「早急の読み方は、そうきゅう?さっきゅう?どちらが正しいのかわからない」
このような疑問に答えます。
「早急」という言葉は何かとよく使いますが、読み方を間違えている人は多いです。読み方を間違えると、恥ずかしいだけでなく、常識がない人というイメージを持たれることも。これを機に正しい読み方を覚えましょう!
早急の読み方

「早急」の正しい読み方は「さっきゅう」です。
もともとは「さっきゅう」と読まれていましたが、「そうきゅう」と読む人が増えたため、「そうきゅう」と読む人の方が多いのが現状です。
言葉は生き物と言われるように、時代によって漢字の読まれ方は変わっていきます。これを慣用読み(誤った読み方が一般的に広く使われるようになること)と言います。
「だいたい」と「だいがえ」どちらで読む人が多い?
2014年にマイナビニュースが行った男女300名向けのアンケートによると、「そうきゅう」と読む人の方が多いです。
「そうきゅう」:72.3%
「さっきゅう」:27.7%
また、CanCamが行った女性100名向けのアンケートによると、「そうきゅう」と読む人が90%を超えています。
「そうきゅう」:90%
「さっきゅう」:10%
早急の意味

「早急」の意味は、「非常に急なこと」です。
非常に急ぐこと。また、そのさま。至急。そうきゅう。
出典:三省堂『大辞林』
早急の使い方
「早急」は、緊急性が高く早めに行うべきことがある際に使われます。
例えば、
- トラブルには早急な対策を講じる必要がある
- 午後のミーティングまでに資料を早急に修正する
- 明日の会合の出席者に時間変更の旨を早急に連絡する
のように使われます。
読み間違えやすい漢字をピックアップしています。社会人の常識として、正しい読み方を覚えておきましょう。

正:ちょうふく
誤:じゅうふく

正:そうさい
誤:そうさつ
正:せいきょ
誤:いきょ

正:ちょうふ、てんぷ
誤:はりつけ

正:じゅんしゅ
誤:そんしゅ

正:だいたい
誤:だいがえ

正:さっきゅう
誤:そうきゅう

正:つつもたせ
誤:びじんきょく

正:いわゆる
誤:しょせん

正:いちだんらく
誤:ひとだんらく

正:ひとごと
誤:たにんごと

正:はんれい
誤:ぼんれい

正:おのおの
誤:かくかく

正:ほっそく、はっそく

正:しんちょく
誤:しんぽ

正:いそんしん
誤:いぞんしん

正:しゅっしょうりつ
誤:しゅっせいりつ

正:かつあい
誤:わりあい

正:てんぷ
誤:そうふ

正:きんせん
誤:ことせん

正:はんよう
誤:ぼんよう

正:れんか
誤:けんか

正:らいさん
誤:れいさん

正:かんはつ
誤:かんぱつ

正:ようやく
誤:しばらく

正:じゅっこう
誤:じゅくこう

正:だいそれた
誤:たいそれた

正:ありうる
誤:ありえる

正:きょうじる
誤:こうじる

正:たぐる
誤:てさぐる

正:かどち
誤:かくち

正:つづきがら
誤:ぞくがら

正:ごひいき

正:めあたらしい
誤:まあたらしい

正:ごようたし

正:めした、もっか

正:くせもの
