KuCoin（クーコイン）は日本人でも使える？
KuCoinは、日本人でも問題なく利用することができます。取引や入出金に関してもトラブルなく行われているので、日本人だからと言って使えないことはありません。
実際に、私もKuCoinを使っていますが、取引や入出金においてトラブルに遭ったことはありません。
KuCoin（クーコイン）が日本人禁止と思われている理由
実は、KuCoinは2018年6月に「日本居住者向けのサービスを停止すること」を宣言しています。
これは金融当局からの締め付けを危惧したための宣言だと推測できます。
実際に、世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスは金融庁から警告を受けたため、バイナンスの日本語対応を一時止めています。
今まで日本語対応していたのに、急に日本語表記がなくなったため、「日本人はバイナンスを使えなくなるのではないか？」と慌てた記憶がありますが、現在も問題なく利用することができます。
KuCoinのサービス停止宣言においても、実情はKYC（本人確認）ができないだけです。KYCができなくても取引や入出金は可能となっています。（KYCをしていない場合は、出金制限があります）
KYC必須のサービスは利用できない
KYCをしていない場合、
- 出金制限がある
- IEOに参加できない
出金制限についてはすでに解説しているので、「IEOに参加できない」という点について解説します。
IEOとは、「Initial Exchange Offering」の略で、簡単に言うと、新規上場銘柄を上場前に購入することができる仕組みです。
上場前に購入することができれば、上場後に値上がりした場合、大きな利益をあげられる可能性があります。
仮想通貨がトレンドの時期においては、IEOで数十倍〜数百倍の銘柄もあり得るので、将来性のある仮想通貨のIEOには参加したいですが、KuCoinの場合、KYCをしているユーザーに限られます。
つまり、日本居住者の方は、KuCoinのIEOには参加することができません。
KuCoin（クーコイン）で出金できない場合の対処法
先述したように、日本人でもKuCoinは利用することができ、問題なく出金できます。
ただし、どの取引所でも何らかのトラブルで出金できない場合があります。
KuCoinの場合には、サポートに問い合わせればすぐに対応してくれますが、担当者によっては時間がかかるため、まずは以下をチェックしてみてください。
出金できない場合①：出金が一時停止されている
KuCoinでは、セキュリティ対策の一環として、以下の場合に、24時間出金が一時停止されます。
- 電話番号認証の変更や設定
- Googleの2段階認証の変更
- 取引パスワードの変更
- 電話番号の変更
- 口座の凍結解除
- メールアドレスの変更
出金できない場合②：アカウントが停止されている
出金ページにおいて、「User Forbidden（アカウント停止）」と表示されている場合には、アカウントの出金停止措置が取られています。
アカウントが停止されている場合には、「リクエスト」あるいは「オンラインチャット」でお問い合わせすることができます。
お問い合わせの際には、
- お名前
- UID（ユーザーID）
- いつからKuCoinを利用しているか？（具体的な日付でなくてOK）
- 取引パスワード（担当者に対しても教えない、手続きの際に使うのみ）
などがわかるとスムーズに進みます。
KuCoin（クーコイン）の安全性は高い？
KuCoinは、
- トップ5に入る仮想通貨取引所（CoinMarketCapの取引所スコア）
- 本社はセーシェル諸島（金融当局からの締め付けを受けにくい）
- 2021年に中国市場から撤退
などの理由から、利用する分には安全と言えます。
そもそも、海外の仮想通貨取引所を「完全に安全」と言うのは難しいです。実は、日本の金融庁から認可されている海外の仮想通貨取引所はなく、世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスにおいても、金融庁から2回警告を受けています。
しかし、仮想通貨トレーダーであれば、ほぼすべての方がバイナンスを始めとした海外取引所を利用しているのが実態です。
日本人がKuCoin（クーコイン）を使うメリット
日本人がKuCoinを使うメリットは、大きく4つあります。
メリット①：手数料が国内取引所に比べて安い
日本の取引所は、世界的に見ても手数料（スプレッドも含む）が高いです。また、「販売所」と「取引所」を共存させる日本独自の仕組みを採用しているため、相場よりも高い価格で仮想通貨を購入してしまうことも頻繁に起こります。
その点、KuCoinは、取引手数料が0.1％であり、入金手数料は無料、出金手数料も非常に安くなっています。
| KuCoinの手数料 | |
| 取引手数料 | テイカー：0.1％／メイカー：0.1％ |
| 入金手数料 | 無料 |
| 出金手数料 | 仮想通貨により異なる ・BTC：0.0005BTC ・ETH：0.01ETH ・XRP：0.5XRP ・LTC：0.001LTC ・BTH：0.0005BTH ・EOS：0.1EOS ・XLM：0.01XLM など |
メリット②：取扱通貨数が国内取引所に比べて多い
コインチェックやビットフライヤーなどの国内の取引所では、取扱通貨数が20前後が一般的です。
一方、KuCoinの場合は、取扱通貨数が700種類以上と比較にならないほど多いです。（2022年10月時点で756通貨）
ちなみに、世界最大の仮想通貨取引所のバイナンスは、取扱通貨数が400種類ほどとなっています。
メリット③：セキュリティが強固
KuCoinは、2020年9月に2億7,900万ドル（約300億円）のハッキング被害に遭っています。
ユーザーの資産はKuCoinが全額補償されましたが、この事件をきっかけにKuCoinのセキュリティはさらに強固になりました。
- マイクロウォレットの採用
- 資産保護の強化施策
- 監査部門の設置
メリット④：口座開設が非常に簡単
KuCoinの口座開設は、「メールアドレスまたは電話番号」「パスワード」があれば約1分で完了します。
先述したとおり、日本人はKYCをすることができないので、KYCなしですぐに取引および入出金が可能となります。
KuCoin（クーコイン）をお得に利用する方法
KuCoinでは、取引手数料が20％オフになる紹介コードが用意されています。
当サイトの紹介コードである「QBSSSCUT」を登録時に入力すると、永久的に取引手数料が20％オフになります。
詳しくは以下の記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
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