Bybit(バイビット)のすべての手数料をわかりやすく解説

目次

Bybit(バイビット)の手数料一覧

Bybitを利用する上では、5つの手数料について知っておく必要があります。

  • 入金手数料
  • 出金手数料
  • 取引手数料
  • 建玉手数料
  • 両替手数料

このうち、入金手数料は無料です。一方、その他の手数料はそれぞれ設定されています。この記事では、それぞれの手数料について、詳細に解説していきます。

Bybit(バイビット)の入金手数料

入金手数料は、仮想通貨をBybitに入金する際に発生する手数料です。

Bybitでは、入金手数料は無料です。Bybitは5種類の仮想通貨が入金可能ですが、どの仮想通貨を入金しても、手数料は取られることはありません。

補足しておくと、Bybitは日本円やドルの入金はできないので、Bybitを利用する際は国内取引所などで仮想通貨を購入し、Bybitに送金する必要があります。

Bybit(バイビット)に入金可能な仮想通貨

現在、Bybitに入金可能な仮想通貨は以下の5種類です。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)
  • イオス(EOS)
  • テザー(USDT)

取引所によっては、最低入金額が設定されている取引所もあります。一方、Bybitには最低入金額の設定がありませんので、例えば0.1リップル(約5円)だけ入金することも可能です。

Bybit(バイビット)に入金するときの注意点

以下の4種類の仮想通貨についてはBybitに入金できないので、ご注意ください。

  • ライトコイン(LTC)
  • チェインリンク(LINK)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • テゾス(XTZ)

この4種類の仮想通貨は、入金はできないのですが、取引はできます。間違いやすいので、注意しましょう。

Bybit(バイビット)の出金手数料

出金手数料は、仮想通貨をBybitから出金する際に発生する手数料です。

Bybitでは、出金する仮想通貨の種類によって、出金手数料が異なります。各仮想通貨の出金手数料は以下のとおりです。

  • ビットコイン(BTC):0.0005BTC(約2,500円)
  • イーサリアム(ETH):0.01ETH(約1,500円)
  • イオス(EOS):0.1EOS(約40円)
  • リップル(XRP):0.25XRP(約1円)
  • USDT:2USDT(約200円)

この出金手数料は、出金する度にかかります。出金する金額に関係なく、一定の手数料がかかります。まとめて送金した方がお得なので、必要な分はまとめて送金するようにしましょう。

Bybit(バイビット)で出金するときの注意点

Bybit(バイビット)で出金するときの注意点ですが、Bybitは「最低出金額」が定められています。各仮想通貨の最低出金額は以下のとおりです。

  • ビットコイン(BTC):0.002BTC
  • イーサリアム(ETH):0.02ETH
  • イオス(EOS):0.2EOS
  • リップル(XRP):20XRP
  • USDT:50USDT

最低出金額を下回ると出金できなくなってしまうので、ご注意ください。

Bybit(バイビット)の取引手数料

取引手数料は、Bybitで取引する際にかかる手数料です。Bybitには2種類の取引手数料があります。

  • メイカー(指値)手数料:-0.25%
  • テイカー(成行)手数料:0.75%

メイカー(指値)手数料は「指値注文が成立した際にかかる手数料」、テイカー(成行)手数料は「成行注文が成立した際にかかる手数料」です。

少し分かりづらいので、この2つの手数料について、くわしく解説します。

Bybit(バイビット)のメイカー(指値)手数料

Bybitのメイカー(指値)手数料は-0.25%です。マイナスは間違いではなく、Bybitではメイカー(指値)手数料が「マイナス」に設定されています。

手数料がマイナスとは、一言でいうと、「手数料をもらえる」ということです。Bybitでは、指値注文を使って取引を行うたびに、0.25%分を手数料としてもらうことができます。

例えば、1ビットコイン(BTC)を指値取引した場合、

  • 1ビットコイン(BTC) × 0.25% = 0.0025ビットコイン(BTC)

をもらうことができます。

なお、メイカー(指値)手数料はBybitにおけるすべての仮想通貨取引で共通です。どの仮想通貨を取引しても、0.25%分の手数料をもらえます。

メイカー(指値)手数料がマイナスの理由

「手数料がマイナス」というのは少し違和感があるかもしれません。手数料がマイナスになっているのは、取引所の流動性を増やすためのBybitの戦略です。

指値注文の手数料をマイナスにして、成行注文に手数料を課すことで、ユーザーはなるべく指値注文をしようとします。

指値注文が増えると、取引所の板が多くなり、流動性が高まります。こういった背景から、Bybitは流動性を高めるために、メイカー(指値)手数料をマイナスにしているのです。

Bybit(バイビット)のテイカー(成行)手数料

Bybitのテイカー・成行手数料は0.75%です。成行注文を使って、1回取引をする毎に、0.75%の手数料が差し引かれます。

例えば、1イーサリアム(ETH)を成行取引した場合、

  • 1イーサリアム(ETH) × 0.75% = 0.0075イーサリアム(ETH)

の手数料がかかります。

なお、メイカー(指値)手数料と同様に、テイカー(成行)手数料についても、すべての仮想通貨取引で共通です。どの仮想通貨を取引しても、0.75%分の手数料がかかります。

Bybit(バイビット)の建玉手数料

建玉手数料は、Bybitでロングやショートを持っている際にかかる手数料です。建玉手数料は「ファンディング手数料」とも呼ばれます。

Bybitでは、1日で3回、建玉手数料がかかるタイミングがあります。それは、日本時間の01:00、09:00、17:00の時点です。

  • 日本時間01:00、09:00、17:00

この時点でロングもしくはショートを持っていると、建玉手数料がかかってしまいます。

なお、建玉手数料の計算レートのことを「ファンディングレート」と呼びます。建玉手数料の金額は一定ではなく、日本時間の01:00、09:00、17:00時点におけるファンディングレートを基準に決まります。

Bybit(バイビット)の両替手数料

両替手数料は、Bybitの取引所内で別の通貨に両替する際にかかる手数料です。

Bybitには両替機能があり、取引所内にある仮想通貨を別の仮想通貨に変えることができます。両替可能な通貨は以下の5種類です。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)
  • イオス(EOS)
  • テザー(USDT)

両替機能を使えば、ビットコイン(BTC)からリップル(XRP)に両替、イーサリアム(ETH)からテザー(USDT)に両替など、いつでも通貨を変えることができます。

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