年収500万円が勝ち組?すごい?
この判断は人によって異なると思いますが、年収500万円の割合から勝ち組かを判断することはできると思います。
例えば、年収500万円以上の割合は30%。つまり、年収500万円は上位30%ということになります。この記事では、国税庁の『民間急実態統計調査』のデータから「年収500万円が勝ち組」かどうかを解説します。
年収500万円は勝ち組?
年収500万円が勝ち組かどうかは、
- 年収500万円の割合
- 現在の年齢
- 住んでいる地域
によります。
ここでは、「年収の割合」をもとに年収500万円が勝ち組かを見ていきます。年収データは、国税庁が公表している『民間給与実態統計調査(平成29年度)』を参照します。
年収500万円の全体の割合
年収500万円以上の割合:30%
年収500万円以下の割合:70%
年収500万円は上位30%ということになります。このデータを見ると、年収500万円は勝ち組と言って良いでしょう。次に、男女別に見てみましょう。
年収500万円の男性の割合
年収500万円以上の男性の割合:42.8%
年収500万円以下の男性の割合:57.2%
男性の場合、年収500万円は上位42.8%ということになります。年収500万円以下の割合の方が多いので、年収500万円はギリギリ勝ち組と言って良いかもしれません。
年収500万円の女性の割合
年収500万円以上の女性の割合:11.3%
年収500万円以下の女性の割合:88.7%
女性の場合、年収500万円は上位11.3%ということになります。これは文句なしで、年収500万円は勝ち組ですね。
年収500万円の手取りはどれくらい?
年収500万円と言っても、税金や社会保険料が控除されるので、手取り額は少なくなります。ここでは、家族持ちと独身に分けて年収500万円の手取り額を解説します。
家族持ちで年収500万円の場合
家族持ちで年収500万円の場合、手取り額は約400万円〜420万円になります。(手取り額は、税金と社会保険料を差し引いた額のため、その方によって金額は変動します)
年収:約410万円
月収:約27.3万円
ボーナス:約82万円
額面年収:500万円
配偶者:あり
子ども:1人
住所地:東京都三鷹市
計算年度:2018年
独身で年収500万円の場合
独身で年収500万円の場合、手取り額は約390万円〜410万円になります。(手取り額は、税金と社会保険料を差し引いた額のため、その方によって金額は変動します)
年収:約390万円
月収:約26万円
ボーナス:約78万円
額面年収:500万円
配偶者:なし
子ども:なし
住所地:東京都三鷹市
計算年度:2018年
年収500万円の生活はどんな感じ?
年収500万円であれば、どんな生活ができるのでしょうか?
ここでは、3つに分けて生活レベルを解説します。なお、生活レベルについては、『国民生活基礎調査』を参照します。
- 独身の場合
- 妻がいる場合
- 妻と子どもがいる場合
1.独身の場合
年収500万円の独身の例を紹介します。
月収:26万円
ボーナス:78万円
ボーナスを含めた月収:32.5万円
出費 | 金額 |
家賃 | ¥90,000 |
水道光熱費 | ¥12,000 |
食費 | ¥45,000 |
通信費 | ¥6,000 |
交通費 | ¥3,000 |
医療費 | ¥3,000 |
日用品 | ¥5,000 |
交際費 | ¥45,000 |
趣味・娯楽 | ¥25,000 |
衣料品 | ¥16,000 |
貯金 | ¥75,000 |
合計 | ¥325,000 |
2.妻がいる場合
年収500万円で専業主婦がいる例を紹介します。
月収:27万円
ボーナス:76万円
ボーナスを含めた月収:33万円
出費 | 金額 |
家賃 | ¥95,000 |
水道光熱費 | ¥13,000 |
食費 | ¥47,000 |
通信費 | ¥12,000 |
交通費 | ¥8,000 |
医療費 | ¥5,000 |
日用品 | ¥8,000 |
交際費 | ¥40,000 |
趣味・娯楽 | ¥25,000 |
衣料品 | ¥30,000 |
貯金 | ¥47,000 |
合計 | ¥330,000 |
3.妻と子どもがいる場合
年収500万円で専業主婦と子どもが一人いる例を紹介します。
月収:28万円
ボーナス:84万円
ボーナスを含めた月収:35万円
出費 | 金額 |
家賃 | ¥100,000 |
水道光熱費 | ¥15,000 |
食費 | ¥55,000 |
通信費 | ¥13,000 |
交通費 | ¥8,000 |
医療費 | ¥5,000 |
養育費 | ¥35,000 |
日用品 | ¥8,000 |
交際費 | ¥21,000 |
趣味・娯楽 | ¥10,000 |
衣料品 | ¥28,000 |
貯金 | ¥52,000 |
合計 | ¥350,000 |
年収アップする方法は3つ【経験談】
現実的に考えると年収アップする方法は3つだけです。
- 昇進
- 副業
- 転職
1.昇進
年収アップするのには、昇進することが一番考えやすいですよね。しかし、昇進するには、時間がかかるのが事実。
例えば、年功序列の中小企業であれば、30代、40代でやっと年収500万円ということはザラにあります。ベンチャー企業であれば、成果主義の色合いが強いので、20代で年収500万円は叶うかもしれません。
2.副業
働き方改革が進んでいる日本において、副業という選択肢は非常に現実的です。私もリクルート時代に副業を多数やっていました。その結果、副業+本業で年収1000万円を超えていました。
ブログやアフィリエイト、YouTubeは、初期投資がほとんどかからないので、会社員でもチャレンジがしやすいです。一方、株式投資やFX、不動産投資は、元手が必要になるので、最初から手を出すのはおすすめできません。
3.転職
年収アップするのには、転職が一番賢明なのではないでしょうか?
私が転職エージェントをやっていた時、転職して「年収アップ」や「残業時間減少」を叶えている人たちを数多く見てきました。
副業をやるにしても、副業が可能で、残業時間が少ない会社じゃないと難しいですよね。なので、まずは転職して年収アップするのが得策かもしれません。
年収アップを目指している方におすすめの転職サービス
この記事を読んで頂いている方は、
- 年収500万円を目指している方
- すでに年収500万円以上の方
だと思います。
ここでは、それぞれにおすすめの転職サービスを紹介します。
年収500万円を目指している方
リクルートエージェント
- 求人の量・質
- キャリアアドバイザーの質
- 豊富な実績
どれをとってもトップクラスの転職エージェントです。
高年収求人は少ないですが、総合型転職エージェントなので、幅広い業種・職種に対応しており、年収500万円を目指している方はチェックしておきましょう。
パソナキャリア
パソナキャリアは、初めて転職する方におすすめです。
キャリアアドバイザーは非常に丁寧で、「求人紹介」「履歴書・職務経歴書の添削」「面接の日程調整」「面接対策」「面接後の条件交渉」など、全面的にサポートしてくれます。
doda
dodaは、リクルートエージェントと同じく総合型の転職エージェントです。
リクルートエージェントが保有していない求人をdodaが保有していることがあります。求人の選択肢を増やす意味でも、リクルートエージェントとdodaには登録しておくと良いでしょう。
すでに年収500万円以上の方
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、ハイクラス転職実績No.1の転職エージェントです。
JACリクルートメントの求人はすべて高年収求人なので、年収500万円以上の方は必ず登録しておきたい転職エージェントです。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、リクルートが運営するハイクラス向けの転職サイトです。
リクルートエージェントのハイクラス版と考えるとわかりやすいですね。登録すると、採用企業やヘッドハンターからスカウトが届くので、高年収求人を見逃すことがありません。
ビズリーチ
ビズリーチは、CMでもおなじみのハイクラス向けの転職サイトです。
ビズリーチの求人、ヘッドハンターは非常に評判が良いので、ハイクラス転職実績も豊富です。年収500万円以上の方は、必ず登録しておきましょう。