仕事を辞めるのが不安…。
仕事を辞めた後の生活はどうなるんだろう…。
このような不安は、仕事を辞める前には付き物ですよね。
ですが、いざ仕事を辞めてみると、なんとかなるものです。
私は、20代で仕事を辞めて、30代の今でもフリーランスとして生活ができています。
この記事では、私の経験談をもとに、「仕事を辞めてもなんとかなるエピソード」や「仕事を辞めてもなんとかなる理由」についてお話します。
仕事を辞めようか悩んでいる人に、少しでも参考になれば嬉しいです。
仕事辞めてもなんとかなる【経験談】
「仕事を辞めたら、どうなるんだろう…」という漠然とした不安は、誰にでもありますよね。
しかし、実際は仕事を辞めてもなんとかなります。
「なんとかなる」の定義は人それぞれだと思いますが、私は「生活ができる=なんとかなる」と考えています。
日本は恵まれているので、正社員の求人だけでなく、アルバイト・パート、派遣の求人など、仕事は豊富にあります。
また、起業や独立、フリーターなどの選択肢も。
そのため、一旦ドロップアウトしても問題ないです。
周りの声は聞かなくてOK
日本では、「世間のレールから外れることを悪」と捉える人がいます。そういう人の意見は聞かなくて良いと思います。
「仕事を辞めたい」という理由は人それぞれですが、人生に疲れたのであれば、一旦レールから外れて、休んでみるのもありです。
私は、同期や周りの人から、「仕事を辞めない方が良い」と助言されて、仕事を辞めるのを何度も後回しにしてきました。
「仕事を辞めよう→周りから助言される→やっぱり続けよう…」
このようなループを何周もしました。今考えると、「自分のことを考えてアドバイスをしてくれたのはありがたいけど、周りに左右されずに、自分で決断をした方が良い」と断言できます。
よく考えることは重要ですが、周りのアドバイスや意見ばかりに左右されずに自分の人生は自分で決めたほうが納得度は高いはずです。
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仕事辞めてもなんとかなる理由5選
「仕事を辞めてもなんとかなる理由」を現実的に考えてみました。
①失業保険を受けられる
失業保険は、雇用保険に加入していた人であれば、受けられる権利があります。
所定の条件はありますが、離職前の給与の50〜80%程度を受け取ることができます。
失業保険を受けることができれば、これからのことを考える時間もできます。また、次の仕事先を決めずに辞めてしまった場合にも、生活費を賄うことができます。
ですが、失業保険の手続き方法がわからずに、申請しない人もいます。これは本当にもったいないです。
「失業保険」を含めた社会保険給付金は必ず申請しよう
仕事を辞めた際に受けられる「社会保険給付金」はたくさんあります。
しかし、
- 手続きが難しそう
- 手続きが面倒くさい
- そもそも知らない
などの理由から、多くの人が申請していないのが実態です。
失業保険以外にも受けられる社会保険給付金はたくさんあるので、今後のことを考えると、必ず申請した方が良いです。
調べる時間がないという人は、『退職コンシェルジュ』を使ってみてください。退職者向けの社会保険給付金サポートを専任のプロから受けられるのでおすすめです。
②職業訓練を受けられる
職業訓練とは、失業をした際に援助を受けながら、就職に役立つ知識やスキルを無料で学べる公的な制度です。
本来であれば、学費がかかる授業についても無料で受講でき、しかも手当を貰うことができます。
職業訓練は、受講申込書をハローワークの窓口で提出すれば申し込みができます。まずは、ハロワークの窓口で、「どのような仕事に就きたいのか?」「どのような資格・スキルを習得したいのか?」などを相談してみることをおすすめします。
③フリーターという選択肢もある
「正社員が合わない」という人は、フリーターとして働くこともできますね。(家族持ちの場合は、厳しい面もあると思いますが)
実際に、契約社員や派遣社員、アルバイト・パートで生計を立てている人はたくさんいます。
非正規社員の場合、正社員に比べて生涯賃金は確実に低くなりますが、自分がしたい仕事を選ぶことができ、自分がしたいタイミングで仕事ができるので、人によっては幸福度が高いと思います。
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④フリーランス・独立のハードルは下がっている
一昔前までは「フリーランス・独立」の難易度は高いとされていました。ですが、現在は副業が当たり前の時代になっており、誰でも始められるビジネスが増えています。
例えば、
- ブログ・アフィリエイト
- Webライティング
- Web制作(HP制作やメディア制作)
などです。
そのため、「フリーランス・独立」の難易度は確実に下がっており、現実的に良い選択肢だと思います。
特に、「会社に属すのが嫌だ」「指示された仕事をするのが嫌だ」「会社の雰囲気に疲れる」など、根本的に会社に合わない人は、「フリーランス・独立」が合っているかもしれません。
ただし、「フリーランス・独立」は、何かしらのスキルが必要になります。スキルがないのに、いきなりフリーランスになっても仕事はありません。
⑤転職することもできる
王道ですが、転職も選択肢に入れましょう。
会社に対してネガティブな考えを持っている人は多いと思います。そのため、すぐには転職する必要はありませんが、あなたにとって働きやすい会社は必ずあります。
「会社=嫌」と考えるのではなく、「自分にとって働きやすい会社とは?」を徹底的に考えて、希望条件に合った会社が見つかれば転職をするのもありです。
私は、ずっと会社が嫌で「自分に合う会社はないんじゃないか?」と考えていましたが、自分に合った会社を見つけることもできました。
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仕事を辞められない理由
仕事を辞められない理由は、人それぞれあると思います。ここでは8つの理由について、考えていきます。
①仕事が見つかるか不安
転職回数が多い私だから言えることですが、「仕事が見つかるか?」についての不安は持たなくて良いと思います。
『リクナビNEXT』などの転職サイトに登録していればわかりますが、新しい求人は毎週のように更新されます。日本には200万社以上の法人があるので、「仕事が見つからない」ということはないはずです。
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ただし、希望条件が多い人にとっては、仕事は見つかりづらいかもしれません。年収や福利厚生、仕事内容に強いこだわりがある人は、すぐに仕事が見つからない可能性もあります。
②上司に辞めると言いにくい
仕事(会社)を辞めることを、上司に言うの難しいですよね…。これまでお世話になった上司なら、なおさらです。
また、ブラック企業の場合、「退職したい旨」を伝えても、なかなか取り合ってもらえないこともあります。
すぐに仕事を辞めたいのであれば、退職代行サービスを使うのがおすすめです。退職の手続きをすべて代行してくれるので、明日から会社に行かないで辞められるのは本当に便利です。
円満退職が基本ですが、ブラック企業に勤めている人であれば、退職代行サービスは有効な手段です。
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③仕事を辞めて暮らしていけるか不安
この不安は、私にもありました。
漠然とした不安ですが、「仕事を辞めたら暮らしていけなくなるのでは?」と考えて、なかなか仕事を辞めることができませんでした。
ですが、実際に仕事を辞めてみると、失業保険を受けることもできますし、条件を下げればすぐに仕事も見つけることができます。
また、スキルがあればフリーランスとして独立も可能です。
④貯金がないから不安
これは絶対に避けたほうが良いです。
どんな状況であれ、貯金があった方が精神的に絶対に楽です。最低でも、生活費の3ヶ月分は貯金しておきましょう。
それだけで、精神的なプレッシャーから開放されると思います。
⑤世間体を気にしてしまう
「仕事を辞めると周りからどういう目で見られるのか?」について不安になることもあると思います。世間体を気にすることは悪いことではないです。
しかし、世間体ばかりを気にして、周りの評価のために生きるのは絶対に避けたほうが良いです。
⑥家庭があるから不安
家庭がある人は、家族を養う必要があるので、自分の都合だけで仕事を辞めることは難しいですよね。
もしも、今の仕事をすぐに辞めたいのであれば、
- 次の転職先を探しておく(=内定をもらっておく)
- 副業で本業以上に稼いでおく
- 生活費3ヶ月分の貯金を
いずれかは必須です。
⑦ローンの支払いがあるから不安
住宅や自動車などのローンが残っている人は、仕事を辞めるのが不安になりますよね。
ローンは毎月支払う必要があるので、支払えなくなったらアウトです。
ローンが残っている状況で、仕事を辞めたいのであれば、「生活費+α」で貯金をしておく必要があります。
⑧年齢的に厳しいから不安
仕事を辞めるときに、気になるのは年齢ですよね。
年齢によっては、「次の仕事を見つけられないかも?」と不安になることもあります。しかし、年齢が不利になることは少なくなってきたと感じています。
- 転職の「35歳限界説」はなくなった→転職は当たり前の時代
- 平均寿命が長くなっている→1947年には50歳代だった平均寿命が2019年には80歳代
- シルバー人材の需要増→高齢者派遣の需要が高まり続けている
50代を超えると、徐々に仕事を見つけるのは難しくはなりますが、時代とともに50代以上の求人が増えているのも事実です。
そのため、年齢を言い訳にする必要はないと思います。自分の好きなように、自分の責任で人生を歩んだ方が人生の幸福度は高くなります。
年代別のシミュレーション
20代の場合
20代であれば、仕事を辞めても選択肢は無限にありますよね。仕事を辞めたとしても、転職が当たり前の時代なので、すぐに転職先が見つかると思います。
また、起業や独立など、20代であれば、失敗しても挽回できます。20代で失敗をしても、30代・40代・50代でいくらでも挽回できるので、どんどんチャレンジをするべき年代と言えます。
30代の場合
30代もまだまだ若い年代です。
転職をするにしても、30代を対象にした求人が一番多いので、仕事が見つからないことはほぼないと思います。
また、起業や独立なども全然遅くない年代です。20代で培ってきた経験・スキルを使って、転職したり、起業したり、独立したり、自分次第で何でもできます。
40代の場合
40代の場合は、20代・30代に比べると、どうしても選択肢が減ります。
事実として、
- 40代を超えると、一気に求人数は少なくなる
- 体力が落ちてくる
- 家族持ちが多い
これらのことが考えられます。
一生に一度の人生なので、40代で仕事を辞めるのも良いですが、転職先は必ず見つけてから辞めるなどのリスクヘッジはしておきましょう。
50代の場合
50代になると、仕事を辞めた後の選択肢は限られます。
貯金があれば別ですが、起業や独立をするのはリスクが伴います。また、転職をするにしても、求人数は一気に減ります。
とはいえ、可能性はゼロではありません。50代でも、起業や独立をしている人はいますし、転職をしている人もいます。
20代・30代・40代に比べると、その難易度が変わるだけです。
おすすめ:思い切ってフリーランスになるのはあり
最近では、
- ブログ・アフィリエイト
- ライティング
- HP制作
など、個人でも手が出しやすいビジネスが増えています。
特に、IT・Webに関する仕事はフリーランス単位でどんどん増えています。
フリーランスの案件はネットで探せる
フリーランスとして仕事をするのは不安も多いですが、今はネット上で案件を探せるので本当に案件に困ることはほとんどありません。
この3つのサービスは、フリーランスの案件が多くあるので、よく使っています。公式HPで案件を閲覧できるのでチェックしてみてください。
報酬の高さに驚くと思います。
IT・Web領域が未経験ならスクールに通った方が良い
私は、TECH CAMP(テックキャンプ)というプログラミングスクールで、プログラミングの基礎を学びました。
テックキャンプのカリキュラムを一通り終わらせれば、HP制作やWebメディア制作はできるようになります。
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