職サイトと転職サービス