【リクルート用語】元リクがリクルートの社内用語を紹介

リクルートの社内用語は「リクルート用語」と呼ばれ、結構有名ですよね。今回は、元リクルートの私が使っていた、聞いていたリクルート用語を紹介します。

どの会社にも社内用語はありますが、その中でもリクルートは少し特殊な言い回しが多いので、チェックしてみて下さい。

目次

良く使っていたリクルート用語

リクルート

①Aヨミ、Bヨミ、Cヨミ

リクルートには「ヨミ表」という、営業ツールがあります。簡単に言うと、目標達成できるかを管理するシートです。Aヨミはほぼ確実に受注できるということ。受注可能性が下がれば、C寄りになります。

ちなみに、リクルートは”営業会社”と言われますが、本当にその通り。月末は、ヨミ表の棚卸しがあり「それはAヨミでいいの?Bに近くない?」こんな会話が繰り広げられます。まさにど真ん中の営業会社です。

②着地

先ほどの「ヨミ表」の中で使われる用語。着地は、確実に達成する売上金額のこと。「今月の着地は600万円です」のように使われます。

ちなみに、着地をはずすと、マネージャーと気まずい状況になります。。。

③ビル倒し

リクルートの営業なら、みんな知っているこの言葉。ビルの上から下まで営業すること

新卒1年目のときには、テレアポや飛び込み営業などをやる機会が多く、昔はビル倒しをしている先輩方が多くいらっしゃいました。今は、そこまでガツガツとした営業はしていません。

④フィジビリ

この言葉は、新しいサービスや制度が始まる際に良く使われます。新しいサービスを導入する際に「まずはフィジビリで」という言葉を何度も聞きました。意味は「実験的に」。まずは実験的に導入して、様子を見て本格化していこうという意味です。

リクルートは新しいサービスや新しいツールを積極的に導入しているので、クオーターに1回はフィジビリが行われていました。定着しないサービスも多かったですが。。。

⑤かまぼこ

窓際にある机のこと。新卒1年目の初月は、まだ自分のデスクが用意されておらず、かまぼこでテレアポをやっていました。今では良い思い出です。

リクルートの本社?は、東京駅のグラントーキョーサウスタワーという超高層ビルにあり、夜景を見ながらよく仕事をしていました。ちなみに、喫煙所から見る東京タワーやスカイツリーは最高の景色でした。あぁ、懐かしい。。。

⑥フィックス

「日程をフィックスしよう」この言葉を何度使ったことか。意味は、「確定する」です。ミーティング、アポ、飲み会の日程の際には、絶対に使います。リクルートを卒業した今も使っている自分がいます。本当に便利な言葉です。

⑦ボール

「これって誰ボール?」

コミュニケーションの中で、どちらがアクションを起こす方かを確認する言葉です。うまく表現できませんが、トラブルが合った際に「これって、今誰ボール?」と良く聞かれました。

自分か、相手のどちらがアクション(連絡)しなきゃいけないのかを明らかにするために使われます。

⑧ジャストアイデア

私自身この言葉を在職中に使った思い出はありませんが、よく使われている社内用語らしいです。意味は「ただのアイデアですが…」です。そのままですね。。。

リクルートでは「結局お前はどうしたいの?」と問われることが多く、その際に「ジャストアイデアですが…」と使用します。

⑨NR

NR(エヌアール)は「直帰」という意味です。No Returnの略で、アポから直接自宅に帰る際に使います。

私はNRを使うことが多く、空アポを疑われることもありました。使う際はほどほどに。。。

おわりに

いかがだったでしょうか?あなたが知っている用語は何個ありましたか?リクルートは独自の文化が強い会社で、社内用語も特殊なものが多いです。

リクルートに転職される方は、上記の1つでも知っていれば、ラポール(アイスブレイク)でも使えるかもしれません。ちなみに、リクルートはアイスブレイクをラポールと呼ぶ方が多いです。

あ、あと「お前はどうしたいの?」これもよく使います。当事者意識を強く持つための言葉です。いい言葉ですね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

リクルートの関連記事

目次
閉じる