マイナビエージェントの面談攻略法【担当者を味方につける方法】

マイナビエージェントの面談で重要なことは、担当キャリアアドバイザーを味方に付けること。担当キャリアアドバイザーが味方になれば、優良求人を紹介してもらえたり、あなたのことを積極的に企業に推薦してくれるようになります。

そして、担当者を味方に付けるために重要なのが「面談」です。

面談次第で、あなたへの印象・評価が変わるので、転職活動をスムーズに進めたい方は知っておいて損はないと思います。この記事では、「マイナビエージェントの面談の攻略法」を元リクルートの転職エージェントが解説します。

筆者プロフィール

元リクルートの転職エージェント。広告業界を中心に、IT、人材、商社、メーカーなど、100社以上の中途採用を支援。趣味は音楽、読書、半身浴ともっぱらのインドア系。幅広い業界知識を元に役立つ転職情報を発信します。

マイナビエージェントの面談の基本情報

■基本情報

面談相手:キャリアアドバイザー1名

所用時間:60〜90分

場所:マイナビエージェントの拠点(もしくは電話面談)

持ち物:職務経歴書、履歴書、A4資料が入るカバン、筆記用具

服装:ビジネスカジュアルorスーツ(ビジネスマナーに適したもの)

マイナビエージェントのキャリアアドバイザーの特徴

マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは、さまざまな業界・職種に通じている転職のプロフェッショナルです。特に、20代〜30代の若手の転職に特化していることが特徴です。

20〜30代の若手の転職に特化

マイナビエージェントの登録者の約7割が35歳以下。キャリアアドバイザーが普段接している求職者も大半が若手です。そのため、「若手」の転職事情に精通しています。

「若手」の転職成功ノウハウを数多く蓄積しているため、若手のキャリアチェンジ、キャリアアップの両方に的確なアドバイスが望めます。また、若手ならではの悩みや不安にも理解してくれるでしょう。

マイナビエージェントは35歳以上・ハイキャリアの求職者には…

35歳以上の求職者やハイキャリアの求職者に対しては、経験が不足しているキャリアアドバイザーが在籍している可能性が高いです。

35歳以上・ハイキャリアの方は、『リクルートエージェント』や『JACリクルートメント』のような転職エージェントを利用することをおすすめします。

マイナビエージェントで優良求人を紹介してもらうために

転職エージェントを利用する際に重要なことは、キャリアアドバイザーを自分の味方に付けることです。

キャリアアドバイザーも人間なので、求職者に対する印象次第で、積極的に求人を紹介するか、しないかが決まります。例えば、初めての面談で悪い印象を持たれてしまうと、求人を紹介されないこともあります。

だからと言って、キャリアアドバイザーに気に入られるために無理にへりくだったりする必要はありません。それでは、キャリアアドバイザーから積極的に求人を紹介してもらうためにはどうしたらいいでしょうか。

答えは、キャリアアドバイザーの行動原理を理解することで分かります。

キャリアアドバイザーの行動原理

キャリアアドバイザーから積極的に優良求人を紹介してもらうためには、キャリアアドバイザーの行動原理を知ることが重要です。行動原理を知る上で重要なのが、キャリアアドバイザーの「ノルマ」です。

キャリアアドバイザーのノルマ

キャリアアドバイザーのノルマの中で一番ウエイトが大きいのが、入社人数です。

キャリアアドバイザーの業務は、求職者が内定・入社するまでをサポートすること。そのため、企業へ入社した人数がキャリアアドバイザーの目標になっています。

つまり、「転職しやすい」求職者には積極的に力を入れるインセンティブが働くので、キャリアアドバイザーを味方に付けるには「転職しやすい」と思ってもらうことが重要になります。

キャリアアドバイザーの仕事に対する熱い想い【とは裏腹に…】

誤解をして欲しくないのは、キャリアアドバイザーは「ノルマ」のためだけに仕事している訳ではないということ。「人生の大きな転換点をサポートしたい」「一人でも多くの求職者を救いたい」という熱い想いで仕事をしている人の方が多いはずです。

ただし、そんな綺麗事だけで仕事ができないのがサラリーマンの悲しいところ。「ノルマ」を達成できなければ、上司から評価が下がり、給料も下がります。

特に、現在の転職市場は「売り手市場」のため、キャリアアドバイザーは非常に多忙。忙しい中で成果を出すために、どうしても求職者に優先順位をつけてしまいます。多くのサラリーマン同様、キャリアアドバイザーもまた葛藤しながら仕事をしているのです。

キャリアアドバイザーを味方につける3つのポイント

  1. ビジネスマンとして好感が持てるか
  2. 転職理由が明確かつポジティブか
  3. 経歴が整理されているか

1.ビジネスマンとして好感が持てるか

キャリアアドバイザーは、求職者がビジネスマンとして好感が持てるかどうかを判断しています。面談の場で求職者が非常にだらしがなかったり、不誠実だった場合は大きなマイナス評価に繋がります。「採用企業にこの方を紹介しても大丈夫かな」と不安を覚えるため、求人の紹介数が大きく減ります。

そのため、面談の場では清潔感のある服装、ビジネスマナーをわきまえた立ち振る舞い、忘れ物や遅刻などがない、などの社会人として当たり前のことは徹底しましょう。

2.転職理由が明確かつポジティブか

転職理由が明確でポジティブだと、キャリアアドバイザーからの評価が高くなる傾向があります。一方、転職理由が不明確であったり、ネガテイブな内容だと大きなマイナス評価に繋がります。

キャリアアドバイザーは転職理由に沿って求人を紹介します。そのため、転職理由が明確で具体的でないと、そもそも求人紹介ができません。

そんなこと言われても、転職理由を明確かつポジティブにするって難しいです。特に自分は、現職の環境が酷くて、そこから逃げ出したいから転職を志しているので、ネガテイブな理由ばかりです…。
そんな自分はキャリアアドバイザーから優良求人を紹介してもらえないのでしょうか?

そんなことは全くありません。むしろ、そういう人こそ転職エージェントを利用するべきです。

キャリアアドバイザーは、面談の場で転職理由を言語化・明確化する手伝いもしてくれます。プロフェッショナルな視点から見た時、自分では気付かなかった本当に大事にしているものを言語化してくれることもあるでしょう。

重要なことは、求職者本人が転職理由を明確化・ポジティブなものにしようとする意識があるかどうかです。その意識があるなら、キャリアアドバイザーは丁寧にサポートしてくれます。

一方、転職理由の深掘りを拒否したり、将来に目を向けずに、ずっと後ろ向きなままでいると、そもそも選考に通りません。キャリアアドバイザーも諦めてしまいます。そのため、キャリアアドバイザーを信頼し、全て包み隠さずに話しましょう。

3.経歴が整理されているか

経歴が具体的に整理されているかどうかで、キャリアアドバイザーからの印象は大きく変わります。抽象的な内容ではなく、細かい数字まですべて整理していると、キャリアアドバイザーの求職者に対する理解度が深まるからです。

理解度が深まると、キャリアアドバイザーは求職者に求人を紹介しやすくなり、また、企業にも求職者を紹介しやすくなります。(実際に、選考にも通りやすいです)

マイナビエージェントの登録者は若手が多く、経歴を雑にまとめている人が多い印象。そんな中、整理された経歴を持っていくだけで、自然と好印象を持ってもらえると思います。

マイナビエージェントの面談は事前準備が必須

転職理由の明確化や経歴の整理のためには、面談の前に事前準備を行うことが非常に重要です。特に、マイナビエージェントの面談は事前準備をしておくと非常に有利になります。

  1. 具体的なキャリア・経歴
  2. 明確な転職理由・希望条件

1.具体的なキャリア・経歴

面談では、マイナビエージェントのキャリアアドバイザーに対して自身のキャリア・経歴を伝えます。その際に大事なことは、「具体的」であること。

営業ならば、目標の数値、達成率、売上金額などの数字をしっかりと用意しておきましょう。マネジメント経験がある場合は、何人をマネジメントしたのか。社内賞を取ったなら、何人規模の部署で賞を取ったのか。分かる範囲で、具体的な情報として落とし込みましょう。

2.明確な転職理由・希望条件

明確な転職理由・希望条件を語る上で大事なポイントは、「なぜ現職を退職したのか」「転職先に求めていることは何か」です。

面談の場では、転職理由・希望条件の理由を深掘りされます。そのため、「なぜ現職を退職したのか」「転職先に求めていることは何か」の2点について、事前に「なぜ」を繰り返して深掘りしておきましょう。

必ず履歴書・職務経歴書を作成しておこう

履歴書と職務経歴書は必ず面談前に作成し、送付(登録)しておきましょう。履歴書と職務経歴書の作成作業は、自身のキャリアを頭の中で整理することにも繋がります。書類を作成しておけば、面談の場でしっかりと自身のキャリアを説明できるようになります。

また、あらかじめキャリアアドバイザーの手に渡れば、事前に添削をしてもらえます。面談の場での時間の節約になる上に、キャリアアドバイザーが事前に読み込んでくれるため、より深い話し合いができると思いますよ。

マイナビエージェントの面談の流れ

STEP1
自己紹介

お互いに自己紹介。硬くなる必要は全くありませんし、面接の時のように自身の経歴を話す必要もありません。始めに転職理由を軽く聞かれることがあるので、その時もリラックスして転職理由を伝えましょう。

STEP2
キャリアの棚卸し

キャリアアドバイザーの質問に沿って、自身のキャリアを一つ一つ説明していきます。キャリアアドバイザーが気になる所は、企業が気になるところ。しっかりと固めていきましょう。

この時に書類の添削も行われることがあります。しっかりメモを取って活かしていきましょう。

STEP3
希望条件・転職先に求めることの確認

一番大事なところです。この面談で希望条件を擦り合わせ、転職先に求めることを明確にできないと、後の転職活動がスムーズにすすみません。事前準備をしっかりして臨みましょう。

STEP4
転職活動の進め方の確認

いつまでに何をやるのかを決める作戦会議です。転職活動で大事なのは「スピード」。転職市場は動きが激しく、選考もナマモノ。だらだらしていると、希望の企業を見つけることも、選考に進むこともできません。しっかりとスケジュールを組みましょう。

STEP5
その他の質問

転職に関する疑問や不安が残っていた場合、最後に全部ぶつけて解消しましょう。初歩的な質問や漠然とした不安でも、キャリアアドバイザーの方は親身になって丁寧に対応してくれます。

マイナビエージェントの面談後の流れ

STEP1
書類修正〜求人紹介

面談を踏まえて、キャリアアドバイザーのアドバイスをもとに履歴書・職務経歴者の修正。その後、一般には出回っていない非公開求人を含めた「あなたに合った求人」が紹介されます。

STEP2
書類選考〜面接

選考についてもキャリアアドバイザーが徹底サポート。普通では聞けない企業の本音や選考対策も聞けます。どうしても行きたい企業であれば、担当者が特別にプッシュしてくれることも。

STEP3
内定・入社

内定後にも、条件交渉、意思決定、退職交渉、入社前準備とやることは沢山。しかし、こちらもキャリアアドバイザーが全てサポートしてくれます。

マイナビエージェント以外におすすめの転職サービス

マイナビエージェント以外におすすめしているのが、下記の転職サービスです。有名な転職サービスばかりなので、ハズれはありません。

元リクルートの転職エージェントからすると、知名度の低い転職サービスはおすすめできません。「求人数」「サポートの質」「年収アップ率」を考えると、大手企業が運営している転職サービスの方が断然おすすめです。

1位:リクルートエージェント
2位:doda
3位:パソナキャリア