転職時期を考えるポイント
転職をするなら、少しでも有利な時期に転職活動をしたいですよね。転職時期を考える上で、重要なのが「求人数」と「ボーナス」です。
求人数が多い時期に転職活動をすれば、それだけ選べる求人が多いです。また、ボーナスを貰った後に転職活動をすることで、金銭的なメリットを享受できます。
求人数が多い時期
求人数が多い時期は、「2〜3月」「8〜9月」です。特に、2〜3月は新年度に向けて転職市場が活発になる時期です。また、8〜9月も下期の新体制に向けて採用活動を行う企業が多くなります。
ボーナスを貰った後の時期
一般的な企業であれば、6月、12月の年2回ボーナス(賞与)が支給されます。せっかくならボーナスを貰ってから退職したいですよね。
ボーナスを貰ってから転職するためには、ボーナス時期に合わせて転職活動を始める必要があります。例えば、12月のボーナスを貰った後に転職する場合、下記のようなスケジュールで進めることをおすすめします。
11月上旬
転職活動の準備
↓
11月中旬
求人応募
↓
11月中旬〜12月中旬
面接ラッシュ
↓
11月下旬〜12月中旬
内定
↓
12月下旬〜1月下旬
退職の手続き
↓
2月1日または3月1日
入社
5月の転職時期は穴場
5月は、求人数が少ない時期です。そのため、転職希望者が少ない時期でもあります。しかし、5月に転職するのは、意外と穴場と言われています。
その理由は、2点あります。
- ライバルが少ない
- 企業の採用本気度が高い
①ライバルが少ない
先述したように、5月は求人数が少ない時期です。その分、転職希望者も少ないため、競争倍率が低いなかで転職活動を行うことができます。
②企業の採用本気度が高い
5月は、4月からの新体制で欠員が出たり、退職者が出て人員が足りない場合の求人とが多いです。つまり、緊急を要する求人であるため、企業の採用本気度が非常に高いのが特徴です。
5月に転職活動を始める場合のスケジュール
5月に転職活動を始める方は、7月または8月入社を目指すと良いでしょう。もちろん選考がうまく進めば、5月中に内定が出て、6月1日入社も可能です。
5月上旬
転職活動の準備
↓
5月中旬
求人応募
↓
5月中旬〜6月中旬
面接ラッシュ
↓
5月下旬〜6月中旬
内定
↓
5月下旬〜6月下旬
退職の手続き
↓
7月1日または8月1日
入社
転職活動を効率よく進めるために、転職エージェントを利用しよう
転職エージェントは、担当のキャリアアドバイザーが求人紹介はもちろん、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接の日程調整、内定後の条件交渉などを完全無料でサポートしてくれます。
転職活動は、予想以上にやることが多いので、転職エージェントを上手に利用すれば、転職の成功確度は上がります。
リクナビNEXTの調査によると、転職成功者は平均4.2社の転職エージェントを利用しています。
- リクルートエージェント:転職支援実績No.1
- doda:転職エージェント業界2位
- パソナキャリア:転職サポートが手厚い
結論:転職時期はいつでも良い
転職時期に正解はありません。求人数が多い時期でも希望の求人を見つけられないときもあります。また、どんなに転職希望者が少ない時期でもなかなか内定を取れないこともあります。
そのため、あまり転職時期にはこだわらず、フットワーク軽く動く。これが重要です。希望求人が出たときに、すぐに動けるように今のうちに転職活動の準備をしておくと良いでしょう。
「初めての転職で不安な方」や「効率良く転職活動を進めたい方」は、転職エージェントの利用をおすすめします。転職のプロに相談しながら転職活動を進めることができるので、転職の成功確度が上がりますよ。