「代替の読み方は、だいたい?だいがえ?どちらが正しいのかわからない」
このような疑問に答えます。
「代替」という言葉は何かとよく使いますが、読み方を間違えている人は多いです。読み方を間違えると、恥ずかしいだけでなく、常識がない人というイメージを持たれることも。これを機に正しい読み方を覚えましょう!
代替の読み方

「代替」の正しい読み方は「だいたい」です。
「代替」を「だいがえ」と読むのは間違いなので、注意しましょう。「替」は、音読みが「タイ」、訓読みが「か(える)」です。「代替」の読み方は、音読みの「タイ」ということになります。
音読みと訓読みの違いとは
音読み:中国の発音をもとにした読み方。聞いただけでは意味が通じないものが多い。
訓読み:日本語の読み方。聞いただけで意味が通じるものが多い。
「だいたい」と「だいがえ」どちらで読む人が多い?
2014年にマイナビニュースが行った男女300名向けのアンケートによると、正しい読み方である「だいたい」の方が多いです。
「だいたい」:69.0%
「だいがえ」:31.0%
代替の意味

「代替」の意味は、「他のものでかえること」です。
それに見合う他のもので代えること。かわり。
出典:三省堂『大辞林』
代替の使い方
「代替」は、「◯◯を△△で代替する」「◯◯の代替として」のように使われます。
例えば、
- 今まで使っていた機械が壊れたので新しい機械に代替する
- 次のミーティングでは代替案を考えなければいけない
- 代替機がすぐに故障してしまったのでサービスセンターに電話をした
のように使われます。
代替の類義語
代替の類義語には、主に「代行」「代用」「代理」があります。
代替の類義語①:代行の意味と使い方
代行の意味は、「代わって事を行うこと」です。
- 友人がお酒を飲んでいるので私が運転を代行します
- Aさんはお休みなので業務は私が代行します
代わって事を行うこと。また、その人。
出典:三省堂『大辞林』
代替の類義語②:代用の意味と使い方
代行の意味は、「その物の代わりに用いること」です。
- 塩がなかったので醤油を代用しました
- Aさんが産休に入ったので私が代用教員として着任した
- 踏み台を箱で代用する
その物の代わりに用いること。間に合わせて使うこと。
出典:三省堂『大辞林』
代替の類義語③:代理の意味と使い方
代行の意味は、「その人に代わって物事を処理すること」です。
- Aさんがお休みなので代理として私が発表します
- 彼の代理として私がファシリテーターを務めます
①その人に代わって物事を処理すること。また、その人。代行。
②ある人が、本人のためであることを示して、第三者と法律行為をなすこと。法律効果は直接に本人と第三者との間に生ずる。
出典:三省堂『大辞林』
読み間違えやすい漢字をピックアップしています。社会人の常識として、正しい読み方を覚えておきましょう。

正:ちょうふく
誤:じゅうふく

正:そうさい
誤:そうさつ
正:せいきょ
誤:いきょ

正:ちょうふ、てんぷ
誤:はりつけ

正:じゅんしゅ
誤:そんしゅ

正:だいたい
誤:だいがえ

正:さっきゅう
誤:そうきゅう

正:つつもたせ
誤:びじんきょく

正:いわゆる
誤:しょせん

正:いちだんらく
誤:ひとだんらく

正:ひとごと
誤:たにんごと

正:はんれい
誤:ぼんれい

正:おのおの
誤:かくかく

正:ほっそく、はっそく

正:しんちょく
誤:しんぽ

正:いそんしん
誤:いぞんしん

正:しゅっしょうりつ
誤:しゅっせいりつ

正:かつあい
誤:わりあい

正:てんぷ
誤:そうふ

正:きんせん
誤:ことせん

正:はんよう
誤:ぼんよう

正:れんか
誤:けんか

正:らいさん
誤:れいさん

正:かんはつ
誤:かんぱつ

正:ようやく
誤:しばらく

正:じゅっこう
誤:じゅくこう

正:だいそれた
誤:たいそれた

正:ありうる
誤:ありえる

正:きょうじる
誤:こうじる

正:たぐる
誤:てさぐる

正:かどち
誤:かくち

正:つづきがら
誤:ぞくがら

正:ごひいき

正:めあたらしい
誤:まあたらしい

正:ごようたし

正:めした、もっか

正:くせもの
