転職エージェントは「相談だけ」でも利用することは可能なのでしょうか?
相談だけだとなんだか悪い気がする…。
その後の勧誘が怖い…。
と思い、二の足を踏んでいる方も多いと思います。
転職エージェントの経験から言うと、転職エージェントを「相談だけ」で利用することは全く問題ないです。むしろ、積極的に活用した方が良いです。
ただし、「相談だけ」で利用する際の注意点もあります。
この記事では、元リクルートの転職エージェントが、転職エージェントの裏側を交えながら「転職エージェントを相談だけで利用する方法」と「注意点を解説していきます。
転職エージェントは相談だけの利用でもOK
先述した通り、転職エージェントは相談だけの利用でも問題ありません。転職エージェントは完全無料で利用できるため、転職を検討しているなら、むしろ積極的に相談に行くべきです。
転職エージェントに相談するとわかること
転職エージェントは「膨大な求人情報」「転職ノウハウ」「経験値」を持っています。そのため、転職エージェントに相談に行くだけで転職活動における貴重な情報収集ができます。
- 自分の市場価値
- 自分のキャリアの選択肢
- 非公開求人の情報
- 転職市場のトレンド
- 転職活動の効率的な進め方
- 職務経歴書・履歴書の書き方
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【経験談】よくある相談内容とは?
実際に、相談のみで転職エージェントの面談に来る利用者は多いです。その中でも、よくある相談内容をいくつかご紹介いたします。
- 転職活動はどのように進めるべきですか?
- 職務経歴書・履歴書の書き方を教えてください
- 経歴やスキルに自信がなくても転職できますか?
- 非公開求人を教えてほしい
①転職活動はどのように進めるべきですか?
転職エージェントには、転職初心者の方が頻繁に訪れます。そのため、「転職活動の進め方」はよくある相談の一つです。
転職活動の知識があるかないかで転職成功の確率が大きく変わります。そのため、基本的なことだとしても遠慮せずに聞きましょう。転職の準備項目や転職スケジュールの目安など、一から丁寧に教えてくれます。
②職務経歴書・履歴書の書き方を教えてください
先述した通り、転職エージェントには、転職初心者の型が訪れることが多いため、「職務経歴書・履歴書」の書き方や添削もよくある相談の一つです。
注意点は、書き方がわからなかったとしても、自分なりに書類を作成して面談に持っていくことです。
手ぶらで行ってしまうと、書き方を教わったとしてもなかなかイメージができません。書類を持参して行けば、その場で分かりやすく書き換えてくれることがあります。
③経歴やスキルに自信がなくても転職できますか?
転職エージェントには、「転職したいけど、自信がない」と考えている方も頻繁に訪れます。
その場合、キャリアアドバイザーに正直に自身の経歴やスキルを話しましょう。その求職者の経歴やスキルの中から転職可能性を探るのがキャリアアドバイザーの仕事です。思わぬ転職可能性を提示してくれるかもしれません。
実際に、経歴やスキルに自信がなくても、自分に適した転職エージェントを利用すれば転職することはできます。怖がらずに相談へ行きましょう。
④非公開求人を教えてほしい
転職エージェントが保有している求人の大半が、一般公開されていない非公開求人です。そのため、非公開求人に興味を持って転職エージェントに来た方は、非公開求人についてよく相談されます。
非公開求人の中でも、転職エージェントの登録者のみが閲覧可能な求人と、マッチングしている候補者のみが閲覧可能な求人の2種類あります。
前者の方は、質問をすれば具体的な情報を教えてくれます。後者の方は、マッチングしてもらえるまで情報を教えてくれません。
相談のみで転職エージェントを利用する際の注意点
相談のみで転職エージェントを利用する際には、下記2点を注意しましょう。
- 連絡が頻繁に来る可能性
- 転職エージェントからの「優先順位」が低くなる可能性
①連絡が頻繁に来る可能性
転職エージェントに登録すると、求人紹介メールや、紹介した求人の感想を確認する連絡が頻繁に届きます。転職意欲が高くない人にとってはストレスの原因になりかねません。
対象法としては、事前に自身の転職意欲を担当者に伝えることです。それでも連絡が頻繁に来る場合は、担当変更を申し出るか、転職エージェントを退会しましょう。
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②転職エージェントからの「優先順位」が低くなる可能性
求職者にとっての面談とは、「相談する場」です。しかし、転職エージェントにとっての面談とは、「求職者の優先順位付けをする場」です。
転職エージェントは「転職がしやすい優秀な求職者」を優先して対応します。具体的には、優良求人の積極的な紹介、要望に対する素早い対応などです。
そのため、ダラダラと相談だけしにきた求職者に対しては、「優先順位」を下げて対応します。その結果、満足のいく転職サービスを受けられない可能性があります。
このような場合の対処法は、非常にシンプルです。「相談のみの転職エージェント」と、「本命の転職エージェント」を使い分ければ良いのです。
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「相談のみのエージェント」と「本命のエージェント」は使い分けるべき
「相談のみの転職エージェント」と「本命の転職エージェント」を使い分けることで、効率良く転職エージェントを利用することができます。
- 相談のみの転職エージェント:特に何も考えず、気楽に転職の相談に行く
- 本命の転職エージェント:しっかりと事前準備をしてから相談に行く
面談で「転職がしやすい優秀な求職者」だと思ってもらい、優先順位を上げることができれば、スムーズに効率よく転職活動をすることができます。
「転職がしやすい優秀な求職者」だと思ってもらうために
経歴やスキルに自信のない方でも「転職がしやすい優秀な求職者」だと思ってもらうことは可能です。逆に、経歴やスキルのレベルが高くても、「この人はダメだ」と思われることもあります。
ポイントは、3つです。
- 経歴の具体性
- 転職理由
- 希望条件
転職エージェントの優先順位を上げるための転職準備方法については、下記の記事で詳しく解説しています。
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キャリアアドバイザーに定評のある転職エージェント
転職エージェントを「相談だけ」で利用する場合、キャリアアドバイザーに定評のある転職エージェントを選んだ方が良いです。
転職エージェントによって、「求人の質・量」「転職サポートの質」が大きく変わってきます。ここでは、転職エージェントの経験から、キャリアアドバイザーのサポートに定評のある転職エージェントを3つ紹介します。
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