第二新卒はいらない?【元採用担当者がわかりやすく解説】

第二新卒はいらないと思われている?

第二新卒で転職するか迷っている…。

このような疑問に対して、元採用担当者が解説します。

先に結論を言うと、「第二新卒をいらない」と考えている企業もなかにはあります。ただし、最近のトレンドとしては、第二新卒の需要は急速に伸びているので、第二新卒で転職を考えている方にとっては追い風だと思っています。

実際に、第二新卒で転職をされる方、第二新卒向けの求人は増えています。(以下で、データ付きで解説します)

第二新卒の場合、「初めて転職活動をする方」や「働きながら転職活動をする方」が多いと思います。

そのため、転職の成功確率を上げるのであれば、20代の転職に強い転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職エージェントでは、求人紹介、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接の日程調整、内定後の条件交渉などのサポートを担当のキャリアアドバイザーから受けることができます。

転職エージェントを利用して徹底的に事前準備をすれば、他の候補者と差別化を図ることができます。

目次

事実として、第二新卒は増えている

人事として働いていた経験から言うと、第二新卒層は着実に増えています。厚生労働省によると、大卒の32.8%が3年以内に離職しているのでデータからも明らかです。

第二新卒の人数

出典:厚生労働省

そして、第二新卒層を採用している企業も増えています。2030年までに新卒(第二新卒)採用を中心とした若手人材確保の重要性に対して、50.2%の企業が「重要性は高まると思う」と回答しています。

第二新卒の需要についてのアンケート

出典:マイナビ転職

企業に焦点を合わせると、新卒採用で十分な人員を確保できないことが多いです。そのため、第二新卒層を採用する動きはますます加速すると考えられます。

キャリトレ』や『リクルートエージェント』『マイナビエージェント』といった、20代の転職に強い転職サービスを見て分かる通り、第二新卒向けの求人は相当多いです。

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第二新卒はいらないと思われている?

Q&A

企業によります。

  • そもそも第二新卒層を採用していない企業
  • 中途採用で即戦力採用のみをしている企業
  • 育成環境が整っていない企業

これらの企業からすると、第二新卒層はいらない存在と位置づけられているかもしれません。

中小企業や零細企業では、「育成環境が整っていない」あるいは「募集しても応募が来ない」などの理由から、第二新卒の募集を行っているケースは少ないです。

一方、大手企業や成長企業では、第二新卒の採用を積極的に進めているケースが増えています。実際に、転職サービスを見れば明らかですが、第二新卒向けの求人は増えており、一昔前に比べると転職がしやすくなっています。

まとめると、「第二新卒はいらない」と考えているのは、企業によります。事実として、第二新卒の需要は高まっているので、「第二新卒はいらない」という声に惑わされずに転職活動をしてほしいです。

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第二新卒でいらないと思われてしまう人材の特徴

デスクワーク

第二新卒の面接をしていて思うことは、事前準備の差です。しっかりと準備している方もいれば、「本当に準備したの?」と思わざるを得ない方もいます。

ここでは、第二新卒でいらない=採用したいと思えない人の特徴を2つに絞って解説します。

  1. 転職理由に納得感がない
  2. 事前準備が足りない

①転職理由に納得感がない

面接をしていると、

  • 転職理由が他責
  • 転職理由に一貫性がない

この2つに当てはまる方が本当に多いです。

転職理由は、面接官を納得させるものでなければいけません。ですが、「残業が多かったから…」「上司との相性が悪かったから…」など、他責思考の転職理由が目立ちます。

これでは、面接官を納得させることはできません。

もっと言えば、「採用しても同じような理由で辞められてしまうのではないか?」という印象を与えてしまいます。

「A社では、◯◯ができなかったので、もっと私の経験・スキルを伸ばすためには、B社に入社するべきだと考えました。」のように、前向きな理由+納得度の高い理由が望ましいです。

第二新卒の方は、新卒採用のときと同じような気持ちで面接に臨む方が多いので、転職理由をしっかりと考えるだけで、他の候補者との差別化になると思いますよ。

転職理由を考える際には、自己分析は必須です。

「自分にはどのような会社が合うのか?」がわからないのであれば、『リクルートエージェント』または『マイナビエージェント』の面談を受けてみてください。

あなたの志向性や希望条件から、マッチした求人を紹介してくれます。

②事前準備が足りない

これも多いですね。

事前準備とは、企業研究や業界研究、面接対策、履歴書・職務経歴書など、面接に臨む前に準備するすべてのことを含みます。

特に、企業研究や業界研究、面接対策を疎かにしている方が多いです。第二新卒を新卒と同じような気持ちで臨むと痛い目に合うので注意しましょう。

第二新卒の転職活動は、思ったよりもやることが多いです。すべてを一人で完璧にやろうとすると、時間が足りないので、転職エージェントを活用しましょう。

20代に強い『リクルートエージェント』や『マイナビエージェント』を利用すれば、転職のプロが転職活動を全面的にサポートしてくれるので、効率良く転職できます。

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第二新卒の転職に成功しやすい人の特徴

転職の面接に行く前の男性

第二新卒の転職に成功しやすい人の特徴は、

  • 事前準備が完璧
  • 優良求人に応募している

この2つに集約されます。ですが、事前準備を完璧にして、自分に合った求人を探すのは、簡単そうで難しいですよね。

第二新卒の場合、「初めて転職活動をする方」や「働きながら転職活動をする方」が多いと思うのでなおさらです。

なので、第二新卒の方には転職エージェントの利用を強くおすすめしています。転職エージェントは、転職活動に関するさまざまなことをサポートしてくれますが、完全無料で利用できるので、使わない手はないです。

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なぜ、第二新卒は転職エージェントを利用するべきなのか?

クエスチョン

転職エージェントを利用すれば、

  • 求人紹介
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 面接対策
  • 面接の日程調整
  • 内定後の条件交渉

などを完全無料で担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。つまり、転職のプロが事前準備をサポートしてくれ、あなたに合った求人も紹介してくれるのです。

先述したとおり、第二新卒の場合、「初めて転職活動をする方」や「働きながら転職活動をする方」が多いので、転職エージェントを利用しない手はないです。

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おすすめの転職エージェントを厳選

私の経験からすると、第二新卒で転職をする方は、「実績が豊富」「20代に強い」転職サービスを利用した方が良いです。

以下の3つのサービスは、第二新卒の転職実績が豊富にあるのでおすすめできます。

第二新卒におすすめの転職エージェント

リクルートの調査によると、転職成功者は平均4.2社の転職エージェントを利用しています。

そのため、最初から1つのサービスに絞るのではなく、実際に使ってみて比較してみてください。自分に合ったものが見つかれば、それをメインに転職活動を進めるだけです。

キャリトレ:20代に特化した転職サイト

キャリトレ

キャリトレは、ビズリーチが運営する20代に特化した転職サービスです。登録すれば、すべての求人を閲覧できます。

第二新卒の方が応募できる求人がまとまっているので、第二新卒の転職には必須の転職サービスと言えます。

リクルートエージェント:転職支援実績No.1

リクルートエージェントのトップページ

リクルートエージェントは、人材業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントです。

  • 転職支援実績No.1
  • 求人数No.1
  • 実績No.1

これらの実績があるので、利用して損はしないと思います。最近では、第二新卒層の転職に非常に力を入れており、第二新卒特化の部署もできたという噂も聞きました。

第二新卒の需要が高まっていることを背景に、数多くの転職サービスは第二新卒に力を入れてきています。その中でも、リクルートエージェントは転職支援実績No.1で第二新卒の転職に関するノウハウが蓄積されています。

完全無料で利用できるので、一度利用を検討してみてください。

マイナビエージェント:20代の転職に強い

マイナビエージェントは、20代の転職に強い転職エージェントとして有名です。

私自身も利用していましたが、リクルートエージェントよりは求人数は少ないですが、マイナビエージェントにしかない求人も保有しているので、併用することをおすすめします。

運営企業のマイナビでは、マイナビエージェントとは別にマイナビジョブ20’sというサービスもありますが、マイナビエージェントとの違いがあまりないので、マイナビエージェントを利用すれば良いと思います。

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