転職活動にはお金がかかる?
いくらかかるのか知りたい。
「転職活動をするにあたり、費用がいくらかかるのか?」気になっている方は多いと思います。
転職活動には、必ずお金がかかります。「在職中」か「退職後」によって、費用は大きく変わります。
在職中の転職活動であれば、そこまで費用はかかりません。注意したいのが、退職後に転職活動を始めたケースです。
この記事では、「それぞれの状況に応じて費用がいくらかかるのか?」を元転職エージェントが解説します。
在職中の転職活動にかかる費用
在職中の転職活動であれば、そこまで費用はかかりません。
- 交通費
- 服飾費
- 業界研究や企業研究のための書籍代
- 履歴書代と証明写真代
- 宿泊費(遠方の場合)
何社の会社を受けるかにもよりますが、10万円〜20万円の予算を考えておけば大丈夫です。ただし、遠方の会社を受ける場合は、宿泊費がかかるので余裕を持った予算を組んでおきましょう。
退職後の転職活動にかかる費用
退職後の転職活動の場合、転職活動にかかる費用に加えて、日々の生活費も考えておく必要があります。
- 交通費
- 服飾費
- 業界研究や企業研究のための書籍代
- 履歴書代と証明写真代
- 宿泊費(遠方の場合)
これらに加えて、生活費(家賃や食費など)を考える必要があります。転職活動は、平均3〜6ヶ月かかるので、3〜6ヶ月分の生活費を含めると、50〜100万円の費用がかかると考えておきましょう。
退職後の転職活動では、「転職活動中に資金がなくなってしまった」ということがないように、計画的に貯金をすることをおすすめします。
転職活動の前にいくら貯金するべき?
転職活動にかかる費用はイメージして頂けたと思います。次に、転職活動の前にいくら貯金しておくべきかについて解説します。
リクナビNEXTによると、退職時の貯金額は下表のとおりです。
退職時の貯金額データ | |
50万円未満 | 32% |
50〜100万円未満 | 9% |
100〜200万円未満 | 16% |
200〜300万円未満 | 9% |
300〜400万円未満 | 8% |
400〜500万円未満 | 7% |
500万円以上 | 19% |
出典:リクナビNEXT
50万円未満が32%と一番多いことがわかります。
年齢や家族構成によっても、必要な貯金額は変わりますが、どちらにせよ転職活動中にお金の心配をしないように、余裕を持って貯金はしておきましょう。
貯金があることで、退職後の転職活動でも焦らずに進めることができます。
注意:内定後にすぐに入社できるとは限らない
通常、内定が出てから、入社予定日を調整します。入社予定日は、企業とすり合わせて決めますが、すぐに入社できるとは限りません。
企業によっては、「月初めの入社」「15日入社(月中)」のように、入社予定日を就業規則で定めている場合があります。
「内定後にすぐに入社できると思っていた…」とならないように、余裕を持って貯金をしておきましょう。
退職後の空白期間は短い方が良い
退職後に失業保険を受ける選択肢もありますが、できれば退職後の空白期間は短い方が良いです。
空白期間が長いと、その期間についても履歴書・職務経歴書に記載する必要があり、採用担当者は良い印象を持ちません。
中途採用は、
- 書類選考
- 面接
- 内定
という流れで進んでいきます。
転職エージェントの経験から言うと、書類選考で落とされる求職者がほとんどです。空白期間が長く空いてしまうと、落とされる確率が上がります。
「ジョブチェンジのための勉強期間にあてていた」のような、採用担当者を納得させる理由があれば、プラスになることもあります。
しかし、できれば空白期間は空けないほうが、転職成功確率は上がります。
退職後の転職活動がうまくいかなくても悲観する必要はない
退職後の転職活動がうまくいかず焦って転職先を決めると、ミスマッチを起こす可能性があります。
退職後の転職活動がうまくいっていなくても、悲観する必要はないです。転職の事前準備や面接対策をしっかりと行えば、必ず転職は成功するはずです。
もしも転職活動に不安を抱えているなら
転職活動に対して不安や疑問があるのであれば、転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントでは、
- 求人紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策
- 面接の日程調整
- 内定後の条件交渉
などを担当のキャリアアドバイザーが全面的にサポートしてくれます。一人で転職活動を進めるよりも、転職エージェントを利用することで、転職成功確率は確実に上がります。
おすすめの転職エージェントは3つ
下記3つの観点から、おすすめの転職エージェントを紹介します。
- 求人数
- サポートの質
- 実績
リクナビNEXTの調査によると、転職成功者は平均4.2社の転職エージェントを利用しています。求人の選択肢を広げる意味でも、2〜3社の利用をおすすめします。
- リクルートエージェント:転職支援実績No.1
- doda:転職エージェント業界2位
- パソナキャリア:転職サポートが手厚い